分取HPLCの基礎・クロマトグラムの解析法と分析上の留意点【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2023/2/17(金)10:30~16:30 |
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担当講師 | 松下 至 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 55,000円(税込) |
試料前処理の方法及び日常保守と装置のトラブルシューティング
分取HPLCの基礎・クロマトグラムの解析法と
分析上の留意点
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
分析用HPLCと分取HPLCの基本的な違いを説明し、今後の分取HPLCの活用を明示する。分取HPLCの基礎と解析法と試料前処理法び日常保守について解説し、その後、装置のトラブルシューティングついても詳しく説明する。業務中に装置が正常ではなくなった時にはどのように対処してゆけばよいのかを具体的に解説する。
日々の業務で分取HPLCをうまく使いこなせるには、どのような技術が必要かを念頭に置いて解説して行く(2例のビデオ解説を盛り込む)
この講座を契機に実験者が安心して分取HPLCを使いこなせるようになる事を目指すセミナーである。
習得できる知識
1.HPLCでの分離メカニズムの理解が出来る。
2.クロマトグラムからの計算法と解析法が出来るようになる
3.試料前処理の仕方、溶離液の作製方法が習得できる
4.分取HPLC装置を効率よく使用するための、日常保守点検の具体的技法
5.装置のトラブルシューティングについて、事例豊富に解説!
実験者自ら修理できる?/メーカーに依頼しなければならない? そんな判断ができるようになる。
上述の項目を理解できることにより、HPLC装置を使いこなせるようになることを目的としている。
(加えて、ジェイアイサイエンス研究で培った秘術も紹介する予定である)
担当講師
ジェイ・アイ・サイエンス研究所 所長 松下 至 氏
セミナープログラム(予定)
第1部 分取HPLCの基礎及びクロマトグラム解析法と試料前処理の方法
(1)装置の概要と流路フロー図と基本的なメンテナンス
- HPLCポンプ
- 検出器
- オートサンプラー
- レコーダー
- グラジエントミキサー ・フラクションコレクター 全流路の理解
(2)クロマトグラフィーの分離カニズムの理解
- 吸着クロマトグラフィーの解説
- 分配クロマトグラフィーの解説
- アフィニテイークロマトグラフィーの解説
- イオン交換クロマトグラフィーの解説
- ゲルろ過クロマトグラフィーの解説
(3)分取カラム種類とカラム選定技法
- 吸着用カラム
- 分配用カラム
- イオン交換用カラム
- ゲルろ過用カラム
- アフィニテイ用カラム
(4)試料前処理技術と溶離液作成法
- 原材料からの有効成分の抽出法 (特異な方法についても解説)
- 不純物、微細物の除去技術 (必要装置)
- 溶離液の作成法、濃度の計算法(モル、%、PPM等)(溶解度、比重等)
(純水の製造法、緩衝液の作成法、pH調整液の作成法、溶離液の保存法)
ビデオによる解説 1~2例 (10分程度)予定
(5)分取カラムの寸法の決め方
- 最初は分析から始める
- 分離度Rsをもとににカラム選択
- カラムスケールアップの計算法
- 分取クロのより効率化の検討法(経費、時間、イニシャルコスト等)
第2部 日常保守点検と分取装置のトラブルシューティング
(1)日常保守点検
①HPLCポンプ内洗浄のコツ
②マイクロシリンジの詰り
③オートサンプラーの詰り
③注入口から排出口までの流路の詰りと洗浄
④ラインフィルターの詰り
⑤プレカラムのつけ方と洗浄法
⑥試料の採取法と保存方法
⑦溶離液の腐敗防止
⑧フラクションコレクターの整備
⑨使用後のカラムの洗浄と保管法
⑩分取溶液の保管方法
ビデオによる解説 1~2例 (10分程度)予定
(2)トラブルシューティング
①駆動ポンプのトラブル
②溶離液の脱酸素装置のトラブル
③ラインフィルターのトラブル
④オートインジェクターのトラブル
⑤汎用される検出器のトラブル
⑥各種検出器のトラブル
⑦カラム恒温層のトラブル
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023/2/17(金)10:30~16:30
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。