化粧品・食品・医薬品での製剤化に活用できる植物由来原料を用いたオイルゲルの物性制御技術とトラブル解決方法【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 柴田 雅史 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
★各種ゲル化剤がオイルをゲル化する仕組みとゲル物性の制御方法とは?
★ゲル化剤のオール植物化の課題と油性ゲル製品のトラブルとその対応は?
★オイルゲル化および増粘の機構と物性制御~化粧品における植物由来原料への置き換えを目指して!
化粧品・食品・医薬品での製剤化に活用できる
植物由来原料を用いたオイルゲルの
物性制御技術とトラブル解決方法
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
講演ポイント
従来から植物由来原料が主流であった食品や医薬品分野だけでなく、化粧品製品においても石油由来原料から植物由来原料への変更が強く求められている。そして従来原料からの単純な置き換えが難しい原料の一つとして、オイルをスティック状にゲル化する際に用いられるワックスが挙げられる。
本講演では、各種ゲル化剤がオイルをゲル化する仕組みとゲル物性の制御方法について解説をおこなう。そしてオイルゲル化において植物ワックスへの置き換えが難しい理由と植物ワックス使用において起こりがちな課題を明らかにし、その解決方法の提言をおこなう。
◆受講後、習得できること
- 化粧品製造における植物ワックス使用の課題が明らかになり、処方作成時の原料選択の手がかりが得られる。
- 植物ワックスに限らず、オイルゲル化剤全般の化粧品・食品・医薬品製品での使用方法を知ることができる。
- 化粧品・食品・医薬品製品での、植物ワックスやゲル化剤が原因となる品質トラブルの予想と回避ができるようになる。
- オイルゲル化用植物ワックスの、今後の改良の方針が明らかになる。
担当講師
東京工科大学 応用生物学部 教授 博士(工学) 柴田雅史 氏
■主経歴
1989-2008 花王(株) 研究所勤務
化粧品の開発基礎研究を担当
2008-2011 東京工科大学 応用生物学部 准教授
2011- 東京工科大学 応用生物学部 教授
化粧品製剤技術に関する教育・研究を担当
■専門分野・研究
コロイド界面化学、化粧品科学
■本テーマ関連の学会・協会等での活動
色材協会 理事
日本工学会 フェロー
日本化学会 コロイド界面部会 編集委員
セミナープログラム(予定)
1.オイルゲルの基本、ゲルとは?
・オイルゲルはどのようなところで使われているか
・水性ゲルとオイルゲルの違い
・オイルをゲル化・増粘する機構
2.ゲル化剤の種類とその性質
・透明でプルプルのゲルを作る(オルガノゲル化剤)
・無機物質でのゲル化(微粒子ゲル化剤)
・スティック状のゲルを作る(ワックス)
3.ゲルの物性を制御する技術
・オイルの種類とゲルの物性の関係
・ゲル化剤の混合によるゲル物性の変化
4.ゲル化剤のオール植物化の課題
・オルガノゲル化剤の硬度制御、経時変化
・植物ワックスでスティック用に適したもの、適さないもの
・植物ワックスのゲルの硬度を上昇させる方法
5.油性ゲル製品のトラブルとその対応(植物由来以外のものも含む)
・なぜオイルは分離してしまう(離漿、発汗)
・どういうゲル化剤で結晶が分離してくるのか(ブルーミング)
・製造条件の差はゲル物性に変化を与えるか
・ほんの少しの共存物質が悲劇を呼ぶ
(質疑応答)
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
●録音・録画行為は固くお断り致します。
備考
※配布資料等について
●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
- 配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
- 準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
お申し込み方法
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