粘膜/mucin(ムチン)の薬物動態的役割とその重要性、医薬品開発への応用【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 岸本 久直 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
★薬物の体内動態に関わる「粘液・mucin」の機能と最新の研究動向を解説します。
★癌細胞におけるMUC1を介した薬剤耐性化の新規メカニズム解明!
粘膜/mucin(ムチン)の薬物動態的役割とその重要性、
医薬品開発への応用
≪最新研究動向を含めて、今後の課題と将来展望を探る≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
粘液は、生体が外界と接する様々な粘膜上皮表面に分泌され、生体外異物の体内侵入を防ぐための生体防御バリアとしての役割を担っています。一方、薬物吸収の観点からは、薬物の生体膜透過に対する障壁として働くことが知られています。近年の研究により、粘液の主成分の一つであるmucinと薬物との相互作用の可能性が見出されたことに加え、がん細胞の薬剤耐性化にも関与することが明らかとなり、薬物の吸収を制御する重要な因子として注目を浴びています。
本講座では、粘液/mucinの薬物動態的役割について概説し、最新の研究動向について解説します。さらに、医薬品開発への応用について、今後の展望を解説します。
◆受講後、習得できること
- 粘液/mucinの基礎的知識
- 粘液/mucinの薬物動態的役割とその重要性
- 粘液/mucinの病態時における変化
- 粘液/mucin研究の創薬への応用
担当講師
東京薬科大学薬学部 薬物動態制御学教室 助教 博士(薬学) 岸本 久直 先生
■主経歴等
2009年3月 東京薬科大学大学院 薬学研究科 修士課程 修了
2009年4月 大正製薬株式会社に入社
製薬技術研究所 製剤研究室にて経口固形製剤の製剤設計業務等に従事
2013年7月 東京薬科大学薬学部 薬物動態制御学教室 助手
2016年3月 博士(薬学)号取得(東京薬科大学)
2016年4月-現在 東京薬科大学薬学部 薬物動態制御学教室 助教
2019年10月-2020年12月 The University of Manchester, Wellcome Trust Centre for Cell-Matrix Research, Visiting Research Fellow
■専門および得意な分野・研究
生物薬剤学、薬物動態学、薬物吸収、粘液層、Mucin
■本テーマ関連の所属学会
日本薬物動態学会、日本薬剤学会、日本薬学会、トランスポーター研究会
セミナープログラム(予定)
1.自己紹介
2.粘液/mucinとは
2.1 研究の歴史的背景
2.2 生体内における粘液/mucinの役割
2.3 病態時における粘液/mucinの変化
3.薬物の体内動態におけるmucinの重要性
3.1 薬物吸収制御因子としてのmucinの機能
3.2 がん細胞の薬剤耐性因子としてのmucinの役割
4.医薬品開発を指向したmucin研究の最新動向
4.1 創薬ツールとしての可能性と研究動向
4.2 mucinを介した薬物送達の可能性と研究動向
4.3 mucinを標的とした薬物療法への応用
5.まとめ
(質疑応答)
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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