電気自動車時代に対応した自動車運動制御及び自動運転による走行安全性の向上技術(セミナー)
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2024/11/20(水)10:00~17:00 |
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担当講師 | |
開催場所 | 日本アイアール㈱ 本社セミナールーム またはZoomによるオンライン講義 |
定員 | 会場受講は定員16名 |
受講費 | 39,600円(税込) |
EV開発でも必要な、運動制御技術を1日で俯瞰する!
電気自動車時代に対応した自動車運動制御
及び 自動運転による走行安全性の向上技術
講座概要
自動車の運動制御は、4輪操舵から始まり、各種制御が発展してきましたが、電気自動車(EV)時代になりつつある今日は、交通事故0を目指して、より高度な自動車の運動制御が望まれています。そこで、今後の自動車運動制御の開発及び自動運転による走行安全性の向上技術における、その方向性とその実現に向けてのアプローチについて紹介します。
本講義では、自動車の運動制御に関わる技術者に、今後の課題を考え実行する際に有用であろうと思われる、自動車の運動制御の基礎と最新技術を体系的に示すと共に、今後の自動車の運動制御システム及び自動運転システム開発へのヒントをいくつか紹介したいと思います。
具体的には、下記項目等を紹介します。
- 近年、自動車業界で非常に力を入れている、運転支援システム、また、自動運転等について最先端の技術を紹介
- 最新の自動車運動制御技術(外界情報フィードバックとシャシー制御の連動等)について紹介
- シャシー制御(ステアバイワイヤ制御、キャンバ角制御等)による、高性能な自動運転や半自動運転との連動技術についての紹介や、運転する喜びと自動運転の両立等の展望についても紹介
(受講に当たっては、自動車の運動と制御に関心があると理解が深まります。)
※事前に検討中の課題などを開示できる範囲でお寄せいただきますと、講義ではその解決策を提示いたします。
※本セミナーをお申込みの方には、野崎講師の著書「自動車の限界コーナリングと制御」 (東京電機大学出版局)を1冊プレゼントいたします。
主な受講対象者
- 普通自動車、大型自動車、特殊車両などの輸送機器における運動性能の研究開発に携わる方で、新人・若手・中堅の方
- シャシーの設計など自動車の機械設計開発に携わる方で、新人・若手・中堅の方
- 自動車部品の開発、設計に携わる方で、運動制御および自動運転にご興味がある方
- 自動車の自動運転制御に新規参入される企業の技術者の方、または自動車工学の履修経験がなく、就職してから本分野を学ぶ必要があると考える学生・社会人の方
- 工業高校、高専、大学の工業系専攻にて機械工学を履修済み程度の知識がある方で、自動車の運動制御および自動運転にご興味がある方
- 自動車工学を履修済み程度の知識をお持ちで、自動車の運動制御について復習したい方
- 自動車の運動制御に関する研究開発動向を俯瞰したい方
期待される効果
- 自動車の限界コーナリングと制御の基礎、そして、各種車両運動制御に至る、幅広い知識が修得できる
- 進化する運転のメカニズムや自動車の運動をコントロールする最先端技術についても把握できる
- 自動車に関する機械設計(開発)の実践的応用について、最新の事例を通じていくつかヒントが得られる
- 外部センサアシストや自動運転についても、技術動向等を把握できる
セミナープログラム(予定)
1. 4輪操舵(4輪操舵)
(1) 4輪操舵(4WS)〜シャシー制御の先駆け
(2) 4輪操舵(4WS)の今後の展望
2. 限界コーナリングのダイナミクス
(1)車に作用する横力とモーメントについて
(2)モーメント法とMagic Formula
(3)モーメント法を用いた非線形領域の車両運動解析
(4)モーメント法を用いた限界領域でのキャンバ角制御の効果の解析
3. 内外輪制駆動力制御
(1)SHAW及び横滑り制御装置について
(2)新しい内外輪制駆動力制御の研究例について
a. 規範タイヤ制御
b. 加速度制御
4. キャンバ角制御
(1)キャンバ角が最大コーナリングフォース特性に及ぼす影響
(2)キャンバ角制御によるコーナリング限界の向上及び横滑り制御への適用の研究例
(3)大キャンバ角制御車両の製作及び実験例について
5. ステアバイワイヤの制御
(1)ステアバイワイヤについて
(2)微分操舵アシストの適用の研究例
(3)走行シチュエーションに応じた操舵方式制御実験
(4)ステアバイワイヤ機構の実車搭載による検討
6. 外界センサーを用いたアシスト制御、そして、自動運転の方向&運転する歓びとの両立
(1)アイサイト(Eye Sight)の例
(2)外界センサーを用いた研究例の紹介
7. 自動運転の方向と運転をする歓びの両立について
(1)自動運転と運転をする歓びの両立について
(2)自動運転の開発状況
8. フォーミュラカーの限界コントロール性向上手法について
(1)パッシブなキャンバコントロールとは
(2)最速走行シミュレーション結果
9.自動運転化が進む自動車のあるべき未来
(1)楽しい自動車に求められる運転モード
10.自動運転の取り組みの例
(1)日産自動車の「プロパイロット2.0 」)
(2)CASE、そしてベンツの自動運転の取り組み
11.EV時代に対応した車両運動制御及び自動運転による走行安全性の向上及び今後
(1)新しいシャシー制御技術について
(2)コーナリング限界での横滑り制御システム
(3)外界センサーを用いた自動車の運動制御技術ついて
(4)外界情報フィードバックとシャシー制御の連動について
(5)自動運転~半自動運転について
(6)運転する喜びと自動運転の共存技術の考察
(7)外界センシングとシャシー制御による 限界コーナリングの制御システム
公開セミナーの次回開催予定
- 開催日時:2024年11月20日(水)10:00~17:00
- 開催場所:日本アイアール㈱本社セミナールーム、またはZoomでのオンライン講義
(※日本アイアールへのアクセスはこちら)
- 受講料 :39,600円(税込)
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※開催の場合は、開催1週間前程度から受講票と請求書を発送させていただきます。
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