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トランジスタとオペアンプから始めるアナログ回路設計(セミナー)
2025/7/14(月) 10:00~16:00
お問い合わせ
03-6206-4966
開催日時 | 2025/7/24 (木) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。 |
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担当講師 | 平田 豊 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 50,600円(税込(消費税10%)、資料付) |
《覚醒度・注意・嗜好・空間認知の操作・サポート》
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
○講師より/本セミナーのポイント
「目は口ほどにものをいう」と言われますが,脳の意識的,無意識的な状態が眼球運動や瞳孔運動に反映されるので,「口以上にものをいう」可能性があります.眼球運動には様々な種類があり,Yaw, Pitch, Rollの3次元回転をしますが,それぞれに異なる脳部位が関わっています.ウェアラブルデバイスにより容易に目が常時観測可能になった今,目から人の様々な状態(覚醒度,注意,嗜好,空間認知)をリアルタイムモニタリングすることが可能になりつつあります.
本講演では,眼球,瞳孔運動の生理解剖学的な基礎から,各種眼球,瞳孔運動の人の状態推定への応用法について取り上げます.適宜,アニメーションや動画,実データを示して解説します.
◆受講後、習得できること
◆受講対象者
中部大学 大学院 工学研究科 ロボット理工学専攻 / 理工学部 AIロボティクス学科 教授 博士(工学) 平田 豊 氏
講師紹介
脳の情報処理、特に、生存する空間内での自己の運動知覚,運動の学習と記憶に関わる情報処理を理解し、工学・医療等へ応用することを目指している。
・中部大学 AI数理データサイエンスセンター 兼務 (センター長)
・中部大学 創発学術院 兼務
・中部大学 学長補佐
1 眼球運動と瞳孔の解剖学概論
1.0 はじめに:眼球運動の目的と機能
1.1 眼球と筋肉系の構造
1.2 三次元剛体回転の非可換性と眼球運動
1.3 眼球運動に関わる脳部位
1.4 瞳孔筋系の構造
1.5 瞳孔制御に関わる脳部位
2 様々な眼球運動:役割と性質
2.1 サッカード
2.2 サッカード後の眼位保持(中枢神経積分器)
2.3 滑動性眼球運動
2.4 輻輳眼球運動
2.5 視運動性眼球運動(OKR)
2.6 前庭動眼反射(VOR)
2.7 固視微動
2.8 瞳孔(縮瞳,散瞳,ゆらぎ)
3 眼球・瞳孔運動に基づく人の状態(眠気,注意,自律神経活動)検知に関する知見・研究事例紹介(順不同)
3.1 瞳孔応答からの自律神経活動推定
3.2 瞳孔に現れる眠気とその予兆
3.3 瞳孔と単語学習
3.4 マイクロサッカードと注意状態推定
3.5 前庭動眼反射(VOR)と覚醒度
3.6 心拍と前庭動眼反射
3.6 輻輳眼球運動に現れる眠気とその予兆
3.7 視運動性眼球運動と未来予測
3.8 自動車運転時に評価可能な眼球運動
3.9 3次元眼球運動から知る自己運動の脳内推定状態
4 今後のウェアラブルデバイス開発等に向けて
4.1 デバイスに求められる特性(講師の開発経験を交えて)
・眼鏡への着脱可能な眼球・頭部運動計測装置
・スマートフォンアプリ:眠気予兆インジケータ
・ハードウェアに求められる諸要素
・ソフトウェアに求められる諸要素
4.2 今後の展望
・目からヒトの状態評価
・目によるヒトの状態操作(オキュロフィードバック技術)
・HMI・HCI
<質疑応答>
2025年7月24日(木) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
Zoomによるオンラインセミナー
【オンライン受講】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。
●録音・録画行為は固くお断り致します。
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
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