中国、韓国、台湾及び東南アジアの化学品法規制並びにラベル・SDSのポイント 【提携セミナー】
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もっと見る開催日時 | 2023/9/20(水) 12:30-16:30 |
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担当講師 | 馬橋 実氏 |
開催場所 | Zoomによるオンラインセミナー |
定員 | - |
受講費 | 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:41,800円(税込) 【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:47,300円(税込) |
★アジア諸国の具体的な化学法規制の概要と対応のポイントを網羅!
各国のSDS比較や要求事項、通関トラブルと回避のポイントまで、講演時点における最新動向をふまえ解説します!
中国、韓国、台湾及び東南アジアの
化学品法規制並びにラベル・SDSのポイント
《その最新動向、トラブルへの対応等》
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
2020年9月に公表された欧州での査察の結果、輸入製品の23%がREACH及びCLP不遵守、特にCLPに関しては64%の製品でラベル等の不備が見つかりました。同結果を受け、2022年11月ヘルシンキで開催された査察フォーラム(Enforcement Forum)において、2023-2025年に欧州域外から輸入される製品の査察を実施することが決まりました。更に、REACH査察官と税関が連携して不遵守の物質、混合物、成形品の欧州への上市を厳しく取り締まるとされています。今後は、欧州向け輸出に関わるアジア各国のラベル表示の遵守強化が求められる模様です。日本においても労働安全衛生法政省令改正により50年あまり続いてきた「個別規制型」から「自立的な管理」へ移行、GHSに基づくラベル表示及びSDSの内容の適切性の確認等が求められます。
中国においては、20年来懸案であった「新化学物質環境管理弁法」が2020年4月に改定されました。韓国では、「化学物質の登録及び評価等に関する法律(化評法)」が2018年の改正に続き2022年に再改正され、台湾では「毒性化学物質管理法」が「毒性及び懸念化学物質管理法」として2020年に修正施行されました。本セミナーでは、それらの動きもふまえ、東アジアにおける、中国の「危険化学品安全管理条例」及びその下位規則、「新化学物質環境管理弁法」の旧法との比較や新法のポイント、韓国の「化学物質管理法」(CCA)、「化評法」(ARECs)、生活化学製品及び殺生物管理法、並びに産業安全保健法の運用について解説します。また、台湾の「職業安全衛生法」、「毒性及び懸念物質管理法」に関する現状と課題、及び東アジア各国におけるラベル・SDSの要求事項及び通関への対応のポイントについても具体的な事例を踏まえて解説します。
東南アジアに関しては、化学品規制動向及びASEAN6(ベトナム、タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピン)のGHS型化学品規制概況、SDSフォーマットの比較も紹介します。
また、ラベルに関しては、米国、欧州、日本、中国、韓国、台湾、ベトナム、タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピンそれぞれ各国の規制概要、所管当局、要求事項等を一覧リストにして解説します。
今後、より厳しさを増す各国規制をクリア―し、より広範かつグローバルなリスクコミュニケーションに資するべく、国際的な化学品管理の動向を紹介し、アジア各国における具体的な法規制の概要と修正動向及び対応のポイントを解説します。
◆ 受講対象
東アジア、アセアン各国に化学品を輸出されているメーカー、商社の営業担当者、品質管理部門の方。東アジア、アセアン各国に事業会社を有し、新規製品開発或は新たな事業拠点設立などに係る化学品関連の許認可、登録業務などでお困りの方等。
◆ 受講後、習得できること:
中国、韓国、台湾、東南アジアへの化学品輸出に係る法規制の要点及びサプライチェーンで必要となるラベル・SDS要件、通関の際の注意事項など。
東アジア、アセアン各国の取引先や現地事業会社が当該国の化学品規制とどの様に向き合い、対応を進めるべきか、現地関係者へのアドバイスを行えるポイントを習得することができます。
担当講師
元 丸紅(株) 馬橋 実 氏
セミナープログラム(予定)
はじめにー化学品管理の国際的な流れ
1)アジェンダ21以降の国際的な流れ
2)世界の化学品関連規制動向
