磁石/永久磁石技術の動向、着磁・減磁の磁気変化と磁石実装時のトラブル対策【提携セミナー】
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磁石/永久磁石技術の動向、着磁・減磁の磁気変化と磁石実装時のトラブル対策【提携セミナー】
おすすめのセミナー情報
開催日時 | 2022/6/3(金)10:30~16:30 |
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担当講師 | 松浦 裕 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 55,000円(税込) |
★ 減磁のメカニズムと対応方法を徹底解説! 磁石使用時のトラブル対策を詳解!
磁石/永久磁石技術の動向、着磁・減磁の磁気変化と
磁石実装時のトラブル対策
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
・磁石特性の見方、および各種永久磁石の特徴
・磁石を使う場合に発生する可能性のあるトラブルとその対策
習得できる知識
磁石特性の見方、永久磁石の物理特性、可逆減磁、不可逆減磁経時変化についての知識、磁石使用上のトラブルとその対策
担当講師
(公財)応用科学研究所 松浦研究室 特別研究員 工学博士 松浦 裕 氏
セミナープログラム(予定)
【プログラム】
1.はじめに
1.1 世界の電力事情と磁石の役割
1.2 永久磁石の市場動向
1.2.1 Eco-Car(HEV,PHEV,EV、電動パワーステアリング(EPS),
1.2.2 コンプレッサーモーター
1.3 磁石基本特性
1.4 磁石特性の見方と動作点について
1.5 永久磁石に使われる元素(希土類と遷移金属)の物性
1.5.1 希土類、遷移金属の磁化および異方性磁界
1.6 良い磁石とは
2.各種永久磁石の磁気特性とその特徴について
2.1 Nd-Fe-B焼結磁石
2.1.1 Nd-Fe-B焼結磁石の製造プロセス
2.1.2 Nd-Fe-B磁石の磁石特性
2.1.3 希土類資源の現状と今後の展望
2.1.4 Nd-Fe-B焼結磁石の保磁力について
2.1.4.1 Nd-Fe-B焼結磁石の微細組織と磁石特性
2.1.4.2 結晶配向度と残留磁束密度および配向度と保磁力の関係について
2.1.4.3 Nd-Fe-B磁石の高保磁力化の方法(従来と最近の方法)
2.1.4.4 Nd-Fe-B焼結磁石のBr、HcJ、異方性磁界のDy量依存性
2.1.4.5 R2Fe14B 化合物の飽和磁化と異方性
2.1.4.6 Nd-Fe-B磁石の保磁力メカニズム
2.1.4.7 重希土類拡散材の概念と方法
2.1.5 重希土類(Dy, Tb)拡散技術と保磁力傾斜磁石
2.1.5.1 Nd-Fe-B焼結磁石の製造プロセスについて
2.1.5.2 重希土類拡散工程の概要
2.1.5.3 重希土類拡散による高保磁力化
2.1.5.4 重希土類拡散材の磁石特性
2.1.5.5 重希土類拡散による傾斜保磁力磁石
2.1.5.6 重希土類拡散磁石の保磁力分布
2.1.5.7 重希土類拡散による傾斜磁石の減磁特性
2.1.5.8 重希土類拡散磁石を使ったモータ減磁解析
2.1.6 Nd-Fe-B焼結磁石の各種表面処理と寿命推定方法
2.1.6.1 表面処理とその特徴
2.1.6.2 表面処理の特性
2.2 フェライト磁石
2.2.1 フェライト磁石の結晶構造と磁気モーメント
2.2.2 フェライト磁石の特長
2.2.3 フェライト磁石の製造プロセスについて
2.2.3.1 フェライトの磁気特性
2.2.3.2 フェライト磁石高性能化のポイント
2.2.3.3 フェライト磁石の従来材料および新規材料の磁気特性
2.2.3.4 従来フェライト磁石のミクロ構造の改質による磁気特性改良
2.2.3.5 新規組成によるフェライト磁気特性の向上
2.2.3.6 フェライトの残留磁束密度およびの磁力の温度特性
2.2.3.7 フェライト磁石を用いたDCモータ設計比較
2.3 鋳造磁石(アルニコ磁石、Fe-Cr-Co磁石)
2.3.1 鋳造磁石製造プロセス
2.3.2 アルニコ磁石の特徴(長所・短所・用途)
2.3.3 アルニコ磁石の微細組織(スピノーダル分解)、組織写真
2.3.4 Fe-Cr-Co磁石の特徴(長所・短所・用途)
2.3.5 Fe-Cr-Co系磁石の組織(状態図と熱処理条件)
2.4 新規磁石材料研究開発の動向
2.4.1 ポストNd-Fe-B焼結磁石の開発の動向
2.5 Nd-Fe-B焼結磁石,フェライト磁石の保磁力のメカニズム
2.5.1 これまでの保磁力のメカニズム(磁化の一斉回転と磁壁移動)
2.5.2 Nd-Fe-B焼結磁石、ファライト磁石の保磁力の配向依存性
2.5.3 保磁力の配向度依存性から考えられる保磁力メカニズム
2.5.4 Nd-Fe-B焼結磁石の保磁力の配向度依存性と保磁力の角度依存性
2.6 その他の磁石
2.6.1 各種軟磁性材料の特性概要
3.永久磁石の物理特性および磁気的性質を利用する上での注意点
3.1 Nd-Fe-B焼結磁石の熱膨張と応力について
3.1.1 接着材使用上の注意
3.1.2 Nd-Fe-B焼結磁石とフェライト磁石の熱膨張の違いと応力
3.1.3 ラジアルリングについて
3.2 設計する上での着目すべき磁気的性質と注意点
3.2.1 ヒステリシス曲線と減磁曲線の見方
3.2.2 磁石単体の動作点(パーミアンス)の考え方
3.2.3 磁気回路の動作点(パーミアンス)の考え方
3.2.4 アンペールの法則、ガウスの法則から得られる情報
3.2.5 磁石動作点(パーミアンス係数)決定因子は何か
3.2.6 最大エネルギー積はなぜ重要か
3.2.7 永久磁石の安定性について
3.2.8 磁気回路設計上の注意点
3.3 減磁への対応方法・注意点
3.3.1 自己減磁界と外部(コイル)からの減磁界(電機子反作用)
3.3.2 フェライト磁石、Nd-Fe-B焼結磁石使用上の注意点
3.3.3 フェライト磁石の低温減磁とNd-Fe-B磁石の高温減磁について
3.3.4 経時変化(可逆減磁、不可逆減磁)について
3.3.5 錆による減磁
3.4 各種磁石の磁石特性測定方法および着磁方法に関する注意点
3.4.1 磁石特性想定方法と着磁の具体的方法
3.4.2 着磁に必要な磁界の目安
3.4.3 各種磁石の着磁特性
3.4.4 着磁パターンと着磁ヨークについて
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2022/6/3(金)10:30~16:30
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき55,000円(消費税込み・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込み)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
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※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。