培養肉の製造技術と今後の課題・展望【提携セミナー】
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培養肉の製造技術と今後の課題・展望【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2022/1/24(月)12:30-16:45 |
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担当講師 | 下田 浩 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:41,800円 【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:47,300円 |
・「人工的に食肉を創り出す!」:培養肉研究のフロントライン!
・そもそも「肉」とは? どんな構造なのか?:そのデザインコンセプトを見出す!
・3Dバイオプリンターを使った製造・構築事例!
培養肉の製造技術と今後の課題・展望
≪食肉の構造・デザインコンセプトから3Dバイオプリンターによる構築技術まで≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
▼ 第一部 ▼ <「培養肉」作製のための> 食用肉(細胞)の成分・構造・構成とその人工的製造への指針
~医学・解剖学的見地から~
組織工学技術を用いて生体の組織と同様の立体組織を開発・創造するには、構造が機能(性能)を決定することから、目的とする組織の解剖学的特性を追究し、それを再現するプロダクトデザインを明確にすることが強く要求されます。ここでは、解剖学的視点に基づく筋肉(牛肉)の構成細胞とその構造的特徴とそこからみえてくる培養肉作製のためのデザインコンセプトについて概説します。
▼ 第二部 ▼ 組織工学技術を応用した培養肉の作製:3Dバイオプリンターの活用
~化学・工学的見地から~
まず培養肉を取り巻く世界情勢(ニーズ、参入企業や法規制動向)を概括します。次いで細胞の培養と分化誘導について近年の知見を踏まえて概説します。最後に、3Dバイオプリンターを用いた培養肉の構築について、実際の例を示しつつ、その特徴、現状の課題から今後の展望まで、詳細に解説します。
◆受講後、習得できること
- 培養肉作製のための筋肉・細胞の成分・構造の基礎知識
- それを踏まえた人工培養肉のデザインコンセプト
- 培養肉を巡る国内外の情勢
- 細胞の培養と分化誘導
- 3Dバイオプリンターによる培養肉の構築法:その取り組み事例
◆受講対象者
- 培養肉・人工肉・代替肉・植物肉等の人工的な「食肉」についての研究開発担当者・製造担当者
- SDGsを踏まえた研究開発、迫りくる食糧問題・タンパク質不足問題を見据えた研究開発や事業活動をしていきたい方
- 三次元培養、細胞培養技術に従事している方、これから着手したい方
担当講師
弘前大学 大学院医学研究科 教授 博士(医学) 下田 浩 氏
大阪大学 大学院工学研究科 教授 博士(工学) 松崎 典弥 氏
セミナープログラム(予定)
▼ 第一部 ▼ 弘前大学 下田 浩 先生 12:30-13:30
<「培養肉」作製のための>食用肉(細胞)の成分・構造・構成とその人工的製造への指針 ~医学・解剖学的見地から~
1. 筋肉をつくる細胞
1.1 筋線維が収縮するしくみ ― 筋原線維と筋フィラメント
1.2 筋線維を収縮させるもの ― 横細管と筋小胞体
1.3 筋線維のタイプ ― 赤筋と白筋
2. 筋肉としての構造
2.1 筋線維を束ねる ― 結合組織
2.2 筋肉を養う ― 脈管と神経
2.3 筋肉のでき方 ― 発生・成長・再生
3. 食肉(培養肉)をつくる
3.1 筋と脂肪の関係
3.2 食肉(培養肉)のデザインコンセプト
<質疑応答>
*** 13:30-13:45 小休憩(15分) ***
▼ 第二部 ▼ 大阪大学 松崎 典弥 先生 13:45-16:45 (途中で数回5分程度の小休憩が入ります)
組織工学技術を応用した培養肉の作製:3Dバイオプリンターの活用 ~化学・工学的見地から~
1. 培養肉を取り巻く世界の情勢
1.1 世界の食肉消費量の増大と効率の低い畜産業
1.2 畜産の環境への影響
1.3 培養肉のメリット、デメリット・課題
1.4 培養肉参入企業とその概況(海外・国内)
1.5 培養肉に関する法規制・倫理的議論
2. 細胞の培養と分化誘導
2.1 食肉をつくる各細胞
2.2 培養肉技術の現状と課題
2.3 血管・リンパ管網の構築を可能とする細胞集積法の考案
2.4 沈殿培養法:生体と同じコラーゲン密度を有する3次元組織の構築
2.5 各種ウシ細胞の培養
2.6 市場肉からの細胞回収と筋芽細胞への分化誘導は可能か
2.7 乳房再建技術の培養肉技術への応用可能性
3. 3Dバイオプリンターによる培養肉の構築
3.1 なぜ培養肉(あるいは人工臓器)作製に3Dプリンターが期待されているか?
3.2 バイオプリントによる3D組織体構築のステップ
3.3 既存の3Dバイオプリンターでできること、できないこと
3.4 現在の3Dバイオプリンター製造企業
3.5 3Dバイオプリンターの現状と課題
3.6 3Dプリントによる新しい筋組織構築法
・可逆的な感熱応答性を示すコラーゲンナノファイバー(CNF)
・3Dプリントによる腱-筋繊維組織の作製とサルコメア構造の形成
・筋繊維組織の分化誘導の確認
3.7 3Dバイオプリント技術のまとめ
3.8 改めて:なぜ培養肉事業をやるのか
・培養肉の今後の展開:
食感・味、価格、一般食品化(商品化)への道のり
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2022年1月24日(月) 12:30-16:45
開催場所
Zoomによるオンラインセミナー
受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】
41,800円(税込、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】
47,300円(税込、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引
備考
配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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