特許法から学ぶ発明創出法(全4回)【出張研修】
| 開催日時 | - |
|---|---|
| 担当講師 | |
| 開催場所 | 法人向けの出張研修 |
| 定員 | - |
| 受講費 | お問い合わせ下さい |
【出張研修講座】
特許法から学ぶ発明創出法
(全4回)
知的財産法、特に特許法に関する教育といえば、受講者が知財担当者の場合と研究者・技術者の場合とではセミナーに求める内容が異なるにも関わらす、主催する機関(社外、社内にかかわらず)が異なったとしても、そこで説明される項目は、①特許法の概要、②特許明細書の書き方、③拒絶理由に対する応答の仕方といった、特許法に則った「如何に権利化を図るか」に焦点を当てたものがほとんどでした。
しかしながら、製造業の開発現場で求められる特許に関する要求は、将来特許権として市場で有効活用できる発明をいかに完成させて特許出願に結び付けるかにあります。つまり、教育する側(企業内の知財部門)と教育を受ける側(研究・開発部門)でのセミナーに期待する効果が食い違っていることにも気づかずにいたため、研究・開発活動に関して実効性の上がる教育が行われることが少なかったのです。
国(特許庁)が示している「知財スキル標準」には、研究者・技術者に向けた発明を完成させるための創造性教育について「発明支援」という項目で規定されており、そこにはTRIZ(発明的問題解決理論)についての教育項目が明記されています。しかしながら、TRIZは発明を創出するための手法として極めて有効なものであるにもかかわらず、膨大な体系を有する内容であるため、広く一般の研究者・技術者を教育するには時間と手間の問題があるとして、従来、企業側では社員教育の科目からは外されていたのが現実です。
そこで、30年以上に渡り知財担当者の他、研究者・技術者の知財教育を進めてきた弊社が、その使命に基づいて、知的財産と創造性開発の教育専門家であり豊富なTRIZの実践教育の経験者である講師により開催することにしたのが、教える側の知財担当者と教わる側の研究者・技術者のために発明の仕方を教えるための「特許法から学ぶ発明創出法」の研修です。
セミナープログラム(予定)
その1:特許庁が推奨する知財スキル標準への対応
1.知財スキル標準とは
1.1 求められる知財スキル
1.2 知的創造、研究開発
2.技術進化とイノベーション
2.1 パテントマップでわかること
2.2 「進化ツリー」の構造の例
2.3 パテントマップ、マーケットマップ、進化ツリーを重ねる
3.課題の変遷の事例
3.1 Sカーブの諸段階と発明の数との関係
3.2 技術システム進化と課題の変遷
3.3 電動歯ブラシの進化事例
4.特許法から学ぶ発明創出法
4.1 特許法における発明の定義
4.2 TRIZ(発明的問題解決理論)による発明の仕方
4.3 TRIZの方法と従来の方法
5.特許法上の発明の定義
5.1 発明の法的構成
5.2 物体系・物質系の定義・原理と発明の仕方
5.3 特許請求の範囲の例
6.審査基準との関係
6.1 審査基準でいう作用、機能とは
6.2 TRIZによる発明の仕方と物体系・物質系との対応
6.3 論理付けのための要素
7.発明の仕方の実践
7.1 発明の仕方
7.2 サービスロボットの進化ツリーの例
7.3 発散思考と収束思考の繰り返し
8.演習問題(グループ演習)
その2:特許法から見た効率的な発明の仕方
1.発明とは
1.1 発明とは技術的思想の創作
1.2 技術の言語的表現の最小単位
1.3 技術の階層構造
2.特許法から見た効率的な発明の仕方
2.1 特許法に記載されている「発明する方法」
2.2 発明ヒヤリングのまとめ
2.3 発明の本質追求と発明の展開
3.特許情報を使った発明創出法
3.1 特許情報を使った発明創出の手順
3.2 二者択一の矛盾を解決する
3.3 発明解析シートの実例
4.技術的矛盾と物理的矛盾
4.1 相反(技術的矛盾)と矛盾(物理的矛盾)
4.2 TRIZ(発明的問題解決理論)の問題解決プロセス
4.3 技術的矛盾と物理的矛盾の違い
5.発明解析ツール
5.1 矛盾マトリックスとデジタルコンテンツ
