自動車および車載電子機器の防振・制振技術と材料,振動試験と信頼性評価【提携セミナー】

自動車および車載電子機器

自動車および車載電子機器の防振・制振技術と材料,振動試験と信頼性評価【提携セミナー】

開催日時 未定
担当講師

山口 誉夫 氏
野村 和宏 氏
佐々木 雄一 氏
馬場 俊一 氏
神谷 有弘 氏

開催場所 未定
定員 未定
受講費 未定

★エンジン車と電動モーター車における車載電子機器への振動の伝わり方の違いとは?
★可とう性,柔軟性,耐衝撃性,絶縁性などの材料への要求特性とは?


自動車および車載電子機器の

防振・制振技術と材料,振動試験と信頼性評価

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

自動車用電子機器の耐振動性の設計および評価は,これまで如何に市場でのストレスを再現し,評価試験に反映するかに苦心してきました。振動試験も同じです。過去にはサイン波によるスイープ試験が主流でしたが,現在ではランダム波を加え,多軸の試験機で行う,更に,振動試験に温度,湿度の環境条件を加えるなど,各種材料の特性と車載採用への可能性から,評価試験方法の詳細を紹介します。

 

 

習得できる知識

  • 自動車における振動騒音発生と制振技術の基礎
  • 封止材料や接着剤による自動車部材の防振・制振,耐衝撃性技術として可能性
  • 振動吸収・高耐熱性ウレタンゲル封止材料おける自動車用電子機器などへの応用
  • CFRP用の制振・耐衝撃・アコースティックの欧州材料と自動車への応用
  • 自動車用電子機器にかかる 振動とその対策,信頼性評価

 

担当講師

【第1部】群馬大学 理工学府知能機械創製部門 教授 博士(工学) 山口 誉夫 氏

【第2部】NB リサーチ 代表 野村 和宏 氏

【第3部】ペルノックス(株) 開発統括部 開発2グループ グループリーダー 佐々木 雄一 氏

【第4部】サンワトレーディング(株) 代表取締役 馬場 俊一 氏

【第5部】(株)デンソー 半導体基盤技術開発部 神谷 有弘 氏

 

セミナープログラム(予定)

第1部 自動車における振動騒音発生と制振技術の基礎

●講師  群馬大学 理工学府知能機械創製部門 教授 博士(工学) 山口 誉夫 氏

 

1.自動車における振動発生の基礎的理解

 

2.自動車における振動騒音現象と制振材料の役割り

2.1 振動騒音現象の例とその対策

2.2 制振防音の対象部位

 

3.制振構造の基本特性

3.1 材料の制振性能

3.2 板と制振材とを組み合わせた場合の制振特性(平板+制振材)

3.3 板と制振材とを組み合わせた場合の制振特性(三次元形状パネル+制振材)

3.3.1 補強された板+制振材

3.3.2 曲面板+制振材

3.3.3 フレーム構造+制振材

3.3.4 構造自身の減衰の影響

3.3.5 波動ブラックホール

 

4.制振構造の性能のによる予測CAE

4.1 計算方法

4.2 計算例

 

5.生産ラインにおける施工要件と耐久性

 

【質疑応答】

 


第2部 封止材料や接着剤による自動車部材の防振・制振,耐衝撃性技術として可能性

●講師  NB リサーチ 代表 野村 和宏 氏

 

1.自動車の構成部材に対する要求

1.1 車体軽量化への対応

1.2 自動車における防振,制振,耐衝撃技術

 

2.封止材,接着剤に期待される防振,制振,耐衝撃性能

2.1 封止材,接着剤における防振,制振,耐衝撃性に対する必要特性

2.2 封止材,接着剤における防振,制振,耐衝撃性に関する評価法

 

3.エポキシ樹脂の変性方法

3.1 エポキシ樹脂の特徴 3.2 エポキシ樹脂の変性技術

3.3 防振,制振,耐衝撃性を付与するための変性法

 

4.防振,制振,耐衝撃接着剤の開発アプローチ

4.1 添加剤によるアプローチ

4.2 化学構造からのアプローチ

4.3 ハイブリッド系によるアプローチ

 

【質疑応答】

 


第3部 振動吸収・高耐熱性ウレタンゲル封止材料おける自動車用電子機器などへの応用

●講師  ペルノックス(株) 開発統括部 開発2グループ グループリーダー 佐々木 雄一 氏

 

1.ウレタンゲルの構造とフォーム配合

1.1 ポリオール

1.2 鎖延長剤

1.3 イソシアネート

1.4 触媒

1.5 耐候剤

1.6 添加剤

1.7 構造

1.8 汎用材のフォーム配合

1.9 耐湿性の向上

1.10 耐熱性の向上

 

2.ウレタンゲルの材料特性

2.1 耐熱タイプ

2.2 耐久性/信頼性

2.3 応力緩和性

2.4 変位追従性

2.5 硬度可変型ウレタン

2.6 接着性と形状復元性

 

3.自動車分野での用途と今後の展望

3.1 柔軟系ウレタンの技術領域

3.2 熱伝導性の付与

3.3 接着性の付与

3.4 難燃性の付与

3.5 柔軟系エポキシの技術領域

3.6 まとめ

 

【質疑応答】

 


第4部 CFRP用の制振・耐衝撃・アコースティックの欧州材料と自動車への応用

●講師 サンワトレーディング(株) 代表取締役 馬場 俊一 氏

 

1.CFRPとは

1.1 熱硬化性CFRPと熱可塑性CFRP

1.2 CFRPと金属との違い

 

2.サンドイッチ構造用コア材

2.1 ロハセル

2.2 エアレックス

 

3.制振・エネルギー吸収材料

3.1 クライボン

3.2 CFRP+CFRP

3.3 CFRP+金属

3.4 使用方法

 

4.自動車への応用と今後の課題・展開

 

【質疑応答】

 


第5部 自動車用電子機器にかかる 振動とその対策,信頼性評価

●講師  (株)デンソー 半導体基盤技術開発部 神谷 有弘 氏

 

1.カーエレクトロニクスの概要

1.1 CASE時代に向けた変革

1.2 交通事故を無くすために

1.3 自動運転の目指すところ

 

2.車載電子機器への要求

2.1 信頼性と車載環境

2.2 自動車の付加価値

2.3 電子機器の設計の見直し

 

3.信頼性の基礎

3.1 品質と信頼性

3.2 リコール制度

3.3 ストレス-ストレングス

 

4.振動試験に関する一般知識

4.1 振動試験の動向

4.2 自動車部品の振動試験の動き,考え方

4.3 振動試験の波形

 

5.振動試験の実際とその対策事例

5.1 エンジン搭載部品における試験の考え方

5.2 現象の把握と原因追及

5.3 対策の考え方

 

6.電子部品の熱設計と耐熱設計の重要性

6.1 自動運転対応ECUの動向

6.2 電子製品(ECU)の放熱設計の具体例

6.3 熱設計と耐振設計の両立

 

7.将来動向

7.1 車載電子製品設計の高度化

7.2 電動化に向けた耐振設計

7.3 小型軽量製品設計ら向けて

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

 

開催場所

未定

 

受講料

未定

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

 

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