プラスチック成形品の劣化・破壊メカニズムと破面の特徴【提携セミナー】

クラック

プラスチック成形品の劣化・破壊メカニズムと破面の特徴【提携セミナー】

開催日時 【LIVE配信】2024/7/24(水) 13:00~16:30 , 【アーカイブ配信】7/26~7/31 (何度でも受講可能)
担当講師

樋口 裕思 氏

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

定員 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
受講費 非会員: 44,000円 (本体価格:40,000円)
会員: 33,000円 (本体価格:30,000円)

プラスチック成形品の劣化・破壊メカニズムと破面の特徴

 

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

◆セミナー趣旨

プラスチック成形加工品の劣化と破壊について、設計時の考え方、劣化に至るプロセスと実際に起こりやすい劣化現象およびその実例を紹介します。また破壊した破面を観察することで劣化要因を推定する方法をご紹介します。

 

◆習得できる知識

  • プラスチック成形品の劣化に対応した品質管理の考え方と、トラブル対策の方法
  • プラスチック成形品の劣化による破壊破面から、劣化現象を推定する方法

 

◆受講対象

  • 高分子の研究や製造業務に携わることになった入社2~3年目ぐらいの方
  • 成形現場に関わりを持つ経験者でプラスチック成形の品質向上のプロセスを認識されたい方
  • プラスチック製品の経年劣化トラブルに悩まれておられる方

 

担当講師

北陸先端科学技術大学院大学 産官学連携客員教授 博士(学術) 樋口 裕思 氏

 

【専門】
高分子材料評価、オープンイノベーション、地球温暖化対策

【学協会等】
マテルアルライフ学会、研究・イノベーション学会、産学連携学会

【略歴】
大阪大学大学院修士卒、京都工芸繊維大学大学院博士卒

 

セミナープログラム(予定)

1.はじめに
1-1 受講対象・レベル
1-2 習得できる知識
1-3 講座の主旨

 

2.プラスチック成形品の品質管理の考え方と不具合対策の実施
2-1 プラスチック成形品が完成するまでの流れ
2-2 材料における長期耐久性について
2-3 プラスチック成形品の品質管理スキーム
2-4 トラブル発生時のクレームの流れ
2-5 トラブル発生時の解決の流れ(理想)

 

3.材料設計と劣化およびトラブル発生に対する考え方
3-1 プラスチック成形品の材料設計の考え方
3-2 材料/設計ミスマッチのトラブル発生条件
3-3 成形品の経時劣化と機能低下(1、2)
3-4 プラスチック成形品の劣化因子分類(1、2)
3-5 プラスチック成形品の劣化現象一覧

 

4.劣化の評価方法の一例(暗所黄変試験)とその基準
4-1 劣化による変色
4-2 暗所黄変試験 ~耐熱性・耐候性~
4-3 色差(変色度)の指標
4-4 暗所黄変試験 ~耐水性~

 

5.実際の製品で発生する劣化現象の要因別割合
5-1 実際の製品で発生する劣化の要因別割合
5-2 劣化因子分類からの対策
5-3 材料設計面からの対策

 

6.環境応力割れ現象と、その破面の特徴
6-1 環境応力割れ現象とは(1、2、3、4、5、6)
6-2 環境応力割れのメカニズム(1、2、3)
6-3 ストレスクラック/ソルベントクラックとの違い(1、2、3、4、5)
6-4 破面の特徴(1、2、3)

 

7.劣化の検出方法 ~ケミルミネッセンスアナライザー~
7-1 極微弱発光検出装置:ケミルミネッセンスアナライザー
7-2 CCDによるケミルミのイメージ
7-3 酸化反応由来の微弱発光生成機構
7-4 酸化すると光る現象
7-5 早く劣化検出ができる評価方法の順序

 

8.プラスチック成形部材の劣化事例と対策
8-1 ABS樹脂の環境応力割れと対策(1、2、3)
8-2 アクリル樹脂のウエルドライン疲労割れと対策
8-3 ABS樹脂のウエルドライン割れ
8-4 PPE樹脂の環境応力割れと対策
8-5 塩ビ樹脂からの可塑剤の移行と対策
8-6 POM樹脂の加水分解と対策
8-7 劣化事例のまとめ一覧表

 

9.おわりに
9-1 トラブル発生時の解決の流れ(現実)
9-2 劣化対策の実施変遷例
9-3 健全なプラスチック部材のための検討体制

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

【LIVE配信】2024/7/24(水) 13:00~16:30

【アーカイブ配信】7/26~7/31 (何度でも受講可能)

 

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

 

受講料

非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  33,000円 (本体価格:30,000円)

 

会員の方あるいは新規会員登録していただくと、下記の割引が適用されます。

  • 1名申込の場合、44,000円(税込)→33,000円(税込)
  • 2名同時申込の場合、合計88,000円(税込)→合計44,000円(税込)
    ※両名の会員登録が必要です。

 

※セミナー主催者の会員登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「R&D支援センター会員登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みから会員受講料が適用されます。

 

※R&D支援センターの会員登録とは?
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。

 

LIVE配信のご案内

こちらをご参照ください

 

備考

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

 

  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【LIVE配信】、【アーカイブ配信】のどちらかご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

おすすめのセミナー情報

製造業eラーニングTech e-L講座リスト

製造業向けeラーニングライブラリ

アイアール技術者教育研究所の講師紹介

製造業の新入社員教育サービス

技術者育成プログラム策定の無料相談受付中

スモールステップ・スパイラル型の技術者教育

技術の超キホン

機械設計マスターへの道

生産技術のツボ

早わかり電気回路・電子回路

品質保証塾

機械製図道場

スぺシャルコンテンツ
Special Contents

導入・活用事例

テキスト/教材の制作・販売