振動・騒音を低減する材料技術とその予測技術◆自動車・制振材・防音材、極細繊維・音響メタマテリアル◆
2024/5/20(月) 10:30~16:30
お問い合わせ
03-6206-4966
開催日時 | 2023/8/25(金)10:30~16:30 |
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担当講師 | 高橋 大弐 氏 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
定員 | 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。 |
受講費 | 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円) 会員: 44,000円 (本体価格:40,000円) |
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
◆セミナー趣旨
建物の居住空間,鉄道・自動車などの移動空間等で音・振動に関する様々な問題を扱う際には、その発生から伝搬・感知に至る現象がどういうものかを理解しておくことが必要です。その過程で材料の持つ吸音・遮音・力学的性質がどのように関係し、その特性をどのように把握するか、本講座ではこの点を中心に「音響に関する初心者でも理解できる」に重点を置いて、多くの事例を交えて解説します。また、情報処理技術の発達によりほとんどの音響計測とその解析が高価な計測機器を使わずに簡単に自前でできるようになりました。その際必要となる、パソコンによるデジタル処理の基礎についても解説します。また、関連する多くの参考文献を紹介していますので、本講座をきっかけに自前での知識・技術の向上が期待できます。
◆受講対象
◆キーワード
防音,防振,振動,騒音,対策,材料,機械,自動車,建材,建築,評価,講座,研修,セミナー
京都大学 名誉教授 博士(工学) 高橋 大弐 氏
《専門》
建築音響、音環境
《略歴》
1975年3月 京都大学工学部建築学第二学科 卒業
1975年4月 京都大学大学院工学研究科建築学第二専攻 入学
1980年3月 京都大学大学院工学研究科建築学第二専攻 修了
1980年4月 京都大学工学部建築学第二学科 助手
1988年8月 福井大学工学部建設工学科 助教授
1997年4月 京都大学大学院工学研究科建築学専攻 教授
2017年3月 定年退職 京都大学名誉教授
《活動等》
日本建築学会代議員 (2010~2012)
日本音響学会関西支部支部長 (2011~2012)
日本建築学会近畿支部環境工学部会主査 (2012~2014)
1.身の回りの音と振動の実態
2.音の基礎事項
2-1 音の物理と聴覚(音って何?)
2-2 音の問題をシミュレーションする基礎
2-3 音の反射・吸収・透過
3.吸音の基礎理論
3-1 吸音率とインピーダンス
3-2 吸音のメカニズム
3-2-1 多孔質型吸音
・なぜ吸音する?
・吸音を表現するモデル
3-2-2 板・膜振動型吸音
・なぜ吸音する?
・吸音を表現するモデル
3-2-3 共鳴器型吸音
・なぜ吸音する?
・孔あき板吸音構造とスリット型吸音構造
3-3 微細穿孔板(MPP)の吸音
3-3-1 吸音を表現するモデル
3-3-2 MPPの応用
3-4 吸音率の測定
3-4-1 菅内法
3-4-2 残響室法
3-5 吸音による減音効果
3-5-1 残響理論
3-5-2 インパルス応答
3-5-3 残響理論に基づく吸音の減音効果
4.遮音の基礎理論
4-1 振動と音の伝搬
4-2 遮音のメカニズム:隙間のない壁体をなぜ音が透過する?
4-3 空気音の遮音
4-3-1 一重板の遮音理論
・音の透過を表現するモデル
・どうしたら遮音性能を上げられるか
4-3-2 二重板の遮音理論
・音の透過を表現するモデル
・空気層があることによる新たな問題
・どうしたら遮音性能を上げられるか
4-3-3 空気音の遮音性能測定と評価
4-4 個体音の遮音
4-4-1 個体音とは?
4-4-2 個体音の実態と対策(防振の原理)
4-5 床衝撃音
4-5-1 床衝撃音の実態と対策
4-5-2 床衝撃音の測定と評価
5.防振の基礎理論
5-1 振動伝達の簡易モデル
5-2 防振の考え方
5-3 ダンピングの測定理論
6. 音の測定と信号処理の基礎
6-1 音響測定一般
6-2 信号処理の基礎
6-3 測定と解析例
7.吸音・遮音に関する基礎理論・技術の応用例
7-1 サンドーム福井の音響設計
7-2 空気層区画による遮音効果
7-3 板振動型吸音とMPPの統一理論
7-4 二重板の遮音へのMPPの応用
7-5 粘弾性体を応用した二重板の遮音
【質疑応答】
2023年08月25日(金)10:30~16:30
【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。
非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 44,000円 (本体価格:40,000円)
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