シランカップリング剤の基礎、界面構造制御と機能材料への応用【提携セミナー】
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開催日時 | 【LIVE配信】2024/10/17(木) 10:30~16:30 , 【アーカイブ配信】10/21~10/31 (何度でも受講可能) |
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担当講師 | 山田 保治 氏 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
定員 | 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。 |
受講費 | 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円) 会員: 49,500円 (本体価格:45,000円) |
★シランカップリング剤による種々な材料への表面処理法や反応、
処理表面の分析・解析などを具体的な実験例を中心に説明!
シランカップリング剤の基礎、
界面構造制御と機能材料への応用
《種類、機能、作用機構、効果的な使用法、処理効果、
ナノ粒子の調製と粒径制御、表面修飾、反応および表面分析》
【提携セミナー】
主催:株式会社R&D支援センター
近年、シランカップリング剤は飛躍的に応用分野が広がり、多種多様な工業分野で使用されている。従来は界面の制御による接着・密着性や異種材料の親和性・相溶性の向上などに使用されていたが、さらに新規機能材料として盛んに研究され、既に塗料やコーティング剤として実用化されている有機-無機複合(ハイブリッド)材料の開発において、複合化に不可欠な薬品として使用され重要な役割を果たしている。このように、新規材料開発におけるシランカップリング剤の用途はますます拡大し重要となっている。
本セミナーではシランカップリング剤を実務で効果的に活用するための基礎をわかりやすく説明し、有機‐無機ハイブリッドや機能材料へ応用するためのナノ粒子の調製と粒径制御、シランカップリング剤による種々な材料への表面処理法や反応、処理表面の分析・解析などを具体的な実験例(マニュアル)を中心にやさしく説明する。
◆ 得られる知識
- シランカップリング剤の種類
- シランカップリング剤の選択基準と効果的使用法
- シランカップリング剤の作用機構
- 処理効果
- ナノ粒子の調製と粒径制御法
- シランカップリング剤の表面処理法
- 反応・表面分析/解析法
- シランカップリング剤の応用(複合材料<ナノコンポジット/ナノハイブリッド>や新規機能材料の設計、合成、特性解析法)
◆ 受講対象・レベル
- 企業でカップリング剤処理、表面処理を行う技術者
- コンパウンド、複合材料(ナノコンポジット/ナノハイブリッド)の新規材料開発者
担当講師
FAMテクノリサーチ 代表 高分子学会フェロー 工学博士 山田 保治 氏
<ご専門>
高分子合成、機能性高分子材料、ポリイミド、複合材料、気体分離膜
<学協会>
高分子学会、日本ゾル-ゲル学会、日本膜学会、日本ポリイミド・芳香族系高分子会議、東北ポリマー懇話会
セミナープログラム(予定)
1. シランカップリング剤の概要
1.1 シランカップリング剤とは
1.2 シランカップリング剤の種類と化学構造
1.3 シランカップリング剤の機能
1.4 その他のカップリング剤(ジルコニウム、チタネート系カップリング剤)
1.5 シランカップリング剤の効果的な使用量と使用方法
2. シランカップリング剤の反応、反応制御、作用機構および界面構造の制御
2.1 シランカップリング剤の反応
2.2 加水分解・縮合反応と反応機構
2.3 加水分解・縮合反応の制御
(a)シランカップリング剤の反応性(反応速度)
(b)加水分解性基の影響
(c)有機残基の影響
(d)pHの影響
2.4 無機材料表面への修飾反応と反応機構
2.5 シランカップリング剤、反応条件の影響、界面構造の制御
(a)pHの影響
(b)溶液濃度及び反応温度の影響
(c)無機材料の影響
(d)界面構造の影響
2.6 ジルコニウム系及びチタネート系カップリング剤の活用
3.シランカップリング剤の選択基準、使い方と処理効果
3.1 シランカップリング剤の選択基準-どんなシランカップリング剤を選べばよいか?
3.2 シランカップリング剤の使い方-効果的な使い方は?
3.3 シランカップリング剤の処理効果-シランカップリング剤処理でどんな効果が得られるか?
4.シランカップリング剤による表面処理法-界面・分散性の制御
4.1 シリカの種類と構造
4.2 シリカの表面構造と反応性
4.3 シルセスキオキサン粒子の調製
4.4 ラダー型ポリシルセオキサンの調製
4.5 なぜ界面の制御が必要か?
4.6 シランカップリング剤による表面修飾・改質技術
4.6.1 表面処理法(a)固相法、(b)溶液法、(c)気相法
4.6 2 シランカップリング剤による表面修飾処理の実験例
(a)ナノ粒子
(b)ガラス板
(c)シリコンウェハー
(d)ステンレススチール
5.表面キャラクタリゼーション―シランカップリング剤の反応状態、表面状態の分析法
5.1 シランカップリング剤の反応解析、被覆率解析方法
5.2 表面状態の解析・評価方法
(a)構造分析(FT-IR、NMR など)
(b)熱分析(DSC,TG-DTA など)
(c)表面分析(XPS、原子間力顕微鏡(AFM))
6.シランカップリング剤の応用
6.1 樹脂、エラストマーの架橋
6.2 複合材料(有機-無機ハイブリッド)への応用
6.2.1 有機-無機ハイブリッドの材料設計
6.2.2 有機-無機ハイブリッド材料の調製法
(a)溶液混合法/溶融混練法
(b)層間挿入法(層剥離法)
(c)ゾルーゲル法
(d)微粒子分散法(In-situ重合法)
(e)表面修飾粒子法(コアシェル構造型ハイブリッド材料)
6.2.3 種々な有機-無機ハイブリッド材料の調製と特性
(a)汎用(熱可塑性)樹脂(PMMA、PC、PSなど)
(b)耐熱性・熱硬化性樹脂(PI、エポキシ樹脂など)
6.2.4 有機-無機ハイブリッド材料の構造・特性解析
6.3 塗料・コーティング剤への応用
6.4 高機能材料への応用
7.参考図書
公開セミナーの次回開催予定
開催日
【LIVE配信】2024/10/17(木) 10:30~16:30
【アーカイブ配信】10/21~10/31 (何度でも受講可能)
開催場所
【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。
受講料
非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
- 1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
- 2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
ライブ配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合は、会員価格で1名につき55,000円(税込)、2名同時申込で66,000円(税込)になります。お申し込みフォームのメッセージ欄に「ライブとアーカイブ両方視聴」とご記入下さい。
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備考
- 本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。
- セミナー資料はPDFで事前にお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。この点にご了承の上、お申し込みください。
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