リサイクル対応に向けたプラスチックの材料設計および成形加工技術【提携セミナー】

マテリアルリサイクルのため技術

リサイクル対応に向けたプラスチックの材料設計および成形加工技術【提携セミナー】

開催日時 2026/2/19(木) 10:30~16:00
担当講師

山口 政之 氏

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

定員 -
受講費 通常申込:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円

 

リサイクル対応に向けた

プラスチックの材料設計および成形加工技術

 

モノマテリアル化の要素技術/リサイクルレジン使用の注意点/ポリマーブレンド/構造制御 など

 

【提携セミナー】

主催:サイエンス&テクノロジー株式会社

 


受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

 

モノマテリアル化においてポイントとなりやすいフィルム物性と機能性向上の知識に、
非相溶系ブレンドにおける相分離構造の決定因子など、リサイクル製品の質を左右するポリマーブレンドの知識、
さらには、加工履歴の影響や、成形時のシルバーストリーク、目ヤニ、フィッシュアイといった
リサイクルレジン使用時により生じやすい不良や注意点など。

 

本セミナーでは、近年ますます喫緊の課題となっているプラスチックリサイクルに向けて、
最新の研究紹介も交えつつ、材料設計と成形加工の技術的観点から実務をサポートします。

 

セミナー趣旨

環境問題への意識の向上、さらには国内外における法規制の強化により、プラスチック製品のリサイクルに対するニーズが高まりつつあり、リサイクルレジンの使用が必須となりつつあります。また、マテリアル・リサイクルを容易にするために、モノマテリアル化による製品開発も急速に進んでいます。本セミナーでは、プラスチックの環境対応技術に取り組むために必要となる知見を、材料設計技術/成形加工技術の両面から解説します。

 

得られる知識

  • 環境対応ポリマー材料の開発に必要となる高分子物性・加工の基礎
  • ポリマーブレンドの構造制御技術および高性能化の手法
  • リサイクル樹脂を使いこなすための基本的な知識

 

受講対象

  • リサイクルレジンの使いこなしを目指している方
  • 相容化剤などの研究開発に携わっている方
  • モノマテリアル化に取り組まれている方
  • 現場で製造、加工などの業務に携わっている方
  • プラスチックの高性能化やポリマーブレンドの技術開発に携わっている方

 

【キーワード】

環境対応高分子材料、リサイクルレジン、相容化剤、ポリマーアロイ、ポリマーブレンド、
成形加工のトラブルシューティング、プラスチックの材料設計、成形加工による構造制御

 

担当講師

北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 マテリアルサイエンス系 物質化学フロンティア研究領域
教授 工学博士 山口 政之 氏

 

【兼任】北陸先端科学技術大学院大学 カーボンニュートラル研究センター センター長
【専門】高分子レオロジー、成形加工

 

セミナープログラム(予定)

1.環境対応プラスチックとは?

 

2.モノマテリアル化に必要となる要素技術
 ~ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレートにおけるモノマテリアル化の課題と技術~
2.1 積層フィルムの構成と必要な物性 (3材料の特性比較)
2.2 ポリプロピレン(種類と特徴)
2.3 ポリエチレン(一次構造と物性の関係)
2.4 ポリエチレンテレフタレート(性能決定因子)
2.5 水蒸気・ガスバリア性の決定因子と改質法
2.6 ヒートシール性の付与
2.7 剛性向上のアプローチ

 

3.マテリアル・リサイクルに必要となるポリマーブレンドの基礎知識
~非相溶なポリマーブレンドの構造制御技術~
3.1 ポリマーブレンドの基礎と混和性の予測
3.2 流動場・圧力の影響:最新の研究内容の紹介
3.3 相互作用パラメータと界面張力
3.4 非相溶系ブレンドにおける相分離構造の決定因子
3.5 界面での滑りを利用した高流動化:最新の研究内容の紹介
3.6 三成分系ブレンドの相構造
3.7 相容化剤とその役割
3.8 反応性相容化剤による構造制御
3.9 ポリオレフィン系ブレンドの相溶性と構造制御
3.10 長鎖分岐ポリマーのブレンドによる成形性向上:最新の研究内容の紹介
3.11 ポリマーブレンドの流動誘起結晶化:最新の研究内容の紹介

 

4.リサイクルレジン使用の注意点
~使いこなすために必要な知識と技術~
4.1 リサイクルレジンに対する考え方
4.2 マテリアル・リサイクルにおける加工履歴の影響
4.3 固体輸送部での注意点
4.4 分散性向上のための混合の基礎と加工機の選択
4.5 スクリーンメッシュの選択と考え方
4.6 劣化対策と安定剤処方
4.7 リサイクル・ポリエチレン使用時の注意点
4.8 リサイクル・ポリプロピレン使用時の注意点
4.9 リサイクル・ポリエステル使用時の注意点
4.10 その他のリサイクル樹脂使用時の注意点
4.11 射出成形での注意点 ~シルバーストリークなど
4.12 押出成形での注意点 ~目ヤニ、フィッシュアイなど

 

□質疑応答□

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2026年2月19日(木)  10:30~16:00

 

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

 

受講料

一般受講:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円

 

E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)

 

テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込み: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円)

 

定価:本体40,000円+税4,000円
E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円

 

※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。

※※お申込みフォームのメッセージ欄に【テレワーク応援キャンペーン希望】とご記載ください。
※他の割引は併用できません。

 

【S&T会員登録】と【E-Mail案内登録】の詳細についてはこちらをご参照ください。

 

※E-Mail案内登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄にE-Mail案内登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みからE-mail案内登録価格が適用されます。

 

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)
    ※開催2日前を目安に、主催者サイトのマイページよりダウンロード可となります。

 

オンライン配信のご案内

※【Live配信(zoom使用)対応セミナー】についてはこちらをご参照ください

※【WEBセミナー:アーカイブ受講対応セミナー】についてはこちらをご参照ください

 

アーカイブ(見逃し)配信について
視聴期間:2月20日(金)PM~2月27日(金)
※アーカイブは原則として編集は行いません
※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
(開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます)

 

備考

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

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