ナノマテリアルの安全性評価と遺伝毒性メカニズム・今後の展望【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 戸塚 ゆ加里 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
☆幅広い分野で利用されているナノマテリアルの安全性評価について
☆多層カーボンナノチューブ、ナノマグネタイトを例に解説
☆動物試験の代替法含めた今後の展望まで
ナノマテリアルの安全性評価と
遺伝毒性メカニズム・今後の展望
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
ナノマテリアルは様々な分野で幅広く利用されており、その安全性の評価が急務となっている。我々はこれまで、化学物質の安全性評価に汎用されている様々なin vitro/ in vivo遺伝毒性試験を応用し、ナノマテリアルの安全性について検討を行なってきた。
本セミナーでは、多層カーボンナノチューブ(MWCNT)やナノマグネタイトなどの遺伝毒性について評価した結果について紹介する。また、動物試験に対する3Rを考慮したin vivo代替法をナノマテリアルの遺伝毒性評価に応用することの妥当性についても紹介する。
◆受講後、習得できること
- 遺伝毒性評価方法
- ナノマテリアルの遺伝毒性メカニズム
- in vivo代替法の有用性
◆講演中のキーワード
- ナノマテリアル
- 遺伝毒性試験
- 酸化ストレス
- 生体模倣システム (Microphysiological system; MPS)
担当講師
日本大学 薬学部 環境衛生学教室 教授 戸塚ゆ加里 先生
■経歴
1991年 日本大学理工学部薬学科卒業、1993年 明治薬科大学大学院修士課程修了。1999年 博士(薬学)取得。
(財)がん研究振興財団 リサーチレジデントなどを経て、2003年 国立がんセンター研究所研究員、2008年 同センター室長、2010年 ユニット長を経て、
2021年4月より日本大学薬学部 環境衛生学 教授
国際基督教大学および放送大学にて非常勤講師
日本環境変異原ゲノム学会研究奨励賞、日本癌学会研究奨励賞など受賞
■専門および得意な分野・研究
専門分野:環境発がん、遺伝毒性
新規の発がん性要因の検索と、ヒト発がんへの関与に関する研究の一端としてDNA付加体に注目し、長年研究してきた。最近は、DNA付加体の網羅的解析と大規模ゲノム解析を統合的に評価し、ヒト発がん要因の探索とリスク評価に関する研究に取り組んでいる。
また、生体模倣システムとして、共培養や3次元培養法を用いたナノマテリアルを含む化学物質の新規安全性評価法の開発にも取り組んでいる。
■本テーマ関連学協会での活動
食品安全委員会添加物専門調査会専門委員
厚生労働省 薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会添加物部会委員
日本環境変異原ゲノム学会理事、日本癌学会評議員、日本がん予防学会評議員、
日本薬学会代議員
セミナープログラム(予定)
1. はじめに
2. ナノマテリアルについて
3. ナノマテリアルに関する国際動向・懸念・問題点
4. 遺伝毒性物質
5. 遺伝毒性試験
a) バクテリアを用いる試験(Ames試験)
b) 培養細胞を用いる試験 (コメットアッセイ・染色体異常試験・小核試験)
c) トランスジェニック動物を用いる試験
d) 次世代シークエンサーを用いる試験
6. ナノマテリアルの遺伝毒性評価
a) In vitro試験
b) In vivo試験
7. ナノマテリアルの遺伝毒性メカニズム
8. 生体模倣システム
9. 生体模倣システムを用いたナノマテリアルの遺伝毒性評価
10. 今後の展望
11. 終わりに
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
※配布資料等について
●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
- 配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
- 準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
お申し込み方法
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