実務に役立つ!アナログ回路設計入門 (情報機構)【提携セミナー】

実務に役立つ!アナログ回路設計入門 (情報機構)【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2023/6/22(木)10:30-16:30
担当講師

杉本 泰博 氏

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

定員 -
受講費 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:47,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:52,800円

●電子回路の基本的な考え方を理解していただき、またその考え方がどのように展開されて

複雑な電子回路システムを実現しているのか、を見て頂きたいと思っています。

 

実務に役立つ!アナログ回路設計入門

 

≪初歩の方でも短時間でアナログ回路設計技術が学べる≫

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

回路は機能を実現するものです。したがって回路の何が機能を実現しているのか、本質をつかまねば種々の応用機能を実現出来ません。本講座では皆さんに、電子回路の基本的な考え方を理解していただき、またその考え方がどのように展開されて複雑な電子回路システムを実現しているのか、を見て頂きたいと思っています。

 

◆受講後、習得できること

電子回路を設計する場合の基本知識、各応用回路の設計能力の向上、新しい回路を考える力の醸成

 

◆受講対象者

トランジスタの電気的特性は知っておいた方がより理解が深まると思います。
他に高校程度の数学の知識が有ればなお良いです。
それ以上の予備知識は要りません。初歩の方でも気楽に受けてみて下さい。

 

◆必要な予備知識など

大学や高専で用いた電子回路の教科書をもう一度、ペラペラとめくって見て下さい。教科書等が無い場合には、
書籍:徹底図解電子回路(杉本泰博著・日本実業出版・2011/01初版発行)
を一読して頂くのも良いでしょう。

 

◆講演中のキーワード

差動増幅器、アナログスイッチ、スイッチトキャパシタ、AD/DA、負帰還、伝達関数、スイッチング電源、VCO、PLL

 

担当講師

杉本技術士事務所 所長/中央大学 名誉教授 杉本 泰博 先生

 

■ご略歴:
1973年~1992年 東芝半導体事業本部
1992年~2020年 中央大学教授
2020年~      杉本技術士事務所

■ご専門および得意な分野・研究:
IC化アナログ電子回路設計
スイッチング電源回路設計
電源用CAD開発
AD/DA変換回路設計
高周波回路設計

■本テーマ関連学協会でのご活動:
工学博士
技術士(電気部門電子応用)
電子情報通信学会 フェロー
IEEE 上級会員
中央大学 名誉教授

 

セミナープログラム(予定)

1. アナログ回路もディジタル回路もトランジスタを用いて構成する。
1) ではトランジスタとはどのような性質を持つものだろうか。
2) アナログ回路ではトランジスタをどう使っているのか。
3) ディジタル回路ではトランジスタをどう使っているのか。
4) 両者の違いはバイアスと入力信号に在り。

 

2. 回路の増幅度は小信号等価回路を用いて計算する。
1) 小信号とは何?何故小信号で考えねばならない?
2) トランジスタの小信号等価回路を作成しましょう。
3) この小信号等価回路を用いて回路の電圧利得を計算しよう。

 

3. 差動増幅回路は増幅回路として最も多く使われていますが、それは何故でしょうか。
1) まず、同相信号と差動信号を考える必要が有ります。
2) 差動増幅回路の優れた性質3つと、回路に使用する場合に有利な点。
3) 差動増幅回路を使う代表格であるオペアンプについてその性質。
4) オペアンプの応用回路例を示します。

 

4. スイッチトキャパシタ回路技術を適用してAD/DA変換器を実現する。
1) アナログスイッチの使用は必須である、その性質。
2) スイッチトキャパシタによって増幅機能を実現する。
3) ついには逐次比較型AD変換器まで実現される。
4) 逐次比較型AD変換器の回路と動作。

 

5. スイッチング電源は負帰還構成により出力の安定化を図っている。
1) 負帰還の効果3点。
2) 負帰還における安定性について。ボード線図の観点より。
3) オペアンプ応用回路は、実は負帰還構成となっていた。
4) スイッチング電源は負帰還構成システムである。
5) スイッチング電源回路について。
6) 伝達関数表示によりシステムの安定性を検討し回路定数を決めるという設計法。

 

6. 発振回路という高周波電子回路
1) 発振回路は、正帰還あるいは負性抵抗の見方で考える。
2) LC発振回路の代表であるコルピッツ発振回路を学ぶ。
3) リングオシレータによる発振回路も在る。ディジタルとの親和性良好。
4) 水晶発振回路はディジタルシステムでのクロック源として頻繁に用いられる。
5) VCO回路はどのような機能を持つ発振器なのであろうか。負性抵抗による解析例と回路を紹介する。
6) PLL回路により安定な発振出力を得ることが出来る。PLLとはどのようなものであろうか。

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2023年6月22日(木) 10:30-16:30

 

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

 

受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

 

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

 

備考

※配布資料・講師への質問等について

●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)

 

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】、【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

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