炭素フッ素結合の選択的切断と分子変換技術【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 柴田 哲男 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
・フッ素化合物から“フッ素部位のみ”を分解・除去する手法!
・「環境規制対応」や「フッ素の新しい可能性」の検討に!
炭素フッ素結合の選択的切断と分子変換技術
≪有機フッ素化合物の新しい可能性≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
私たちの身の回りには,有機フッ素化合物があふれています。フッ素含有医薬品は約350種類であり,医薬品全体の20%を占め,近年ではその比率は上昇しています。農薬においてもフッ素化合物の占める割合は年々増加傾向にあり,この20年間では,53%が含フッ素農薬です。テフロンなどのフッ素樹脂はもちろん,スマートフォンに使われる液晶や有機ELなど機能性材料もフッ素化合物です。このように現代社会において,フッ素は必須の元素であると言えるでしょう。これはフッ素化合物の合成手法が成熟した証でもあります。
そこで本セミナーでは,これまで逆にあまり注目されていないフッ素を取り除く分子変換技術について解説します。この分子変換はフッ素化合物の新しい可能性として注目されています。
◆受講後、習得できること
- フッ素化学の基礎知識・フッ素の特徴
- フッ素化合物からフッ素部位のみを分解・除去する手法
- 上記によるフロンガスやPFOSなど環境破壊物質の無害化と再利用の指針
◆受講対象者
- 各企業の研究者・開発者や研究企画・戦略担当者
- 機能性材料の合成・研究開発に従事している方
- 医薬品,農薬開発に従事している方
- フロンガスやPFOSなど環境破壊物質の分解・利用について検討している方
担当講師
名古屋工業大学 大学院工学研究科
共同ナノメディシン科学専攻 教授 博士(薬学)
柴田 哲男 氏
セミナープログラム(予定)
1. 有機フッ素化合物の基礎知識とその魅力
1.1 有機フッ素化合物の基本的な特徴
1.2 含フッ素医薬品の特徴
1.3 含フッ素農薬の特徴
1.4 含フッ素樹脂の特徴
2. 有機フッ素化合物と環境への影響
2.1 フロンの基礎と特徴
2.2 PFOS・PFOAの特徴と有害性を巡る議論
2.3 含フッ素農薬の環境影響
3. 炭素フッ素結合の選択的切断と分子変換技術
3.1 国内外での研究状況
3.1.1 主な取り組み事例
3.2 講師らの研究
3.2.1 研究背景
3.2.2 フッ素部位のみを切断する仕組み
3.2.3 電子移動反応によるフッ素化合物から非フッ素化合物への分子変換反応
3.2.4 フッ素樹脂の分解に向けて
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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