ウエブハンドリング,巻取り理論と不具合対応,テンション制御,スリット技術,その品質管理【提携セミナー】
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ウエブハンドリング,巻取り理論と不具合対応,テンション制御,スリット技術,その品質管理【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2023/1/25(水)10:30~16:30 |
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担当講師 | 平山 正廣 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 55,000円(税込) |
★軟包装(フレキシブルパッケージ),樹脂,フィルム,金属箔,紙などの材質による制御条件の違い
★摩擦のコントロール,シワ防止,蛇行防止,スリップ防止,カール防止,巻取欠陥防止などのコツ
ウエブハンドリング,巻取り理論と
不具合対応,テンション制御,スリット技術,その品質管理
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
- ウエブハンドリング理論におけ基本原則
- ウェブの巻取問題と加工工程の不具合現象
- ウェブの力学的性質
- ウェブの座屈について
- ウェブの折れしわ
- ウエブの巻取り理論
- 巻取理論の応用例
- スリット工程
- スリッター機の基本構造
- 加工における巻出・巻取りの理論
習得できる知識
包装における役割は.①内容物の保護,②取り扱いの利便性,③情報の提供が主たる機能があり,軟包装(フレキシブルパッケージ)は包装の役割を満たしと共に大量にパウチを製造する方式である。 軟包装の生産方式は,印刷用巻取りフィルム.巻取りバリアーフィルム(アルミ箔を含む),巻取りシーラントフィルムからなり巻取り方式でグラビア印刷後.第一ラミネート工程の印刷品とバリアーフィルムを巻取りで貼合せ,印刷/バリア層の巻取り品をシーラントフィルムと 第二貼合の巻取り品を,スリット工程にて得意先の要望巾にスリットして得意先に納入する。 第一部では,ウエブハンドリングにおける理論を.巻取り加工に関わる巻取り直進性.巻取りと摩擦の関係,テンション設定巻取り中の空気含現象.加工中の巻取りしわ.座屈等の発生とロールによる解決方法.また巻取りの不具合問題である「菊模様」「タケノコ現象=ズッコケ」「ゲージバンド=骨」の発生と古典的理論である[厚肉円筒内部の微小要素の力の釣合式」から発展したALTMANNの公式,HAKIELの巻取理論.最新の理論.粘弾性を考えた理論を述べる。 また第二部においてスリット工程におけるスリットの方式,テンション決定,用いる刃物,スリット端面処理等とスリット工程のトラブルシューティングと作業者の教育方法までを学びます。
担当講師
【元】凸版印刷(株) 平山 正廣 氏
セミナープログラム(予定)
第1部 ウェブハンドリングの理論
Ⅰ.ウエブハンドリング理論におけ基本原則
Ⅱ.ウェブの巻取問題と加工工程の不具合現象
1.ウェブの力学的性質
1.1 ウエブに作用する力と変形
1.2 フックの法則
1.3 ウェブの弾性.粘性.粘弾性
1.4 ウェブハンドリングのトライボロジー(摩擦力)
- 空気の巻き込みと流体潤滑
- 真空中から大気への移行での摩擦係数
- レイノルズ方程式の応用
- フォイル軸受モデルの浮上量
- 巻取り摩擦の物理的.化学的影響
1.5 混合潤滑とマクロスリップ
1.6 マイクロスリップの抑止
- マイクログループローラ
2.ウェブの座屈について
- ウェブ搬送系のウェブの座屈
- ミスアラインメントでの座屈
3.ウェブの折れしわ
- ロール平行度での折れしわ
- 張力とロール速度の関係
- ロール上での折れしわ発生について
- 折れしわの種類
- 折れしわの分離・拡張ロール
4.ウエブの巻取り理論
4.1 ウェブの巻取方式
1)中央駆動巻取(センタードライブ)
2)表面駆動巻取(サーフェスドライブ)
3)併用駆動巻取(コンビネーションドライブ)
4) 中央駆動巻取方式でのニップ荷重
ⅰ)ニップなし方式
ⅱ)ニップあり方式
ⅲ)中央駆動ニア巻取方式
4.2 ロール内部の応力状態
4.3 巻取状態の巻取理論数値データー
- 固巻き状態のロール内部応力状態
- 軟巻き状態のロール内部応力状態
4.4.巻取の不具合現象
- スターディフェクト(菊模様)
- テレスコープ(ズッコケ.タケノコ)
- ゲージバンド(骨)
4.5.巻取に関する古典的理論
- 厚肉円筒内部の微小要素の力の釣合い式
4.6 Altmannの公式
4.7 Hakielの巻取理論
- Hakielモデル
4.8 修正 Hakielモデル
- 空気含有への取り組み
- ニップロールの取り組み
4.9 巻取問題の防止方法
- テーパーテンションの考え方
- Hakielモデルとテーパーテンションと
- 空気巻込みの影響
- Hakielモデルとテーパーテンション.
- 空気巻込み.ニップロール使用
- 修正 Hakielモデルとテーパテンションの理論値と実測検証値
4.10 巻取の最新理論
- 最適張力とテーパテンション巻取のスリップ試験
4.11 粘弾性巻取理論
- 巻取後の温度変化を考慮した理論
5.巻取理論の応用例
5.1 輸送中の巻取のテレスコープ(ズッコケ)
第2部 スリット工程
Ⅰ.スリッター機の基本構造
1.機械全体の張力(テンション)関係とスリット
2.スリッターの基本チェック
3.スリッター部位のパスライン
4.直線切りについて
5.屈曲切りについて
6.空中切りについて
7.レザーカット方式
8.シェアーカット方式.1
9.スコアーカット方式.1
10.そのスリット方式
11.刃物の材料と表面処理
12.刃物への要求品質
13.刃物について
14.スリッタ時の製品不具合
15.不具合現象例
16.材料の除塵.1(ブラシ)(超音波.エアーナイフ)
17.金属箔材料.複合材料の品質改善
18.金属箔材料単体品質改善
19.金属箔材料品質改善図
20.電極材の品質改善
- 電極材のスリッター概念
- 電極材のスリット条件
Ⅱ.加工における巻出・巻取りの理論
1.テンション(張力)と制御
2.テンション決定
3.張力とトルクの関係
4.テンション制御システムとアクチュエータ
5.速度制御用アクチュエータ
6.張力検出器式ドロー制御
7.トルク制御用アクチュエータ
8.張力検出器式トルク制御
9.速度制御とトルク制御(主軸有り)
10.速度制御とトルク制御(主軸無し)
11.テンションコントロールの基本構成
12.各制御部位の意義
13.スリッター工程の不具合と対応
14.スリッター教育
15.オペレーターチェック項目
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023/1/25(水)10:30~16:30
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
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※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。