溶解度パラメータ(SP値・HSP値)の基礎と活用法【提携セミナー】
| 開催日時 | 【Live配信】2026/1/26(月)10:00~16:30 , 【アーカイブ】2026/2/4まで受付(視聴期間:2/4~2/14) |
|---|---|
| 担当講師 | 大佐々 邦久 氏 |
| 開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
| 定員 | 30名 |
| 受講費 | 55,000円(消費税込、資料付) |
★「ぬれやすさ」「混ざりやすさ」「くっつきやすさ」の考え方、 材料設計への活用術までじっくり解説します!
溶解度パラメータ(SP値・HSP値)の基礎と活用法
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
溶解度パラメータ(SP値)は、分子間力に由来する材料間の親和性を定量的に示す指標です。SP値の近い材料同士は「よくぬれ、よく付き、よく溶け合う」という経験則で知られています。 本講習では、高分子分散系や粒子分散系など、さまざまな材料開発の現場で重要となる「ぬれ・分散性」「付着・接着性」「溶解性」の評価と制御をテーマに、SP値の理論的背景から実践的な活用法までを体系的に解説します。多数の事例や演習を通じて、分散系材料の配合設計への応用方法を具体的に理解していただきます。
習得できる知識
- 溶解度パラメータの求め方と利用法
- 高分子分散系材料における溶解性の制御と配合設計
- 粒子分散系材料における分散性の制御と配合設計
担当講師
山口大学 工学部 名誉教授 工学博士 大佐々 邦久 氏
セミナープログラム(予定)
1.溶解度パラメータ(SP値・HSP値)の基礎と利用法
1.1 ヒルデブランドのSP値とハンセンのHSP値
1.2 SP値・HSP値の利用法
1) 直角座標表示とHSP距離(ハンセン距離)
2) ハンセン球と相対的エネルギー差(RED)
3) テァーズ線図(三角座標)表示とてこの規則
1.3 4DSP値とEED (Exchange Energy Density)
2.溶解度パラメータ(SP値・HSP値)の求め方
2.1 化合物のSP値・HSP値の求め方
1) 原子団寄与法による数値計算法
フェドーズ法,バン・クレベレン法, ステファニス・パナイオトゥ法など
2) ハンセン球・ダブルハンセン球による溶解/膨潤法
3) 拡張ハンセン法による数値計算法
4) インバースクロマトグラフィー法(IGC法)
2.2 粒子のSP値・HSP値の求め方
1) 凝集/沈降法および接触角法
2) IGC法
3) 低磁場パルスNMR法
3.混合溶媒・高分子分散系における溶解性制御と配合設計
3.1 混合溶媒の相図および溶解性の制御
1) 超臨界抽出における共溶剤の選択
2) ナノペレブスカイト貧溶媒析出法
3.2 高分子溶液の相図および溶解性の制御
1) 酢酸セルロースエアロゲル
2) 3Dスキャフィールド
3.3 高分子ブレンドの相図および溶解性の制御
1) 多孔質膜メンブレンコンタクター
2) ポリマー改質アスファルト
4.高分子コンポジットにおける付着性制御と配合設計
4.1 SP値差を用いた評価
1) カーボンナノチューブ分散樹脂
4.2 HSP距離と相対的エネルギー差による評価
1) コア/シェルナノ粒子強化エポキシ樹脂
2) シラン化粒子レジンコンクリート
4.3 ハンセン球/ダブルハンセン球の重なり度による評価
1) シリカ・ポリプロピレンコンポジット
2) メソスケールLi電池用負極材料
5.粒子分散液のぬれ・分散安定化と配合設計
5.1 酸化グラフェンのぬれ/分散化
5.2 高分子分散剤を用いた立体反発安定化
1) 高分子分散剤の種類・構造と吸着特性
2) 高分子ブラシによる立体反発安定化
5.3 高分子分散剤の取捨選択法
1) ハンセン球法とタルクの最適分散剤
2) ダブルハンセン球法とCBの最適分散剤
3) 4DSP値と難分散性有機顔料用分散剤
6.まとめ
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
【Live配信】2026/1/26(月)10:00~16:30
【アーカイブ】2026/2/4まで受付(視聴期間:2/4~2/14)
開催場所
【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。
受講料
1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
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