量子暗号通信の基礎と最新動向,社会実装の展望【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 富田 章久 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
★世界中で研究開発が進められいる量子暗号技術について、基礎から解説致します!
量子暗号通信の基礎と最新動向,
社会実装の展望
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
量子暗号は世代を超える長期間の秘匿性を保証する技術です.ゲノムや医療情報,機密情報など高度な秘匿性を担保することが必要な情報の暗号化に必須の技術として世界中で研究開発が進められています.とはいえ,量子情報技術はなかなかとっつきにくく,また,まとまった情報が手に入れにくいのも事実です.本講演では量子暗号技術の基礎をできるだけ易しく解説したあと,やや本格的な理論を紹介します.さらに,量子暗号の実装法,システム構成,ネットワーク構成と最新の研究開発動向,社会実装に向けた取り組みを解説します.
◆受講後、習得できること
量子情報技術,特に量子暗号鍵配送の基本的な考え方
量子暗号と現代暗号との違い,使い分け
量子暗号鍵配送の研究開発動向
量子暗号鍵配送の社会実装に向けた取り組み
◆受講対象者
量子情報技術の社会実装に興味のある方
高度なセキュリティネットワーク,アプリケーションに関心のある方
量子暗号について断片的な情報しかなく,まとまった知識を得たい方
担当講師
国立大学法人 北海道大学 大学院情報科学研究院 教授 博士(工学) 富田 章久 先生
1984 日本電気(株)入社
2010 北海道大学大学院情報科学研究科教授 現在に至る.
2000-2010 JST ERATO 今井量子計算機構プロジェクトおよびERATO-SORST 量子情報システムアーキテクチャ・量子情報実験グループリーダー
2019年より(一社)量子ICTフォーラム代表理事
2020年よりJSTさきがけ「革新的な量子情報処理技術基盤の創出」研究領域研究総括
■専門・得意分野
量子情報工学,量子光学,量子暗号,光量子情報処理
セミナープログラム(予定)
1. イントロダクション
1.1 現代暗号の問題点
1.2 量子暗号鍵配布の概要
1.3 最近の応用例
2.量子情報理論の基礎
2.1 量子情報の表現
2.2 量子情報の測定
2.3 量子もつれ
3. 量子暗号鍵配布
3.1 簡単な原理
3.2 実装法
3.3 システム構成
3.4 ネットワーク
3.5 さまざまな量子暗号鍵配布プロトコル
4. 量子暗号鍵配布の安全性
4.1 安全性の定義とやや本格的な議論
4.2 実装安全性
5. 最近の研究動向
5.1 高性能化
5.2 衛星量子暗号
5.3 量子セキュアクラウド
6. 社会実装に向けて
6.1 何ができるか
6.2 日本におけるPOCの実例
6.3 標準化動向
6.4 今後の課題と展望
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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