リチウムイオン電池の電極構成,特性と新型電池の材料技術,今後の展開≪正・負極材,バインダーと電極の機能化≫【提携セミナー】
開催日時 | 【Live配信】2024/11/27(水)10:30~16:30, 【アーカイブ】2024/12/4まで受付(視聴期間:12/4~12/13まで) |
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担当講師 | 菅原 秀一 氏 |
開催場所 | Zoomを利用したLive配信 または アーカイブ配信 |
定員 | 30名 |
受講費 | 55,000円(税込) |
★4~5Ⅴ対応の電極 ,負極の膨張収縮への対応,電池軽量化に向けたパッケージ材
★断熱・熱暴走対策のための新素材 , 電池リサイクルのための分離吸着など
リチウムイオン電池の電極構成,
特性と新型電池の材料技術,今後の展開
~正・負極材,バインダーと電極の機能化~
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
1991年にSONY(株)によって創造された“リチウムイオン電池”は、33年後の現在、EVを始めグローバルな、モバイル電源のほぼ全てを担うに至った。しかし2024夏現在、あれほど勢いがあったEVと、EV用電池の生産量が急に低下した。特に欧米においてその状況が著しいが、順調な生産を継続する中国においても、その内容は特に原材料のコスト構成において、劇的な変化が見える。 EVの普及には電池コストが最大の障壁である、これはこの十数年言われ続けて来た。コストは正極材の問題であろうと考えていたが、意外にも正極のバインダーである、ふっ素ポリマー(PVDFなど)にも降りかかって来た。コバルトフリーの鉄リン酸リチウムLFP正極材への、大幅なシフトは、安価な水系バインダーの採用と相まって、フッ素ポリマーのサプライへの警戒論が出て来た。 元よりバインダーは発電要素ではなく、無ければないで済む存在である。同時に使用される溶剤NMPも、リサイクルコストも含めて、コストアップの原因である。筆者は1991年からバインダーに携わって来たが、上記の様な自己矛盾の意識は常にあった。今後の全固体電池を含む、リチウムイオン電池の更なる進展の為には、(湿式)バインダーを解消して乾式プロセスに移行し、更にはバイポーラー(双極子)電極によって、比容量Wh/(Kg、L)の大幅なアップの可能性を探りたい。
習得できる知識
・(基礎)電解液系リチウムイオン電池における電極バインダー
・(応用)電解液系リチウムイオン電池における電極バインダー
・(展開)バインダーフリー,ドライプロセスとバイポーラー
・(転換)全固体電池とイオン伝導
・(多元)リチウム硫黄電池
担当講師
泉化研(株) 代表 菅原 秀一 氏
セミナープログラム(予定)
1.(基礎)電解液系リチウムイオン電池における電極バインダー
1.1 バインダーの役割と特性(1)セルの構成,接着と結着
1.2 バインダーの役割と特性(2)湿式プロセスにおける塗工
1.3 電気化学的な環境,充放電と酸化・還元
1.4 正極材の種類とバインダー,溶剤系vs.水系
1.5 負極材の種類とバインダー,溶剤系vs.水系
2.(応用)電解液系リチウムイオン電池における電極バインダー
2.1 バインダーに関する直近12ヶ月の各社の開発動向
2.2 正極材の二極分化と選択,LFPとNMC三元系
2.3 負極材の多様化とバインダーの選択, 炭素系とシリコン系
2.4 フッ素系バインダーとフッ素系ケミカルの環境問題
3.(展開)バインダーフリー,ドライプロセスとバイポーラー
3.1 バインダーフリーの電極板製造
3.2 ドライプロセスによる電極板製造
3.3 バイポーラー(双極子)セル
4.(転換)全固体電池とイオン伝導
4.1 各社の開発動向,EV,電子部品と新たな産業用
4.2 固体電解質,硫化物系と酸化物系
4.3 全固体セルの構成,イオン伝導系と電子伝導系
4.4 正・負極材の電気伝導とイオン伝導,選択の基礎
4.5 半固体と全固体セル
5.(多元)リチウム硫黄電池
5.1 非遷移元素の正・負極構成
5.2 バインダーレスの電極構成
5.3 目標レベルと可能性
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
【Live配信】2024/11/27(水)10:30~16:30, 【アーカイブ】2024/12/4まで受付(視聴期間:12/4~12/13まで)
開催場所
Zoomを利用したLive配信 または アーカイブ配信
受講料
1名につき 55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
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※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。