5.2 属性一覧と発明原理
5.3 発明原理をチェックリストとして使う
6.因果関係系統図を使った発明創出法
6.1 従来技術の問題点をダイヤグラムで表現する
6.2 アイデアとは資源を変更すること
6.3 簡単な発明提案書の例
7.演習問題(グループ演習)
その3:対立解消図と因果関係系統図による論理的思考
1.技術的矛盾と物理的矛盾
1.1 技術的矛盾とその解決法
1.2 技術的矛盾の解決事例
1.3 物理的矛盾とその解決法
2.対立解消図の活用
2.1 中核の対立解消図
2.2 スマートフォン用の自撮り棒の対立解消図
2.3 次世代のスマートフォン用の自撮り棒の検討
3.因果関係系統図の活用
3.1 室内芳香剤と棒状チョコレート菓子の事例
3.2 資源の種類
3.3 有害機能を排除する、有益機能を改良する
4.ユニバーサルデザインの例
4.1 コップから水を飲む(健常者の場合)
4.2 コップから水を飲む(障害者の場合)
4.3 障碍者がコップから水を飲むには
5.介護用ベットと車椅子の移乗の改善例
5.1 システムの機能分析
5.2 問題の原因分析
5.3 矛盾を解決するためのヒント
6.Triads(三つ組)アプローチ
6.1 Triads(三つ組)アプローチとは
6.2 Triadsアプローチによる解決法
6.3 自然界のヒントと発想データベース
7.演習問題(グループ演習)
その4:次世代の技術開発を実現する発明創出法
1.技術進化の解析と等価変換理論
1.1 等価変換理論の等価方程式
1.2 質的な飛躍の展開パターン
1.3 等価変換フローチャート
2.理想性の向上
2.1 理想性向上の着眼点
2.2 技術システム進化とSカーブ
2.3 進化ダイヤグラム
2.4 究極の理想解を用いた質問表
3.問題解決の種類
3.1 現状回復、再発防止、未然防止、過剰な機能の排除、不足機能の追加
3.2 理想の状態への接近
3.3 使い勝手のよいTRIZ(発明的問題解決理論)のコンセプト
4.次世代の洗剤の開発
4.1 洗剤のいらない洗濯機
4.2 システムアプローチの空間軸と時間軸
4.3 システムアプローチを使った事例
5.「クロワッサンを朝食に」
5.1 SLP(賢い小人たち)という手法
5.2 パイ菓子を機械で自動生産する
5.3 各種パイ菓子の成型ラインの例
6.発想データベースを利用したスマート思考法
6.1 TRIZ(発明的問題解決理論)/TOC(制約条件理論)/ET(等価変換理論)
6.2 類推思考の実践思考のプロセス
6.3 発想データベースによる類推思考プロセス
6.4 特許請求の範囲と解決コンセプト
7.演習問題(グループ演習)
主な受講対象者
- 特許庁の定める「知財スキル標準」に対応した発明の仕方を学ぼうとする研究者・技術者
- 特許庁の定める「知財スキル標準」に対応した発明の仕方を研究者・技術者へ教えようとする知財担当者
- 次世代の商品開発担当者
- イノベーションを起こしたい研究・開発技術者
- 新しい発想をするためのヒントとなるデータベースを検討している人
- 漸進的イノベーションではなく、急進イノベーションや破壊的イノベーションを目指している人
- 取り扱似の面倒なTRIZを簡単に使いこなしたい人
- 解決策の方向性の良否を検証したい人
- 研究・技術開発の成果を特許出願や特許権に結び付けたい人
期待される効果
- 発明をする前に必要な先行技術調査の内容を知る
- 発明を完成するまでの思考プロセスを知る
- 特許出願前の新規性・進歩性調査の内容を知る
- 特許法上の発明とは何かを知る
- 研究・技術開発上で発明を完成するとはどういくことかを知る
- 研究・技術開発の成果を発明としてまとめる方法を知る
- 技術的矛盾(相反)とその解決方法を知る
- 技術的矛盾(矛盾)とその解決方法を知る
- 因果関係系統図による問題の定義とその解決法を知る
- 相反(技術的矛盾)と矛盾(物理的矛盾)との違いを知る
公開セミナーの次回開催予定
- なし(出張研修専用の講座です)
お申し込み方法
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