技術者に求められる「変化への対応力」

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製品・サービスは猛烈な速さで変わっていく

下の写真は、「電話」について、この50年ほどの間の変遷を示していますが、こうして見るときわめて身近な製品・サービスである「電話」の領域で、わずか10~20年ごとに劇的な変化が起きてきたことがわかります。

(参考:NTT東日本「電話機の歩み」、NTTドコモ)

左は、年配の方ならばご存知の黒電話です。家庭や職場に設置された「固定電話」と呼ばれるもので、発売は前回の東京オリンピックの頃、1970年代に急速に一般家庭に普及し、1980年頃にはほぼすべての家庭に普及したようです。

中央はおなじみの携帯電話、今では「ガラケー」などとちょっと酷い呼ばれ方をしていますが、「固定電話」がほぼ全家庭に普及してから10数年、1990年代に急速に普及しました。カメラ付きや、メールや簡単なインターネット接続が可能で、「電話」以外の様々なサービスが可能となったのです。一方、携帯電話の普及とともに、固定電話は徐々に減少し、最近では固定電話サービスの維持にNTTが苦慮しているという状況も伝えられています。

右が、現在主流のスマートフォンで2000年代後半から急速に普及し、第4世代通信方式の高速性を生かした多様なインターネットサービスにより、「電話も使える」個人情報機器として生活に不可欠なものになりつつあります。
(昭和62年版通信白書、情報通信白書平成29年版、による)

身近な例として電話を挙げましたが、20年も経たないうちに、主流の製品・サービスが大きく入れ替わっていくというような劇的な変化は、電話以外の様々な製品・サービスの分野でも起きています。
 

技術者も変化への対応を迫られる

このような、急激な変化の背景には、その製品・サービスに関わる様々な技術の急速な進歩があるわけですが、それに伴って、そうした製品・サービスに関連する部品・装置・ソフトウェア・設備なども当然大きな変化があり、それらに携わっていた技術者の皆さんは、そうした変化への対応を迫られたわけです。
製品・技術の進歩・変遷の速さは加速する一方で、現在の担当分野に安住しているわけにはいかないのです。
 

変化への対応力を磨くためには?

ではそうした変化への対応力を養う方法をどう考えれば良いでしょうか。

1つ目は、技術者としてのベースとなる基本的能力を磨くことです。
具体的には、発想法、問題解決法、ロジカルシンキング、といったものがそうした能力になります。

2つ目は、様々な技術・製品分野に共通的に求められる能力・知識・スキルを磨くことです。
技術情報の収集能力(学会論文、先行特許など、を検索・調査し、当該技術分野のこれまでの研究開発経緯、要素技術、現在の課題などを的確に把握・理解すること)や、QCに関わる知識・スキルなどがこれに該当します。

こうした能力、知識、スキルを磨くことで、未経験の分野への転身を迫られても乗り切る力を得ることができます。

このような方法で、是非、技術者としての「地力」を強化してください。
 

(アイアール技術者教育研究所 S・M)

 

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