非接触を可能にする人体通信(HBC)の基礎と技術課題およびその対策【提携セミナー】

非接触を可能にするHBC

非接触を可能にする人体通信(HBC)の基礎と技術課題およびその対策【提携セミナー】

開催日時 未定
担当講師

根日屋 英之 氏

開催場所 未定
定員 -
受講費 未定
☆コロナ禍で急速にニーズが高まった非接触技術の一つとして大注目!
応用事例や期待されるビジネス展開まで詳しく解説!

非接触を可能にする人体通信(HBC)の
基礎と技術課題およびその対策

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

◆セミナー趣旨

CEATEC 2007 で低消費電力でアンテナ不要の近距離無線として 人体通信 (Human Body Communication : HBC)が注目され、IEEE 802.15.6 として国際標準規格になりました。しかし、当時は、利用面で従来の近距離無線と人体通信の差がよくわからないというユーザーが、人体通信技術の導入を躊躇されていた状況も見受けられました。

 

それから14年が経ち、人体通信のメカニズムも徐々に解明され、2007年当時に技術的な課題となっていた雑音対策に差動伝送技術(ガルバニックカップリング)を用いた第2世代の人体通信技術を導入した製品も発表されています。一方で、世界的な規模で発生した新型コロナウィルスの感染を防ぐため、人が機器に触れることなく制御を行うための「非接触技術」への注目も急速に高まっています。

 

本セミナーでは、人体通信技術を近距離無線市場で普及させる目的で設立された人体通信コンソーシアムの会長を務める講師が、人体通信の原理、他の無線通信技術との特徴の違い、人体通信技術の進化などを整理し、コロナ禍でニーズが急速に高まっている人体通信技術を用いた「非接触技術」に興味を持つみなさまに、人体通信技術と特徴を短時間で理解していただきます。

 

◆習得できる知識

遠距離との通信を目的としている無線通信と原理が大きく異なる近距離無線の原理は、技術について論じられている書籍や論文が非常に少ない。そのため人体通信の原理を知りたいが、勉強する糸口を見つけることができないというご相談を受けることも多い。本セミナーでは、約15年の人体通信機器の開発経験を有する講師が、自らの設計経験から見えてきた電磁気学と異なる視点での人体通信の原理を解説する。本セミナーを受講することにより、近距離無線の原理を習得することができ、人体通信機器の設計方針が見えてくる知識が得られる。

 

◆受講対象

電子機器、医療機器、制御装置などの設計、開発の担当者、難解なアンテナ近傍の電磁界の振る舞いを理解したい非接触スイッチの設計者やアンテナ(電極)設計者、非接触技術を扱う製品の営業を担当する方々。

 

◆キーワード

人体通信,HBC,非接触,アンテナ,設計,無線,電界,磁界,ノイズ,研修,講座,セミナー

 

 

担当講師

アンプレット通信研究所 代表 所長 博士(工学) 根日屋 英之 氏

 

【専門】
電子工学,電磁気学,アンテナ工学,無線通信方式

 

【略歴】
1980年に日産自動車入社,車載用電子機器を設計.その後,日立湘南電子(現・日立情報通信エンジニアリング),東京大学 生産技術研究所,日立製作所で,人工衛星搭載用無線通信機,衛星地上局,RFID,光通信装置などの研究・開発に従事.1987年に無線通信機器の受託設計会社 株式会社アンプレット を設立し社長に就任,2016年に,無線通信技術に関するコンサルティング業務に特化した アンプレット通信研究所 を設立し所長に就任,現在に至る.今まで,無線関連企業の役員や技術顧問,東京大学,東京電機大学,日本大学での研究員や講師を兼務しながら,製品開発や技術支援,人材育成などを手掛ける.

【その他の活動・役職など】
・峰光電子株式会社(アンテナメーカー) 顧問
・日本大学大学院 理工学研究科 先端技術特論 特別講師
・人体通信コンソーシアム 会長
・人と車と家を繋ぐV2HH構想の研究会 会長
・日韓合同 人体通信研究会 日本側代表幹事

 

セミナープログラム(予定)

はじめに

 

1.広義の人体通信 IEEE 802.15.6 の概要

 

2.狭義の人体通信 電界通信の概要

 

3.人体通信(非接触の電界通信)の原理
1)電界と磁界
2)人体近傍の電界 (人体通信のメカニズム)
3)人体は誘電体
4)人体を挟んだコンデンサ

 

4.人体通信の消費電力が小さい理由
1)人が近づくと起動する人体通信
2)低消費電力の人体通信モジュール

 

5.コロナ禍でニーズが高まった「非接触技術」

 

6.人体通信受信機を用いた心電計

 

7.人体通信のビジネス導入事例

 

【質疑応答・名刺交換】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

 

開催場所

未定

 

受講料

未定

 

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備考

資料付

 

お申し込み方法

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