移動通信に用いられるアンテナの基礎技術【提携セミナー】

移動通信に用いられるアンテナの基礎技術【提携セミナー】

開催日時 【LIVE配信】2024/10/4(金)10:30~16:30 , 【アーカイブ配信受講】10/7(月)~10/21(月)
担当講師

長 敬三 氏

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

定員 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
受講費 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)

移動通信に用いられるアンテナの基礎技術

 

★移動通信用のアンテナがどのような観点で設計されているか,

またアンテナの基本技術がどのように適用されているのかを理解できる.

 

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

◆セミナー趣旨

本セミナーでは,始めにアンテナからの電磁波の放射の基礎概念となっているMaxwellの方程式の意味について説明します.またアンテナの性能は,アンテナに流れる電流で評価することが多いですが,電流とアンテナ特性がどのように関連付けられるのかを説明します.更に基地局アンテナや最近の高周波数帯用端末アンテナでも必要となるアレーアンテナの考え方について,直線アレーアンテナを例に説明します.

 

その後,移動通信用の基地局アンテナ,端末アンテナに着目し,それぞれのアンテナにどのような要求条件があるのかについて説明するとともに,具体的な実現例を紹介します.
またアンテナの性能評価法についても紹介します.特に端末用アンテナの評価方法は,通常のアンテナの性能評価と方法が異なるため,考え方について説明いたします.

 

最後に,本セミナーへの要望が多かったということで,アンテナの自動設計技術についても簡単に紹介いたします.

 

本セミナーで,移動通信用のアンテナ実現の裏にある設計思想に触れていただき,今後アンテナを研究開発していく上での一助になれば幸いです.

 

◆習得できる知識

移動通信用のアンテナが,どのような観点で設計されているか,またアンテナの基本技術がどのように適用されているのかを理解できる.

 

◆受講対象

移動通信用アンテナの業務に携わる若手技術者や新人の方

 

◆必要な前提知識

特に予備知識は必要ありませんが,アンテナ工学や移動通信システムの知識があると,より理解が深まると思います.

 

◆キーワード

アンテナ設計,自動設計,広帯域化,マルチバンド化,小型化,評価方法,セミナー

 

担当講師

千葉工業大学
工学部 情報通信システム工学科
教授 長 敬三氏

 

<ご専門>
移動通信用アンテナ

<ご略歴>
1988年 東京工業大学大学院修士課程修了,2002年 博士(工学:東京工業大学)
1988年 日本電信電話株式会社入社.
ポケットベル用アンテナ,PHS用基地局アンテナ,スマートアンテナの研究開発に従事.
2003年 NTTドコモへ転籍.HSPAおよびLTE用の基地局・端末アンテナの研究開発に従事.
2012年 千葉工業大学へ教授として着任.現職に至る.
現在,周波数選択性反射板やメタマテリアルの移動通信用アンテナへの応用,THz合成開口アレーを用いた位置推定,THz電波伝搬等の研究に従事.

これまで,電子情報通信学会通信ソサイエティ英文論文誌編集委員長(2022-2024),アンテナ・伝播研究専門委員会委員長(2015-2017),IEEE AP-S Japan Chapter Chair(2011-2012)等を歴任.

電子情報通信学会 フェロー,IEEE Senior member.

 

セミナープログラム(予定)

1.アンテナの基礎
1.1 Maxwellの方程式
1.2 ベクトルポテンシャル
1.3 微小ダイポールからの放射
1.4 アレーアンテナ

 

2.移動通信に用いられるアンテナ
2.1 基地局アンテナ
2.1.1 基地局用アンテナに求められる性能
2.1.2 代表的なアンテナ素子
2.1.2.1 反射板付きダイポール
2.1.2.2 MSA
2.1.3 ビームチルト・指向性成形
2.1.4 広帯域化・マルチバンド化技術
2.2 端末アンテナ
2.2.1 端末用アンテナに求められる性能
2.2.2 代表的なアンテナの小型化手法
2.2.3 広帯域化・マルチバンド化
2.2.4 端末アンテナの構成例

 

3.アンテナの評価方法
3.1 入力特性の測定
3.2 放射特性・利得の測定
3.3 PIMの測定

 

4.自動設計法
4.1 パラメータスイープ
4.2 GA・PSA
4.3 機械学習

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

【LIVE配信】2024/10/4(金)10:30~16:30
【アーカイブ配信受講】10/7(月)~10/21(月)

 

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

 

受講料

非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)

 

会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

 

※LIVE配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合
会員価格で1名につき55,000円(税込)、2名同時申込で66,000円(税込)になります。
メッセージ欄に「LIVEとアーカイブ両方視聴」と明記してください。

 

※セミナー主催者の会員登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「R&D支援センター会員登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みから会員受講料が適用されます。

 

※R&D支援センターの会員登録とは?
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。

 

LIVE配信のご案内

こちらをご参照ください

 

備考

  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
    無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【LIVE配信】、【アーカイブ配信】、【LIVEとアーカイブ両方視聴】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

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