塗装劣化のメカニズムと防食技術・トラブル対策・評価解析技術【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 向原 文典 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
○「塗装劣化とメカニズムから紐解く塗装の役割と限界」「コスト面含めた最適な塗装設計」
「耐候性・耐久性などの評価試験法」「実例交えた塗装トラブルと対策」「塗膜の調査解析法」など。
○様々な場面で適用されている塗装技術の全体像を1日で掴む!
塗装劣化のメカニズムと
防食技術・トラブル対策・評価解析技術
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
2015年の日本での金属腐食への対策費は約6.5兆円と防衛費の5兆円より多い。腐食対策費の内約58%が塗装で圧倒的に多く、続いて約27%がめっき等の金属被覆、約8%が耐食材料に投じられている。塗装はただ塗るだけで腐食原因物質を遮断し防食の効果があると間違って信じられていることが多い。そのため思わぬ塗装のトラブルに巻き込まれてさらに経済的損失を招いている。
本セミナーでは、金属の防食の観点から塗装の果たす役割と限界について、塗装劣化とメカニズムから説明し理解して貰う。さらに使用環境でコストパフォーマンスが最適な塗装設計ができるように、塗装材料を選定する上で役立つ耐候性試験、接着耐久性試験(温度勾配試験)などの評価試験方法、塗装トラブルと対策の実例、塗膜の調査解析方法について説明し、防食に関係するエンジニア等が塗装に関する技術を習得し、業務に役立てて貰う。
◆受講後、習得できること
- 塗装劣化とメカニズム
- 塗装の果たす役割と限界
- 塗装適用例とトラブル対策
- 塗装設計法
- 塗装評価試験方法
- 塗装調査解析方法
など
◆受講対象者
工場の設備管理者、品質管理者、材料製品の設計者、開発者、研究者
◆必要な予備知識など
特にありません。
担当講師
向原技術士事務所 代表 向原 文典 先生
1978年3月 大阪大学大学院工学研究科 応用化学専攻前期課程修了
1978年4月 川崎製鉄株式会社入社 技術研究所等に勤務
1999年1月 川鉄テクノリサーチ株式会社 プロセス・製品技術事業部に勤務
2004年10月 JFEテクノリサーチ株式会社 機能材料ソリューション本部等に勤務
2017年3月 JFEテクノリサーチ株式会社 退職
2017年5月 向原技術士事務所
現在に至る。
セミナープログラム(予定)
1.塗装劣化とメカニズム
1-1 塗膜欠陥部の腐食と接着劣化機構
1-2 塗膜健全部の接着劣化機構
1-3 塗膜表面部の紫外線劣化機構
1-4 塗膜の酸化劣化機構
1-5 塗膜の環境応力亀裂機構
1-6 塗膜のクリープ劣化機構
2.塗装の果たす役割と限界
2-1 防食性能
2-2 絶縁性能
2-3 装飾性能
2-4 その他性能(防汚、防火、遮熱、耐摩耗、結露防止等)
3.塗装適用例とトラブル対策
3-1 自動車・車両・船舶分野
3-2 機械分野
3-3 電気電子機器分野
3-4 建築分野
3-5 土木分野
3-6 その他
4.塗装設計
4-1 塗装材料(樹脂、顔料、添加剤,溶解性パラメーター等)
4-2 表面処理方法(除錆、化成処理、プライマー等)
4-3 塗装方法
5.塗装評価試験
5-1 密着性試験(碁盤目試験、垂直引張強度試験、90度剥離強度試験等)
5-2 耐食性試験(塩水噴霧試験、複合サイクル試験、陰極剥離試験等)
5-3 耐熱性試験
5-4 促進耐候性試験(サンシャイン試験、キセノン試験、メタルハライド試験等)
5-5 接着耐久性試験(温度勾配試験、温度差固定式耐湿性試験等)
5-6 環境応力亀裂抵抗性試験
5-7 クリープ試験、針入度試験
5-8 その他
6.塗装調査・解析方法
6-1 塗膜断面観察
6-2 塗膜分析
6-3 塗膜解析
6-4 電気化学測定
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
配布資料・講師への質問等について
●配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
お申込みは4営業日前までを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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