ペロブスカイト太陽電池の基礎から

開発・市場動向・実用化展望まで

【提携セミナー】

主催：株式会社R&D支援センター

◆セミナー趣旨

ペロブスカイト太陽電池が次世代の太陽電池として注目を集めています。この太陽電池は、材料の溶液の塗布（印刷技術）で作製でき、フィルム基板を用いることで、軽量・フレキシブルな太陽電池デバイスとして用いることもできます。また、晴天時の高照度条件下だけでなく、曇天時や室内光など中・低照度でも高い発電効率を示し、様々な場所に「どこでも電源」として利用することができます。

本セミナーでは、材料化学を中心にペロブスカイト太陽電池について、基礎から研究開発の最前線と、将来展望について解説します。

◆習得できる知識

・塗って作製できるペロブスカイト半導体について、材料化学、結晶化メカニズム、光物性、太陽電池特性の知識を習得できる。

◆受講対象

・興味のある方、幅広く参加いただけます

◆必要な前提知識

・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

◆キーワード

太陽電池,ペロブスカイト,発電メカニズム,作製方法,実用化,展望,講座,研修,セミナー

担当講師

京都大学 化学研究所 教授 博士（工学）若宮 淳志 氏

【ご専門】材料化学・ペロブスカイト太陽電池・典型元素化学

【ご略歴】
（株）エネコートテクノロジーズ、共同設立者、取締役、最高技術責任者

セミナープログラム（予定）

1.研究背景と経緯
1-1.金属ハライドペロブスカイトとは
1-2.ペロブスカイト半導体の基礎物性：特異な光物性、半導体特性

2.ペロブスカイト太陽電池の作製方法
2-1. 溶液塗布法：一段階法、二段階法
2-2. 高品質ペロブスカイト薄膜の作製法〜メカニズムと作製のコツ〜

3.ペロブスカイト太陽電池の特性と発電メカニズム
3-1. セル構造と発電原理
3-2. 太陽電池としての特徴

4.電荷回収層材料の開発
4-1. p型半導体材料
4-2. n型半導体材料

5.ペロブスカイト太陽電池の課題と実用化の展望
5-1.耐久性
（１）耐熱性向上のためのオール無機ペロブスカイト
（２）電荷輸送性材料の改良
5-2.安全性
（１）鉛フリー化技術：スズペロブスカイト太陽電池の開発
5-3.事業化と市場動向
（１）「どこでも電源」としての実用化展望
（２）カーボンニュートラル社会とペロブスカイト太陽電池への期待

【質疑応答】

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2021年12月16日（木） 12:30～16:30

開催場所

【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます

受講料

非会員： 49,500円 （本体価格：45,000円）
会員： 44,000円 （本体価格：40,000円）

会員（案内）登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円（税込）から
★1名で申込の場合、44,000円（税込）へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円（2人目無料）です。

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