バイオエタノールの製造と課題、応用展望【提携セミナー】
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開催日時 | 2023/11/24(金)10:30~16:15 |
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担当講師 | 小西 千晶 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 1名につき60,500円(税込) |
★ バイオプラスチック原料、自動車燃料への応用! その将来性、事業性と課題は?
★ 環境負荷を低減しつつ、バイオエタノール/食料の同時生産プロセスを詳解!
バイオエタノールの製造と課題、応用展望
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
- バイオエタノールの概要と事業性、課題
- 選択的発酵酵母を利用した低炭素食料増産型バイオエタノール生産
- C2やC3およびC4留分におけるバイオマス変換技術とその応用
習得できる知識
- バイオエタノールに関する概要(原料、用途、プレイヤーなど)、バイオエタノールは私たちの生活になにをもたらせるか?
- 農工横断型プロセス設計思想
- 環境負荷を考慮したライフサイクル設計
- バイオマスから得られる成分を用いて、C2やC3およびC4留分に関わる変換技術を紹介しながら、その応用技術における工業化研究例を紹介する。
担当講師
森とまちコンサルタント(株) 代表取締役 小西 千晶 氏【元・東芝、積水化学工業】
東京大学 未来ビジョン研究センター 特任准教授 博士(工学)小原 聡 氏
(株)ダイセル バイオマスイノベーションセンター 主席研究員 兼 金沢大学 特任教授 博士(理学)新井 隆 氏
セミナープログラム(予定)
【10:30-12:00】
1.バイオエタノールの概要と事業性、課題
森とまちコンサルタント(株) 代表取締役 小西 千晶 氏【元・東芝、積水化学工業】
【ご略歴】
(株)東芝、積水化学工業(株)にて主に環境、エネルギー分野の事業創出に携わったのち、2021年7月に森とまちコンサルタント(株)を設立。気象予報士。
【習得できる知識】
バイオエタノールに関する概要(原料、用途、プレイヤーなど)、バイオエタノールは私たちの生活になにをもたらせるか?
【講座の趣旨】
再生可能エネルギーの導入とも比較して、普及のために必要なことを考えるきっかけになればと思っています。地域のエネルギー・資源面での自立に対する貢献の可能性についても考えます。
1.バイオエタノールの概況
1.1 位置づけ
1.2 原料
1.3 製造方法
1.4 用途
2.事業の規模と経済性
2.1 規模と経済性の関係
2.2 バイオマス発電の例
3.導入・普及の課題と解決方法
3.1 産業の持続・発展
3.2 地域の自立
4.将来の姿
【質疑応答】
【13:00-14:30】
2.選択的発酵酵母を利用した低炭素食料増産型バイオエタノール生産
東京大学 未来ビジョン研究センター 特任准教授 博士(工学)小原 聡 氏
【ご略歴】
1999-2019 アサヒビールにてバイオエタノール生産技術開発・事業化に従事
【習得できる知識】
- 農工横断型プロセス設計思想
- 環境負荷を考慮したライフサイクル設計
【講座の趣旨】
選択的発酵酵母を利用して,サトウキビ糖液中の還元糖(砂糖結晶化阻害物質)のみを最初に選択的にエタノール発酵・分離回収した後に,残った高純度のショ糖液から高効率で砂糖を生産する世界初の製造プロセス「逆転生産プロセス」について,プロセス設計から実証,事業化までの取り組みを紹介する。
1.従来の糖蜜由来バイオエタノール生産の課題
1.1 サトウキビ製糖工場における砂糖・エタノール複合生産とその課題
1.2 糖液からの還元糖の選択的分離技術
1.3 ショ糖非資化酵母(インベルターゼ欠損酵母)を利用した還元糖除去
2.選択的発酵酵母を利用した砂糖・エタノール逆転生産プロセス
2.1 逆転生産プロセスの概要と効果
2.2 既存製糖工場への導入設計(Retrofit design)
3.逆転生産プロセスの社会実装に向けた取り組み
3.1 実用酵母GYK-10株の開発
3.2 ベンチプラント実証 (200Lスケール回分発酵)
3.3 パイロットプラント実証 (2kLスケール連続発酵)
3.4 技術導入による生産性向上(食料・エネルギー同時増産の可能性)
3.5 技術導入による環境負荷低減(LCA:環境影響評価の結果)
4.事業性評価
4.1 プロセスの初期導出先の選定
4.2 フィリピンでの事業性評価(FS:Feasibility studyの結果)
5.まとめ・今後の課題
【質疑応答】
【14:45-16:15】
3.C2やC3およびC4留分におけるバイオマス変換技術とその応用
(株)ダイセル バイオマスイノベーションセンター 主席研究員 兼 金沢大学 特任教授 博士(理学)新井 隆 氏
【ご略歴】
高分子学会グリーンケミストリー研究会 前運営委員長
【習得できる知識】
バイオマスから得られる成分を用いて、C2やC3およびC4留分に関わる変換技術を紹介しながら、その応用技術における工業化研究例を紹介する。
【講座の趣旨】
今後の人類の未来に欠かせない石油由来製品をバイオマス成分で作る転換技術を紹介する。転換技術におけるダイセルの研究開発の実例も紹介する。
1.はじめに
1.1 バイオマスの定義
1.2 バイオマスの歴史
1.3 バイオマスの分類
2.バイオマス変換技術
2.1 バイオマスから得られる骨格について
2.2 石油由来骨格とバイオマス骨格の違い
2.3 バイオマス転換技術の考え方
3.C2留分としてのバイオマス原料
3.1 バイオエタノール転換技術の紹介
3.2 工業化例
4.C3留分としてのバイオマス原料
4.1 グリセリン転換技術の紹介
4.2 工業化例
5.C4留分としてのバイオマス原料
5.1 C4バイオマスの転換技術の紹介
5.2 工業化例
6.その他留分としてのバイオマス原料
6.1 その他バイオマスの転換技術の紹介
7.まとめ
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023/11/24(金)10:30~16:15
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき60,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。