シランカップリング剤の基礎、界面構造制御と機能材料への応用【提携セミナー】

シランカップリング剤を実務で活かす上手な使い方セミナー

シランカップリング剤の基礎、界面構造制御と機能材料への応用【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023/2/15(水) 10:30~16:30
担当講師

山田 保治 氏

開催場所

【Zoomを使ったLIVE配信セミナー】

定員 30名
受講費 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)

★シランカップリング剤による種々な材料への表面処理法や反応、

処理表面の分析・解析などを具体的な実験例を中心に説明!

 

シランカップリング剤を

実務で活かす上手な使い方

 

《種類、機能、作用機構、効果的な使用法、処理効果、

ナノ粒子の調製と粒径制御、表面修飾、反応および表面分析》

 

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

近年、シランカップリング剤は飛躍的に応用分野が広がり、多種多様な工業分野で使用されている。従来は界面の制御による接着・密着性や異種材料の親和性・相溶性の向上などに使用されていたが、さらに新規機能材料として盛んに研究され、既に塗料やコーティング剤として実用化されている有機-無機複合(ハイブリッド)材料の開発において、複合化に不可欠な薬品として使用され重要な役割を果たしている。このように、新規材料開発におけるシランカップリング剤の用途はますます拡大し重要となっている。

 

本セミナーではシランカップリング剤を実務で効果的に活用するための基礎をわかりやすく説明し、有機‐無機ハイブリッドや機能材料へ応用するためのナノ粒子の調製と粒径制御、シランカップリング剤による種々な材料への表面処理法や反応、処理表面の分析・解析などを具体的な実験例(マニュアル)を中心にやさしく説明する。

 

 得られる知識

  • シランカップリング剤の種類
  • シランカップリング剤の選択基準と効果的使用法
  • シランカップリング剤の作用機構
  • 処理効果
  • ナノ粒子の調製と粒径制御法
  • シランカップリング剤の表面処理法
  • 反応・表面分析/解析法
  • シランカップリング剤の応用(複合材料<ナノコンポジット/ナノハイブリッド>や新規機能材料の設計、合成、特性解析法)

 

◆ 受講対象・レベル

企業でカップリング剤処理、表面処理を行う技術者、コンパウンド、複合材料(ナノコンポジット/ナノハイブリッド)の新規な材料開発を行う研究者、技術者の方などです。

 

担当講師

FAMテクノリサーチ 代表 高分子学会フェロー 工学博士

山田 保治 氏

 

セミナープログラム(予定)

1. シランカップリング剤の概要
1.1 シランカップリング剤とは
1.2 シランカップリング剤の種類と化学構造
1.3 シランカップリング剤の機能
1.4 その他のカップリング剤(ジルコニウム、チタネート系カップリング剤)
1.5 シランカップリング剤の効果的な使用量と使用方法

 

2. シランカップリング剤の反応、反応制御、作用機構および界面構造の制御
2.1 シランカップリング剤の反応
2.2 加水分解・縮合反応と反応機構
2.3 加水分解・縮合反応の制御
(a)シランカップリング剤の反応性(反応速度)
(b)加水分解性基の影響
(c)有機残基の影響
(d)pHの影響
2.4 無機材料表面への修飾反応と反応機構
2.5 シランカップリング剤、反応条件の影響、界面構造の制御
(a)pHの影響
(b)溶液濃度及び反応温度の影響
(c)無機材料の影響
(d)界面構造の影響
2.6 ジルコニウム系及びチタネート系カップリング剤の活用

 

3.シランカップリング剤の選択基準、使い方と処理効果
3.1 シランカップリング剤の選択基準-どんなシランカップリング剤を選べばよいか?
3.2 シランカップリング剤の使い方-効果的な使い方は?
3.3 シランカップリング剤の処理効果-シランカップリング剤処理でどんな効果が得られるか?

 

4.シランカップリング剤による表面処理法-界面・分散性の制御
4.1 シリカの種類と構造
4.2 シリカの表面構造と反応性
4.3 シルセスキオキサン粒子の調製
4.4 ラダー型ポリシルセオキサンの調製
4.5 なぜ界面の制御が必要か?
4.6 シランカップリング剤による表面修飾・改質技術
4.6.1 表面処理法
(a)固相法
(b)溶液法
(c)気相法
4.6 2 シランカップリング剤による表面修飾処理の実験例
(a)ナノ粒子
(b)ガラス板
(c)シリコンウェハー
(d)ステンレススチール

 

5.表面キャラクタリゼーション―シランカップリング剤の反応状態、表面状態の分析法
5.1 シランカップリング剤の反応解析、被覆率解析方法
5.2 表面状態の解析・評価方法
(a)構造分析(FT-IR、NMR など)
(b)熱分析(DSC,TG-DTA など)
(c)表面分析(XPS、原子間力顕微鏡(AFM))

 

6.シランカップリング剤の応用
6.1 樹脂、エラストマーの架橋
6.2 複合材料(有機-無機ハイブリッド)への応用
6.2.1 有機-無機ハイブリッドの材料設計
6.2.2 有機-無機ハイブリッド材料の調製法
(a)溶液混合法/溶融混練法
(b)層間挿入法(層剥離法)
(c)ゾルーゲル法
(d)微粒子分散法(In-situ重合法)
(e)表面修飾粒子法(コアシェル構造型ハイブリッド材料)
6.2.3 種々な有機-無機ハイブリッド材料の調製と特性
(a)汎用(熱可塑性)樹脂(PMMA、PC、PSなど)
(b)耐熱性・熱硬化性樹脂(PI、エポキシ樹脂など)
6.2.4 有機-無機ハイブリッド材料の構造・特性解析
6.3 塗料・コーティング剤への応用
6.4 高機能材料への応用

 

7.参考図書

 

スケジュール
10:30~12:00 講義
12:00~12:50 昼休憩
12:50~14:30 講義
14:30~14:40 休憩
14:40~16:30 講義
※進行状況により多少変更します。

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年02月15日(水) 10:30~16:30

 

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

 

受講料

非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)

 

■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から

  • 1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
  • 2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

 

※セミナー主催者の会員登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「R&D支援センター会員登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みから会員受講料が適用されます。

 

※R&D支援センターの会員登録とは?
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。

 

LIVE配信のご案内

こちらをご参照ください

 

備考

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。

 

  • セミナー資料は事前にPDFで送付します。紙媒体での送付は行いません。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。この点にご了承の上、お申し込みください。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

おすすめのセミナー情報

製造業eラーニングTech e-L講座リスト

製造業向けeラーニングライブラリ

アイアール技術者教育研究所の講師紹介

製造業の新入社員教育サービス

技術者育成プログラム策定の無料相談受付中

スモールステップ・スパイラル型の技術者教育

技術の超キホン

機械設計マスターへの道

生産技術のツボ

早わかり電気回路・電子回路

品質保証塾

機械製図道場

スぺシャルコンテンツ
Special Contents

導入・活用事例

テキスト/教材の制作・販売