材料表面への(超)撥水・(超)親水性付与の基礎・制御法から分析・評価技術、応用まで【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 佐藤 正秀 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
○様々な分野で活用されている(超)撥水・(超)親水化技術について詳解!
○ぬれ性などの必須基礎知識から分析・評価法、シランカップリング剤/
チオール処理などの化学的な表面改質や、温度/光応答型のぬれ性制御など様々な親水・撥水化技術まで。
材料表面への(超)撥水・(超)親水性付与の基礎・
制御法から分析・評価技術、応用まで
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
液体と固体表面が関与するぬれ現象の把握と制御は、塗料・顔料製造、各種工業操作における塗装・塗布・乾燥工程の構築のみならず、マイクロエレクトロニクス、バイオ工学や再生医工学など、一見無関係に思える先端的工業操作においても重要な要素を占めています。ここではぬれ現象の基礎である接触角・表面張力に関する理論、これらに影響を及ぼす諸因子や測定・評価法の解説と、シランカップリング、チオール、ホスホン酸および親水性ポリマーなどによる固体表面の撥水化・親水化表面改質、温度応答性ポリマー鎖や酸化チタンなど温度・光照射によるぬれ性制御方法および材料表面の超撥水化・超親水化に関連した工業的応用例について説明します。
◆受講後、習得できること
- ぬれ性、表面張力の基礎、測定方法
- ぬれ性制御に関する基礎と応用に関わる知識
- 有機シラン、チオール、ホスホン酸などの化学的表面改質による材料表面の親水化・疎水化と評価方法に関する知識
など
◆受講対象者
化学・材料・機械・電子系企業で材料研究開発、材料製造プロセス開発を始めたばかりの方から、ある程度の研究経験を経た方で、表面ぬれに関する知見を得たいと考えている方
◆必要な予備知識など
高校卒業・大学2年(基盤教育)レベルの化学の知識
担当講師
宇都宮大学 工学部 基盤工学科 物質環境化学コース 教授 佐藤 正秀 先生
■ご略歴:
1994年3月 東北大学大学院工学研究科博士課程後期修了 博士(工学)
1994-1997 東北大学反応化学研究所(現 多元物質科学研究所) 助手
1997年から宇都宮大学工学部助手、講師、准教授を経て現在に至る。
■ご専門および得意な分野・研究:
化学工学/固体・粉体の表面改質,ナノ粒子合成と塗布材料・伝熱流体等への応用に関する研究に従事
セミナープログラム(予定)
1.ぬれ性、表面張力の基礎と測定方法
1)接触角とその測定方法
2)表面張力とその測定方法
2.材料表面の親水性・疎水性に影響する諸因子
1)表面官能基と親水性・疎水性の関係
2)表面ラフネスと親水性・疎水性の関係
3.材料表面の親水性・疎水性評価方法
1)表面張力測定法(Welhelmy法、ペンダントドロップ法、滴重法、最大泡圧法)
2)接触角・ぬれ性の測定方法
3)転落角・前進/後退接触角を通じた動的ぬれ特性評価
4.親水性・疎水性評価のための材料表面分析
1)XPS
2)AFM
5.化学的表面改質による親水性・疎水性制御
1)前処理・洗浄工程
2)シランカップリング剤処理
3)ホスホン酸処理
4)チオール処理
5)薄膜化・厚膜化
6.外部エネルギー応答型親水性・疎水性制御
1)温度応答型ぬれ性制御
2)光応答型ぬれ性制御
3)長時間保持できるぬれ性・超親水/油・超撥水/油制御方法
7.材料表面の親水性・疎水性の工学的応用例
1)表面へのぬれ性パターン付与方法
2)インクジェット回路印刷プロセスへの応用
3)伝熱促進技術への応用
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
※配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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