3Dプリンター用材料とその造形法の最新動向と現状課題・展望【提携セミナー】
化学/素材 生産/製造/加工技術 研究・開発 生産技術・品質保証 実務スキル
3Dプリンター用材料とその造形法の最新動向と現状課題・展望【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2024/2/19(月) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。 |
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担当講師 | 萩原 恒夫 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 【オンライン受講:見逃し視聴なし】:41,800円 【オンライン受講:見逃し視聴あり】:47,300円 |
○各種方式とその造形材料の基礎や要求特性から、
国内外の市場・特許の動向とビジネス展開の可能性まで、包括的にお話します!
○最終製品製造のための材料開発や、再注目の光硬化性樹脂を用いた
3Dプリンティングなど最新トピックスや、
材料の現状レベルと課題なども交えながら解説します。
3Dプリンター用材料とその造形法の
最新動向と現状課題・展望
《材料への要求特性と現在地から、用途とビジネスチャンスまで》
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
30有余年前に試作模型を作製する目的で発明された光造形法を緒に次々と三次元積層造形法(AM法)が発明された。これらの基本特許の権利が消滅したことを契機に2012年に大きなブームが巻き起こり「ものづくり」の新しい流れとなっている。今日、AM法は簡便に3Dプリンティングと呼び、その装置を3Dプリンターと呼ぶようになっている。この3Dプリンターで最終製品を直接製造する動きが年々拡大し、最近ではその用途の割合が4割近くまでに至っている。2023年11月のドイツ・フランクフルトでの3Dプリンティングの最大の展示会formnext2023では、新しい装置、材料の展示というより、3Dプリンティングの用途を前面に押し出した「どんなところに、何が使えるか」という展示が多くなっていた。同様に最近の3Dプリンティングの展示会では最終製品用途を意図するものが大多数を占めるようになってきた。しかし、そのための材料の種類や性能は、工業製品としてはまだ十分なレベルとは言い難く、3Dプリンティングの発展・拡大のためには材料の更なる進化が求められている。
本講演では、下記4つのポイントから解説を進めていきたい。
- 各3Dプリンティング技術の活用分野から材料への要求特性を理解し、その材料への理解を深める。
- 今後重要となる最終製品製造のための樹脂材料の要求特性や特徴を理解する。
- 最近再び注目されている光硬化性樹脂を用いる3Dプリンティングの用途の動向を探る。
- 新規材料開発へのヒントを掴み関連ビジネスへの展開のきっかけを探る。
◆受講後、習得できること
- 3Dプリンター用造形材料の現状のレベルの理解、特許状況
- どんな材料でどんな用途が注目されているか
- 何が課題なのか
- どこにビジネスチャンスがあるか
など
◆受講対象者
- 3Dプリンターに関心のある、企業や研究機関の新規ビジネスの企画担当者の方
- 自社で製造する材料を利用して3Dプリンター材料に展開しようと模索している材料メーカや材料開発者の方
- 3Dプリンターを利用した自社製品の設計開発を検討している製造業の技術者の方
- 3Dプリンターに関する現状や最新動向を調査し、自社での取り組みを推進する知財関係者の方
担当講師
横浜国立大学 成長戦略教育研究センター 連携研究員
萩原 恒夫 氏
セミナープログラム(予定)
1.はじめに
1.1 3Dプリンターとは
1.2 3Dプリンターの特許
1.3 3Dプリンターの市場と材料市場
2.3Dプリンターの各種方式とその造形材料
2.1 3Dプリンター用造形材料総論
2.2 液槽光重合法(VPP)用液状光硬化性樹脂材料
2.2.1 自由液面方式VPP法用光硬化性樹脂の現状と課題
2.2.2 規制液面方式VPP法用光硬化性樹脂の現状と課題
2.2.3 ヨーロッパを中心とした化学大企業,BASF,HENKEL,Evonik,ARKEMA等の動向
2.2.4 液槽光重合法材料の今後の展望
2.3 材料噴射法(MJT)とその造形材料
2.3.1 材料噴射法材料、特にMJT用光硬化性樹脂材料の現状と課題
2.3.2 材料噴射機用材料の動向と今後
2.4 粉末床溶融結合法(PBF)用材料
2.4.1 PAからスーパーエンプラに至るPBF用熱可塑性樹脂粉末材料の現状と課題
2.4.2 PBF用熱可塑性樹脂粉末材料の動向
2.4.3 HSS(高速焼結)PBF法の造形材料の現状と課題、今後
2.4.4 金属粉末PBF法の現状と動向
2.5 材料押出し法(MEX)材料
2.5.1 材料押出し法用造形材料の現状と課題
2.5.2 ダイレクトペレットタイプ材料押出し法の現状
2.5.3 材料押出し法用造形材料の動向と今後
2.6 結合剤噴射法(BJT)用造形材料
2.6.1 結合剤噴射法造形材料の現状と課題・今後
2.6.2 砂型鋳造用材料の現状
3.海外メーカーと国内メーカーの動向
4.材料から見た3Dプリンターの今後の行方とビジネスチャンス
4.1 医療応用
4.2 歯科応用
4.3 バイオ3Dプリンティング
4.4 宝飾用
4.5 微細構造
4.6 その他の新規用途など
5.まとめ
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2024年2月19日(月) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。
開催場所
Zoomによるオンラインセミナー
受講料
【オンライン受講:見逃し視聴なし】:1名41,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンライン受講:見逃し視聴あり】:1名47,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
備考
※配布資料等について
●配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。
・お申込の際にお受け取り可能な住所を必ずご記入ください。
・郵送の都合上、お申込みは4営業日前までを推奨します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございますことご了承ください。
・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
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