インクジェットインクの特徴と設計、その応用【提携セミナー】

インクジェットインクの設計セミナー

インクジェットインクの特徴と設計、その応用【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2022/5/18(水)10:30~16:30
担当講師

若原 章博 氏
小池 祥司 氏
朝武 敦 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 60,500円(税込)

★ 湿潤分散剤、表面調整剤、消泡剤など添加剤の最適処方を詳解!
★『密着性が悪い』『目詰まりが起きる』その対策とは?

 

インクジェットインクの特徴と設計、その応用

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

  • 粘性制御や表面張力の制御を行う湿潤分散剤、表面調整剤、消泡剤、レオロジーコントロール剤の構造と使い方について解説。
  • 水性インクジェットインク設計に関する考え方
  • インクの構成材料、要求性能に基盤技術、とりわけ、吐出安定性、凝集抑制について
  • 紫外線硬化型インク(UVインク)の原理,特徴,応用範囲
  • UVインク処方設計上のポイント
  • 硬化性と密着性の原理,制御方法

 

 

担当講師

【第1部】
ビックケミー・ジャパン(株) イノベーションディベロプメント統括 若原 章博 氏
【第2部】
インクリサーチ 代表 小池 祥司 氏(元・キャノン)
【第3部】
コニカミノルタ(株) IJコンポーネント事業部 シニアテクニカルアドバイザー 朝武 敦 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

【10:30-12:10】
1.インクジェット用添加剤、界面技術の基本を押さえた選び方と使い方

ビックケミー・ジャパン(株) イノベーションディベロプメント統括 若原 章博 氏

 

【講座の趣旨】
インクジェットを支える基本技術のうち、粒子の分散安定化の基本的な考え方、表面張力にかかわる現象とその制御について平易に解説する。そののち、各種インクジェットでの課題と、添加剤による解決のアプローチを述べる。主に粘性制御や表面張力の制御を行う湿潤分散剤、表面調整剤、消泡剤、レオロジーコントロール剤の構造と使い方について、各種実験例を交えて紹介する。

 

1.インク・コーティング液設計の基本的な考え方
1-1 粒子・顔料の分散安定化
1-1-1 粒子表面と吸着性
1-1-2 分散安定化のメカニズム
1-2 塗布性に影響を与える要因
1-2-1 レオロジー特性の制御
1-2-2 表面張力の制御と濡れ

 

2.インクジェットの課題と添加剤によるアプローチ
2-1 粒子の凝集を抑制する湿潤分散剤
2-2-1 湿潤分散剤の構造と特徴
2-2-2 構造制御された湿潤分散剤の利点
2-2-3 アプリケーション(水系・溶剤系・UV系)ごとの適用例
2-2 表面調整剤による塗布性
2-2-1 有機変性ポリシロキサン系とアクリル系表面調整剤
2-2-2 マクロマー技術を用いた表面調整剤の利点
2-2-3 アプリケーション(水系・溶剤系・UV系)ごとの適用例
2-3 消泡剤・脱泡剤による欠陥の防止
2-3-1 消泡剤の主な構造と特徴
2-3-2 副作用を抑えて効果を最大限引き出す添加方法
2-4 レオロジーコントロール剤
2-4-1 レオロジーコントロール剤の種類と選定方法

 

【質疑応答】

 

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【13:00-14:40】
2.水性インクジェット用インクの設計と吐出安定性、凝集抑制

インクリサーチ 代表 小池 祥司 氏(元・キャノン)

 

【習得できる知識】
・水性インクジェットインク設計に関する考え方
・インクの構成材料、要求性能に基盤技術、とりわけ、吐出安定性、凝集抑制について

 

【講座の趣旨】
記録技術分野の設計者、担当者に、水性インクジェットインク技術の概要を把握してもらう。

 

1.インクジェットインク技術の現状
1-1 技術の変遷
1-2 特許状況

 

2.水性インクジェット用インクの設計
2-1 システム設計 (ヘッド、インク、プロセス)
2-2 インク構成材料概要 (色材、溶剤、添加剤)
2-3 要求性能概要 (画質、画像堅牢性、吐出、信頼性)とその対応
2-4 管理項目(物性、不純物)

 

3.吐出安定性について
3-1 周波数応答性の確保、サテライトの抑制
3-2 間欠吐出性の向上
3-3 サーマルジェット方式への対応

 

4.凝集抑制について
4-1 目詰まり防止
4-2 保存安定性の確保

 

5.水性インクジェットインクの設計事例 (考え方)
5-1 普通紙(コピー紙)対応インク (超浸透インクと上乗せインク)
5-2 塗工印刷紙(オフセット印刷紙)対応インク (ラテックスインク)
5-3 軟包装フィルム対応インク

 

【質疑応答】

 

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【14:50-16:30】
3.UV硬化型インクの設計-硬化性および密着性の制御-

コニカミノルタ(株) IJコンポーネント事業部 シニアテクニカルアドバイザー 朝武 敦 氏

 

【ご略歴】
日本画像学会評議員,インクジェット技術部会員,編集委員,国際交流委員,色材協会インクジェット部会運営幹事,IS&T Tokyo-Japan Chapter Director

 

【習得できる知識】
・紫外線硬化型インク(UVインク)の原理,特徴,応用範囲
・UVインク処方設計上のポイント
・硬化性と密着性の原理,制御方法

 

【講座の趣旨】
近年、サイネージから商業印刷、工業印刷等さまざまな用途に紫外線硬化型インク(UVインク)が活用されています。本講座ではUVインクの原理、特徴、応用範囲について解説します。

 

1.UVインクとは(なぜUVインクが必要か?)
1-1 インクジェットヘッドの分類
1-2 インクジェットインクの定義
1-3 なぜUVインクが必要か?

 

2.UVインクの化学
2-1 UV光とは?
2-2 光重合反応とは?

 

3.UVインクの構成と処方設計
3-1 UVインクジェットインクの構成
3-2 処方の設計:粘度,表面張力,安全性

 

4.硬化性の制御
4-1 光量の制御
4-2 重合阻害の制御

 

5.密着性の制御
5-1 内部応力の制御

 

6.最近の研究開発事例から

 

7.まとめ

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2022/5/18(水)10:30~16:30

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき60,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

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