3)欧州の化学品規制(REACH、CLP)
4)米国の化学品規制(TSCA、HCS)
1.中国の化学品法規制及びその対応
1)中国化学品関連法体系と規制の推移
2)危険化学品安全管理条例の概要
3)危険化学品安全管理条例の下位規則について
4)全国一体化政務服務平台及び危険化学品登記総合システム
5)新化学物質環境管理弁法17号令、7号令、12号令の比較
6)生態環境部全国一体化政務服務平台
7)申告(常規、簡易、備案)の流れ
8)試験機関、現有化学物質名録の推移と現状
2.韓国の化学品法規制及びその対応
1)化学物質管理法(化管法:CCA)の概要と主要内容
2)化評法(ARECs)の概要、改正内容と問題点
3)既存化学物質への対応、物質検索及び登録支援システム
4)生活化学製品及び殺生物管理法(旧危害憂慮製品管理)
5)産業安全保健法(産安法)
6)化学物質の分類・表示および物質安全保健資料に関する基準
7)化学物質分類ラベル及び製品安全データシート規格
8)韓国MSDSシステム、MSDS情報ポータル
3.台湾の化学品法規制及びその対応
1)毒性化学物質管理法の概要と主要内容、及び改正ポイント
2)労工安全衛生法から職業安全衛生法へ、その概要
3)台湾化学物質管理スキーム、職業安全衛生法対象化学品
4)優先管理化学申請の概要と申請方法
5)新規化学物質登録(少量、簡易、標準)の概要
6)既有化学物質登録、新規化学物質登録有効期間、費用標準
7)労働安全衛生署GHSデータベース
8)中国、韓国、台湾の化学物質登録の比較
4.東南アジア各国の化学品関連法規制の概要と現状
1)アセアン10カ国の化学品規制概況
2)ベトナムの化学品規制動向、化学品法の概要、所管部門、国家化学品データベース
3)タイ有害物質管理法改正、有害物質リスト、インベントリー、所管部門
4)マレーシアの化学品規制、CLASS規則改訂版及び環境有害物質登録制度
5)シンガポールの化学品規制、環境保護管理法、職場安全保健法及びSS-586規格
6)インドネシアの化学品規制、危険有毒物質管理法、分類・表示関連法他
7)フィリピンの毒性物質及び有害、核廃棄物管理法、化学物質インベントリー(PICCS)
5.GHS対応のラベル・SDSの導入状況と対応ポイント
1)GHSの概要
2)GHS分類の流れ
3)東アジア(日本、中国、韓国、台湾)のラベル関連規制
4)東南アジア(アセアン6)各国のラベル関連規制
5)GHSラベル要求事項
5)-1 欧州、米国のラベル要求事項
5)-2 中国のラベル要求事項
5)-3 韓国、台湾のラベル要求事項
5)-4 東南アジアのラベル要求事項
6)GHSラベル表示例
6)-1 日本のラベル表示例
6)-2 中国のラベル表示例―通常、作業場所
6)-3 韓国、台湾のラベル様式、規格、表示例
6)-4 ベトナム、タイのGHSラベル表示例
6)-5 欧州及びカナダのラベル表示例
6)-6 GHS 6版の小さな包装ラベルサンプル
6)-7 GHS7版の折りたたみ式ラベルサンプル
7)SDS要求事項
7)-1 中国(国家標準GB/T16483-2008, GB/T17519-2013)のSDS書式
7)-2 韓国(分類標示基準)、台湾(周知規則)のSDS書式
7)-3 東南アジア各国のSDS書式
8)SDS表示例
8)-1 中国の安全技術説明書(SDS)表示例
8)-2 韓国の物質安全保健資料(MSDS)作成事項、表示例
8)-3 台湾のGHS対応物質安全資料(SDS)表示例
9)日本、中国、韓国、台湾のビルディング・ブロック比較
10)アセアン6か国のビルディング・ブロック比較
11)よくある通関トラブル(区分判定上・表記上・成分表上 等)
12)通関トラブルを回避するためのポイント
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023年9月20日(水) 12:30-16:30
開催場所
Zoomによるオンラインセミナー
オンライン配信のご案内
★ Zoomによるオンライン配信
★ 見逃し視聴
については、こちらをご参照ください
受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
●録音・録画行為は固くお断り致します。
配布資料
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
お申込みは4営業日前までを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
備考
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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