眼球運動・瞳孔運動の測定・解析・解釈方法と応用研究事例【提携セミナー】
開催日時 | 2022/1/17(月)10:30-16:30 |
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担当講師 | 平田 豊 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 47,300円 |
・“瞳孔や眼球の動き”をどのように計測・解析するのか? そこから何が読み取れるのか?
・「居眠り運転防止技術」:今後の可能性・展望は?
眼球運動・瞳孔運動の測定・解析・解釈方法と
応用研究事例
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
「目は口ほどにものをいう」と言われますが,脳の意識的,無意識的な状態が眼球運動や瞳孔運動に反映されるので,「口以上にものをいう」可能性があります.眼球運動には様々な種類があり,Yaw, Pitch, Rollの3次元回転をしますが,それぞれに異なる脳部位が関わっています.ウェアラブルデバイスにより容易に目が常時観測可能になった今,目から人の様々な状態をリアルタイムモニタリングすることが可能になっています.本講演では,眼球,瞳孔運動の生理解剖学的な基礎から,各種眼球,瞳孔運動の人の状態推定への応用法について取り上げます.
◆受講後、習得できること
- 瞳孔や眼球運動、各種生体情報の計測と解析・解釈方法
- 生体現象の数理モデル化とシミュレーション解析の方法
応用事例として
- 瞳孔・眼球運動を指標とした居眠り運転防止技術の研究開発
- スポーツ選手の眼球運動計測とパフォーマンス改善トレーニング
◆受講対象者
- 眼球運動や各生体情報を計測・解析したい方
- それによる応用技術・新製品・新商品を検討したい方
(ドライバーの居眠り運転防止技術、アスリートの運動能力向上技術など) - 生体を計測するためのセンサ・デバイスの研究開発者
担当講師
中部大学 大学院 工学研究科 ロボット理工学専攻
/ 工学部 ロボット理工学科 教授 博士(工学) 平田 豊 氏
セミナープログラム(予定)
1 眼球運動と瞳孔の解剖学概論
1.1 眼球と筋肉系の構造
1.2 三次元剛体回転の非可換性と眼球運動
1.3 眼球運動に関わる脳部位
1.4 瞳孔筋系の構造
1.5 瞳孔制御に関わる脳部位
2 様々な眼球運動:役割と性質
2.1 サッカード
2.2 サッカード後の眼位保持(中枢神経積分器)
2.3 滑動性眼球運動
2.4 輻輳眼球運動
2.5 視運動性眼球運動
2.6 前庭動眼反射
2.7 固視微動
3 眼球運動に基づく人の状態(眠気,注意,自律神経活動)検知に関する知見・研究事例紹介(順不同)
3.1 瞳孔応答からの自律神経活動推定
3.2 瞳孔に現れる眠気とその予兆
3.3 瞳孔と単語学習
3.4 マイクロサッカードと注意
3.5 前庭動眼反射と覚醒度
3.6 心拍と前庭動眼反射
3.6 輻輳眼球運動に現れる眠気とその予兆
3.7 視運動性眼球運動と未来予測
3.8 自動車運転時に評価可能な眼球運動
3.9 球技時の滑動性眼球運動とサッカード
4 今後のウェアラブルデバイス開発等に向けて
4.1 デバイスに求められる特性
4.2 今後の展望
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2022年1月17日(月) 10:30-16:30
開催場所
Zoomによるオンラインセミナー
受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】
47,300円(税込、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引
備考
配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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