UV硬化樹脂の柔軟性向上、硬度との両立【提携セミナー】

UV硬化樹脂の柔軟性向上、硬度との両立【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2024/2/15(木)10:30~16:15
担当講師

朝田 泰広 氏
宮路 由紀子 氏
加藤 直也 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 1名につき60,500円(税込)

★ 皮膜の『硬さ、耐擦傷性』と『伸び、耐カール性』をあわせもつ製品に向けて!

 

UV硬化樹脂の柔軟性向上、硬度との両立

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

 

講座内容

UV硬化型アクリル樹脂は硬化収縮が低く薄膜基材において低カールが実現できる材料として用途展開が期待されている。ウレタンアクリレートは、水素結合による凝集力及び速硬化性に優れ電子部品等の用途で使用され、原料の選択の幅が広く用途に応じて様々な諸物性を付与させることができる。本講演では、UV硬化型アクリル樹脂及びウレタンアクリレートの設計方法や特長及びその物性について紹介する。

 

ポリグリセリン系アクリレートの開発コンセプトのご紹介を通して、塗膜物性とネットワーク構造の関係をお話しします。また、日々のフォーミュレーションに役立つ材料の情報をご提供いたします。

 

UV硬化は生産性が高く、省エネルギーで環境配慮に優れた材料である。本講座では、UV硬化材料の代表的な課題である、酸素による硬化阻害、物性(耐擦り傷性・柔軟性・カール性)の両立、溶剤削減への解決手段について説明する。

 

 

習得できる知識

多官能アクリレートの使い分け、ポリグリセリン系アクリレートの特性

 

 

担当講師

1.大成ファインケミカル(株) 技術グループ 課長 朝田 泰広 氏
2.阪本薬品工業(株) 研究所 素材開発グループ  グループリーダー 宮路 由紀子 氏
3.(株)クラレ スペシャリティケミカル生産・技術・開発部  スペシャリティケミカル開発グループ 加藤 直也 氏

 

 

セミナープログラム(予定)

【10:30-12:00】
1.UV硬化型ハードコート材の柔軟性向上と加飾フィルムへの応用
大成ファインケミカル(株) 技術グループ 課長 朝田 泰広 氏

 

1.UV硬化概論
2.UV硬化型アクリル樹脂の合成
2.1 ラジカル重合の合成例
2.2 UV硬化型アクリル樹脂の設計
2.3 UV硬化型アクリルウレタン樹脂の設計
2.4 ウレタンアクリレートの設計
3.UV硬化型アクリル樹脂の性能、評価
3.1 硬度、タックフリー性、伸度
3.2 低カール化、耐SW性の両立
3.3 伸びるハードコートの設計処方
4.ウレタンアクリレートの機能化
4.1 低カール化と耐SW性の両立
4.2 希釈性モノマーの選択と硬化性
4.3 UV硬化PUDの設計
4.4 シリカハイブリット材料との複合系の特徴
4.5 伸びと耐薬品性の両立
5.機能性UV硬化樹脂の設計と性能
5.1 帯電防止
5.2 親水性
【質疑応答】

 

————————-

【13:00-14:30】
2.多官能アクリレートによるUV硬化樹脂の硬度と柔軟性の両立
阪本薬品工業(株) 研究所 素材開発グループ グループリーダー 宮路 由紀子 氏

 

1.多官能アクリレートとは
1.1 アクリレートモノマーの種類と特長
1.2 機能性アクリレートモノマーの種類と特性
1.3 多官能アクリレートの一般的な製法
1.4 アクリレートモノマーの市場性
2.ネットワーク構造と塗膜物性の関係
2.1 アクリレートモノマーのUV硬化機構
2.2 高硬度化のアプローチ
2.3 高柔軟化のアプローチ
2.4 硬さと柔軟性の両立に向けたアプローチ
3.柔軟性を有する多官能アクリレート~ポリグリセリン系アクリレートの特性~
3.1 速硬化性
3.2 柔軟性
3.3 耐屈曲性
4.ポリグリセリン系アクリレートの応用
4.1 フレキシブルコーティング
4.2 アクリル樹脂の改質効果
【質疑応答】

 

 

————————-

【14:45-16:15】
3.UV硬化樹脂の 酸素阻害抑制 / 物性両立・溶剤削減の設計
(株)クラレ スペシャリティケミカル生産・技術・開発部 スペシャリティケミカル開発グループ 加藤 直也 氏

1.UV硬化材料の酸素阻害
1.1 酸素阻害とは
1.2 酸素阻害の解決手段
1.3 評価方法と 注意点
1.4 添加剤による解決方法
1.5 酸素吸収剤 による解決方法
2.UV硬化ハードコートの物性両立
2.1 ハードコートに求められる性能
2.2 「カール」の課題と解決手段
2.3 「耐擦り傷性」の課題と解決手段
2.4 「柔軟性」の課題と解決手段
2.5 反応性希釈剤による物性両立
3.UV硬化 塗料の溶剤削減・無溶剤化
3.1 環境対応へ向けた溶剤削減について
3.2 溶剤削減・無溶剤化の手段
3.3 反応性希釈剤による方法
【質疑応答】

 

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024/2/15(木)10:30~16:15

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき60,500円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

 

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