ゲノム編集技術の農業・食品利用とポイント【提携セミナー】

再生医療等製品・遺伝子治療薬申請

ゲノム編集技術の農業・食品利用とポイント【提携セミナー】

開催日時 未定
担当講師

高原 学 氏

開催場所 未定
定員 -
受講費 未定

★食品・農作物等の改良に画期的な効果が期待されるゲノム編集技術を

どのような観点で利用していけば良いのか?

安全性・環境影響に関する現状の取り扱いルールや規制、

国内外の開発・実用化動向等もふまえ、俯瞰的に解説します!

 

ゲノム編集技術の農業・食品利用とポイント

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

ゲノム編集技術の農業・食品分野での利用は、品種改良に画期的な効率化・加速化をもたらし、品種を通じてさまざまな問題解決や産業の活性化に貢献するものとして注目されます。日本では2020年以降、高GABAトマト・肉厚マダイ・高成長トラフグの3品目が届出を経て実用化されており、この他にも様々な研究開発が進められています。

 

本セミナーでは、ゲノム編集技術に関する基礎的な解説から始めて、開発状況・取扱いルール・社会における理解醸成など、ゲノム編集を農業・食品分野で利用していく際のポイントを俯瞰的に解説します。研究者以外の方にも理解して頂けるよう、丁寧な説明を心がけるとともに、質疑応答の時間も十分に設ける予定です。

 

◆受講後、習得できること

  • 農業・食品分野で使われるゲノム編集技術についての基礎知識
  • 農業・食品分野でのゲノム編集の利用の動向
  • ゲノム編集を利用する際に必要な取扱いルールに関する理解
  • その他、ゲノム編集を利用する際に気をつけておくべきことに関する理解

 

◆受講対象者

  • ゲノム編集技術の利用を検討中・検討予定の企業の研究者・担当者
  • ゲノム編集技術の利用に関わる試験研究機関・団体等の研究者・担当者
  • ゲノム編集技術とその利用について教える機会のある教育関係者
    などで、農業・食品分野でのゲノム編集について総合的・俯瞰的に理解したい方を念頭にお話させて頂きます。生物系の研究経験のない方にも理解を深めて頂けるよう、基礎から丁寧に説明する予定です。
    ご不明な点は質疑応答の時間にご質問いただき、さらに解説させて頂きます。
    (※個別の開発テーマなどについては、一定以上詳しくお話できない場合もありますので、その点はご了承ください。)

 

担当講師

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 企画戦略本部 新技術対策課 課長 博士(理学)  高原 学 先生

 

*ご略歴:
1972年奈良県生まれ。
2001年東京大学大学院 理学系研究科 生物科学専攻(植物学)博士課程修了、博士(理学)を取得。
2002年、農研機構に入り、飼料作物の有用遺伝子単離や遺伝子改変に関する研究を担当。
2014年頃からトウモロコシのゲノム編集の研究を開始。
2017年から農林水産省に出向し、ゲノム編集などに関する調査・研究企画に関わる。
2019年、農研機構に戻り、企画戦略本部 新技術対策課でゲノム編集などの新技術に関するコミュニケーションやELSIを推進。
2022年4月より現職。

*ご専門および得意な分野・研究:
分子細胞遺伝学/植物育種学/サイエンスコミュニケーション

*本テーマ関連のご活動:
・農業・食品分野のゲノム編集利用について解説するウェブサイト「バイオステーション」を運営するコンソーシアムの代表を務める。
https://bio-sta.jp/
・フードテック官民協議会 第4回提案・報告会(R4.3.11)で講演
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sosyutu/foodtech.html
・北海道食の安全・安心委員会 部会(R3.12.24)で講演
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/shs/shokuan/98832.html
その他に講演など多数。

 

セミナープログラム(予定)

1.ゲノム編集とはどのような技術か?何ができるのか?
1-1 ゲノム編集の原理とタイプ分け
1-2 品種改良の中でのゲノム編集の位置づけ
1-3 遺伝子組換えや突然変異とゲノム編集の違い
1-4 ゲノム編集でできること・できないこととは?

 

2.ゲノム編集を利用した農林水産物の開発状況
2-1 国内での開発・実用化の動向
2-2 海外での開発・実用化の動向

 

3.ゲノム編集農林水産物・食品の取扱いルール
3-1 日本における遺伝子組換えの安全性評価
3-2 カルタヘナ法(環境影響)における取扱い
3-3 食品衛生法(食品安全)・飼料安全法(飼料安全)における取扱い
3-4 ゲノム編集食品の表示に対する考え方
3-5 海外における規制の動向

 

4.農業・食品分野でのゲノム編集の利用における注意点
4-1 ゲノム編集の基本特許に関する動向(概論のみ)
4-2 「オフターゲット」についての考え方
4-3 ゲノム編集に対する国民の意識動向

 

5. まとめ
5-1 ゲノム編集技術の農業・食品分野での利用に向けた着眼点
5-2 課題と今後の見通し

 

<質疑応答>

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

未定

 

開催場所

未定

 

受講料

未定

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

 

備考

配布資料・講師への質問等について
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)

 

●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

 

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