医学研究における因果推論入門【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 魚住 龍史 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
★「因果推論」に特化した統計基礎セミナー
★マッチング、層別解析、回帰モデル、傾向スコアモデル…など各手法について丁寧に解説
医学研究における因果推論入門
≪傾向スコアモデルを含む各手法の基本理解≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
本講演では,医学分野の実務者向けに,因果推論の基礎的な内容について,医学分野における応用事例を紹介しながら解説する.医学研究のなかでも特に臨床研究では,統計的推測を行うにあたって,ランダム化が重要な役割を果たすといえる.ランダム化比較試験から得られたデータは,群間比較を行う際の比較可能性が担保されるためである.しかし,ランダム化比較試験でなく,観察研究によって得られたデータの場合,比較可能性が担保されず,群間比較としてはバイアスが混在した結果となってしまう.この問題に対するアプローチとして,マッチング,層別解析,回帰モデルによる解析などが挙げられ,近年では傾向スコアによる解析が頻繁に用いられている.本講演では,これらの統計解析手法を理解することを目標とする.
◆受講後、習得できること
- 反事実結果変数や交絡に基づく因果推論の考え方を理解できる
- ランダム化の意義を理解できる
- 観察研究における交絡の調整方法の使い分けができる
◆講演中のキーワード
交絡,ランダム化,観察研究,統計モデル,傾向スコア
担当講師
東京工業大学 工学院 准教授 魚住龍史 先生
■経歴
2014-2016 京都大学大学院医学研究科 医学統計生物情報学 特定助教
2016-2018 同 助教
2018-2022 同 講師
2021-2022 Visiting Scholar, Department of Biomedical Data Science, Stanford University
2022-現在 東京工業大学 工学院 准教授
■専門および得意な分野・研究
生物統計学
■本テーマ関連学協会で の活動
主著
『生存時間解析 応用編: SASによる生物統計』(共著,東京大学出版会,2016)
『新版 実用SAS生物統計ハンドブック』(監修,サイエンティスト社,2021)
『生存時間解析 第2版: SASによる生物統計』(共著,東京大学出版会,2022)
セミナープログラム(予定)
1. 統計的因果推論の考え方
2. 平均因果効果の推定
3. ランダム化について
4. 交絡調整のアプローチ
1) アウトカム回帰モデル
2) 傾向スコアモデル
3) 二重ロバスト推定
5. その他の最近の展開(TBA)
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
*PC実習講座を除きます。
お申し込み方法
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