マイクロバブル医療応用の可能性と最新技術開発【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 鈴木 亮 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
☆様々な業界での活用が注目される”マイクロバブル”、
今回は医療分野での活用可能性と最新技術開発動向をご紹介!
☆活用事例・研究事例のみならず、マイクロバブルの調製方法や
安定性評価も解説する開発実務担当者必見の内容です!
<マイクロバブル・医用超音波の基礎から学ぶ>
マイクロバブル医療応用の可能性と最新技術開発
≪調製方法/物性・安定性評価/DDSへの応用/血液脳関門オープニング/がん免疫療法≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
血流中に投与したマイクロバブルに超音波を照射すると、超音波の圧力変動に応じてマイクロバブルが収縮・膨張を繰り返す。この機械的な運動により毛細血管内皮細胞間の密着結合が一時的に開口する。最近では、この現象を利用して、遺伝子や薬物を組織内にデリバリーするドラッグデリバリーシステム(DDS)の研究が活発化している。特に、本技術が、脳への低侵襲的なDDS技術として期待されている。そこで本セミナーでは、マイクロバブルや医用超音波に関する基礎知識、およびマイクロバブルと超音波の併用による最新のDDS研究や免疫療法について解説する。
◆受講後、習得できること
超音波造影剤としてのマイクロバブルの機能を理解できる
最新の超音波治療装置について理解できる。
マイクロバブルの調製や特性評価方法を習得できる。
マイクロバブルと超音波照射の組み合わせによる薬物デリバリー技術を習得できる。
経頭蓋超音波照射を利用した脳内薬物デリバリー技術を習得できる。
超音波を利用したがん免疫療法について理解できる。
◆講演中のキーワード
ドラッグデリバリーシステム(DDS)、マイクロバブル、超音波、脳、血液脳関門(BBB)、がん免疫
担当講師
帝京大学 薬学部 教授 鈴木亮 先生
■経歴
<学歴>
1996年3月 東京薬科大学 薬学部 薬学科 卒業
1998年3月 大阪大学 大学院薬学研究科 博士前期課程 修了、修士(薬学)
2001年3月 大阪大学 大学院薬学研究科 博士後期課程 修了、博士(薬学)
<職歴>
2001年 東レ株式会社 入社
2004年 帝京大学薬学部 助手
2007年 帝京大学薬学部 助教
2009年 帝京大学薬学部 講師
2011年 帝京大学薬学部 准教授
2014年 University of Virginia, Cardiovascular Research Center, Research Scientist
2015年 大阪大学 大学院薬学研究科 招へい准教授(現職)
2017年 合同会社レビアスファーマ 有限責任社員(兼職)(現職)
2018年 株式会社ウェルセラ 取締役(兼職)(現職)
2019年 帝京大学 薬学部 教授(現職)
2021年 帝京大学 先端総合研究機構 教授(兼担)(現職)
■専門および得意な分野・研究
薬物送達学、超音波医学
■本テーマ関連学協会での活動
<受賞歴>
2010年 日本バイオイメージング学会 奨励賞
2011年 日本DDS学会 奨励賞(臨床)
2013年 日本薬剤学会 奨励賞
2013年 日本ハイパーサーミア学会 研究奨励賞
<所属学会>
日本薬学会、日本癌学会、日本薬剤学会、日本DDS学会
日本バイオイメージング学会、日本超音波医学会、日本ハイパーサーミア学会
遺伝子・デリバリー研究会
<委員>
日本バイオイメージング学会(評議員・理事)
日本DDS学会(評議員)
日本薬剤学会 (代議員)
セミナープログラム(予定)
1.医用超音波について
1) 超音波造影装置
a) 超音波造影の原理
b) 超音波造影モードについて
2) 治療用超音波装置
a) 治療用超音波装置について
b) 集束超音波装置の原理
c) 集束超音波によるがん治療
d) 経頭蓋集束超音波について
2.マイクロバブルについて
1) 超音波造影剤
a) 超音波造影剤の歴史
b) 超音波造影剤の特徴
c) 超音波造影剤を利用した超音波診断
2) マイクロバブルの調製・特性評価
a) マイクロバブルの調製方法
b) マイクロバブルの物性評価
c) マイクロバブルの安定性評価方法
d) マイクロバブルの血中安定性評価方法
3.マイクロバブルと超音波の併用効果
1) ドラッグデリバリーシステム(DDS)への応用
a) 超音波照射下でのマイクロバブルの振る舞い
b) 培養細胞への遺伝子・薬物デリバリー
c) 生体内への組織選択的な遺伝子デリバリー
d) がん組織への薬物デリバリー
e) 臨床試験における抗がん剤デリバリー
2) 血液脳関門(BBB)オープニング
a) BBBオープニング特性評価
b) 薬物デリバリー特性評価
c) 脳腫瘍モデルに対する抗がん剤デリバリー
d) アンチセンス核酸デリバリー
e) mRNAデリバリー
f) 臨床試験における抗がん剤デリバリー
4.マイクロバブルと超音波を利用したがん免疫療法
1) 樹状細胞がん免疫療法の開発
a) 樹状細胞への抗原デリバリー
b) 樹状細胞免疫療法による抗腫瘍効果
2) 超音波がん温熱免疫療法の開発
a) マイクロバブルと超音波照射によるがん組織への影響
b) 抗腫瘍免疫の誘導効果
c) 樹状細胞免疫療法との併用効果
3) 養子免疫療法への応用
a) 養子免疫療法
b) 腫瘍微小環境の解析
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
●録音・録画行為は固くお断り致します。
備考
配布資料・講師への質問等について
●配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
お申込みは4営業日前までを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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