磁性材料の基礎と評価,その応用《演習付き》【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 柳井 武志 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
〇演習問題を交えながら受講者の皆様の「磁気の分野」への関心を高めます。
磁性材料の基礎と評価,その応用
【演習付き】
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
大学では電気磁気学で「電気の分野」と「磁気の分野」を教えています。磁気の研究に携わる者として残念ではありますが,「磁気の分野」の方が苦手な学生が多い傾向があります。業務ではなんとなく「磁気の分野」を使っている方々の中にも,磁気の分野が苦手だった方もいらっしゃると思います。「磁気の分野を復習する」,「幅広く磁気の分野を学んで新しい応用のヒントを得る」,「磁気特性評価時のポイントを知る」などをねらいとして,演習問題を交えながら受講者の皆様の「磁気の分野」への関心を高めたいと思います。
◆受講後、習得できること
- 磁性材料の基礎知識
- 計測のノウハウ
- 磁性材料の動向
◆受講対象者
- 磁性材料に関連する研究開発を始めようと思っている方、始めたいと思っている方
- 業務でなんとなく磁性材料を使っているが,この機に一度勉強してみようという方
- 一般知識として,磁性材料に関する基本的なことをおさえておきたい方
- 本テーマに興味のある方
◆必要な予備知識など
- 大学で一度電磁気学の講義を履修した方は特に必要ありません
- 電磁気学の講義を履修したことがない方もできる限り平易に説明しますが,“磁場”,“磁束密度”,“磁化”,“ヒステリシスループ”など,磁気の分野の物理量やキーワードを最低限おさえておいてもらえればよりスムーズに理解が進むと思われます
◆講演中のキーワード
磁性材料,単位,計測,異方性,磁化過程,ヒステリシスループ
担当講師
長崎大学 工学研究科 准教授 柳井 武志 先生
■ご略歴:
2000年3月長崎大学工学部電気情報工学科卒業,2002年3月同大学院生産科学研究科博士前期課程電気情報工学専攻終了,2005年3月同博士後期課程物質科学専攻修了。同月同工学部助手,2007年4月同大工学研究科助教を経て,2016年10月同准教授,現在に至る。博士(工学)。2012年3月より2013年3月まで,オーストラリアMonash大学にて客員研究員。
■ご専門および得意な分野・研究:
ウェットプロセスを用いた磁性材料創製とその応用
■本テーマ関連学協会でのご活動:
電気学会,日本磁気学会,表面技術協会,IEEE会員。電気学会,“電磁機器高性能化に向けた電力用磁性材料活用技術調査専門委員会”幹事。日本磁気学会,“エネルギーマグネティックス専門研究会”世話人。
セミナープログラム(予定)
1.磁性体の基礎(90分)
1.1 単位系
1.2 E-H対応とE-B対応
1.3 磁気モーメントと自発磁化
1.4 局在電子モデルと遍歴電子モデル
1.5 ヒステリシスループ
1.6 磁性材料の種類
2.磁性体の物理(90分)
2.1 磁気異方性
2.2 磁気ひずみ
2.3 磁区と磁壁
2.4 磁化過程
2.5 磁気特性と組織
2.6 異方性の応用
3.評価ならびに磁性体応用・展望(90分)
3.1 軟磁性材料の磁気特性の評価法
3.2 硬磁性材料の磁気特性の評価法
3.3 磁気イメージング
3.4 磁気計測の課題
3.5 磁性体の応用・展望
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料は、印刷物を郵送もしくはメール送付のどちらかを検討中です。
お申込については4営業日前までのお申込みを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキストが郵送となった場合、資料の到着がセミナー後になる可能性がございます。
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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