☆安衛法令の改正前後で何が変わったのが、新たに何をすべきなのか

☆「化学物質管理者」の責任と任務は？

＜安衛法令改正前後で比較・演習問題で身に付ける＞

製造業における”自律的”化学物質管理の全体像

≪リスク評価と管理手法・SDS作成要点・危機管理/変更管理演習≫

【提携セミナー】

主催：株式会社情報機構

化学物質を扱う事業者は、SDGsの目標でもある化学物質が起因の労災大幅削減が求められる。

安衛法省政令改正はそれに沿う形で、従来の管理手法を法定型から法定型を超える自律形への大転換を求めた。

この中で、「化学物質管理者」の法定資格要件が定められ、その選任が義務化され（R6.4.1）、その主要な任務はリスクアセスメントの適正化となる。

本セミナーは、国際標準のリスク評価・管理手法を紹介し、その手法への段階的な達成を目指すことと、大転換の前後での着眼点を演習問題に取り上げ、これらの解決策を得る知識獲得と実務演習に取り組む。

◆受講後、習得できること

１．「化学物質管理」の肝となる「リスク評価・管理手法」の国際標準が、わかる
２．「リスク評価」の肝となる「人体に及ぼす作用」の専門知識が、学べる
３．「リスク管理」の肝となる「設備・局排・保護具」の実務知識が、得られる
４．「リスクコミュニケーション」の肝となる「SDS」の作成の要点と活用の実務が、つかめる
５．化学物質管理者が試される「危機管理」「変更管理」が、演習できる

◆講演中のキーワード

１．製造業における化学物質管理
２．化学物質のリスク評価・管理手法概論
３．許容濃度・耐容濃度
４．化学設備の法令、局所排気装置の法令、保護具の法令・標準
５．リスク評価・リスク管理・変更管理・危機管理に係る演習問題

◆本テーマ関連法規・ガイドラインなど

労働安全衛生法（安衛法）
労働安全衛生規則（安衛則）
危険性又は有害性等の調査等に関する指針
化学物質等による危険性又は有害性等の調査に関する指針
化学品の分類および表示に関する世界調和システム（GHS）
製造業における化学物質の環境・安全の手引（2023初版）（新日本法規出版社）
城内博ら　編著「化学物質管理者専門的講習テキスト」(2023.7) (日本規格協会)

担当講師

（一社）化学物質管理士協会 副代表理事 伊藤雄二 先生

セミナープログラム（予定）

第１章　「リスク評価・管理」手法を習熟する
第1節　安衛法令による大転換の前
・化学物質のリスク評価・管理の紹介編・詳説編・補講編
第2節　欧州が先導する化学物質管理戦略への整合性
・国内化学物質規制法制の全体像
・製造業における化学物質の環境・安全の手引
・製品含有化学物質管理（CiP）の役割り
・教育研究機関における化学物質管理の取組
第3節　化学品分類（GHS)への整合性
第4節　国際的に合意されたリスク評価手法と安衛法とを比較（１）
第5節　国際的に合意されたリスク評価手法と安衛法とを比較（２）
第6節　公衆衛生（産業衛生）の位置づけ
第7節　安衛法関連法令改正がもたらす管理の大転換とは

第２章　「人体に及ぼす作用」の専門知識を獲得する
第1節　安衛法令による大転換の前　（第1章第1節の続き）
第2節　事業者が講じなければならない措置
第3節　慢性の健康障害防止のために
第4節　混合物評価の事例紹介

第３章　リスク管理手法「設備」「局排」「保護具」に熟練する
第1節 　化学設備・装置の法令
（情報機構セミナー　化学物質管理士協会講演集DBより）
第2節　リスク管理措置への整合性

第４章　「SDS（安全データシート）」に何を書くかを熟練する
第1節　安衛法令による大転換の前　（化学物質管理士協会講演集DBより）」
第2節　SDS記載品質の確保策

第５章　「危機管理」「変更管理」「リスコミ」に熟達する
第1節　「人体に及ぼす作用」と化学物質の関係を熟知する
第2節　化学物質管理を視点とした危機管理・変更管理とリスクコミュニケーション
第3節　演習問題　技術経営の視点、危機・変更の視点、混合物のリスク評価の視点

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年10月24日（火）　10:30-16:30

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

受講料

【オンラインセミナー（見逃し視聴なし）】：1名47,300円(税込、資料付)
＊1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンラインセミナー（見逃し視聴あり）】：1名52,800円(税込、資料付)
＊1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

＊学校法人割引；学生、教員のご参加は受講料50％割引。

●録音・録画行為は固くお断り致します。

オンライン配信のご案内

★　Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

備考

※配布資料・講師への質問等について

●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
（開催1週前～前日までには送付致します）。
＊準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
（土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。）

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
（全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。）
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

お申し込み方法

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