フロー合成反応など連続生産技術の基礎・実装課題と最新情報【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 増田 光一郎 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
☆少しずつ実装への整備が整いつつある「連続生産」、基本となるフロー合成反応等の基礎知識から、
実装における課題、ガイドラインの動向まで幅広く解説
<医薬品・機能性化学品の連続生産実現へ>
フロー合成反応など連続生産技術の
基礎・実装課題と最新情報
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
フロー反応に代表される機能性化学品の連続生産は、現行のバッチプロセスに換わる重要な技術です。連続化により生産プロセスの合理化が可能であり、例えば廃棄物の低減やエネルギーコストの削減が可能な環境調和型のプロセスを開発することができます。また連続生産では、反応や精製といった素過程を多段階に連結し複雑分子の生産を行うため自動化が容易で、省力化・省人化の観点からも大きな意義があります。そのため人件費などの周辺コストが高い日本において産業競争力を高める上で、連続生産は重要な鍵技術となります。本講座では、機能性化学品の連続生産についてその理論から実践までを紹介します。
◆受講後、習得できること
- 連続生産技術の産業的優位性について
- 連続生産技術の基礎理論
- フロー反応の構築法
- 連続精製技術
◆講演中のキーワード
- 有機合成
- フロー反応
- 連続生産
- 触媒
- 医薬品
- 機能性化学品
担当講師
産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター
デジタル駆動化学チーム 主任研究員 増田光一郎 先生
■経歴
2010年東京大学理学部化学科卒。
2012年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了、2015年同博士課程修了。理学博士。
大学・大学院では有機合成化学を専攻。在学中は様々な有機合成反応・触媒の開発のほか、懸濁液中で進行する化学反応を定量的にモニタリングする分析手法の開発を行った。連続生産の分野においては、特に固体触媒を用いたフロー精密合成に関して精力的に研究を進めており、業界を牽引する若手として論文多数を出しているほか、総説論文も執筆している。
2019年に博士研究員として産総研へ入所、フロー合成のエキスパートとして様々な反応の開発に従事。2022年4月より現職。
■ご専門および得意な分野・研究
有機合成化学、フロー反応、触媒化学、プロセス化学、ラボラトリーオートメーションなど。
■本テーマ関連学協会でのご活動
日本化学会、触媒学会、有機合成化学協会
セミナープログラム(予定)
1. 連続生産技術の基礎
A) バッチ反応とフロー反応、バッチ連続反応
B) 流体の取り扱いに関して
C) フロー反応装置の特徴
D) バッチ連続反応装置の特徴
E) 反応速度論に基づく化学反応の分類
F) 有機合成反応に必要な後処理の連続化
G) 連続生産のラボ装置の紹介
H) ポンプ・配管の基礎知識
2. フロー合成反応
A) マイクロフローとカラムフロー
B) マイクロフローによる精密な反応時間制御技術
C) 触媒を用いるフロー反応
D) フロー光化学反応
E) フロー電気化学反応
F) フロー反応の連結による複雑化合物の合成
3. 連続精製技術
A) 有機合成反応の後処理に必要な要素
B) iFactory Projectの取り組み
C) 連続精製技術
4. 連続生産技術の実装へ向けて
A) フロー反応装置のスケールアップ
B) 連続生産のバリデーションの考え方
C) ICH Q13ガイドライン
5. 連続生産技術とDX
A) 反応経路探索技術
B) プロセスインフォマティクス
C) 自動化・制御技術
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
備考
※配布資料等について
●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
- 配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
- 準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
お申し込み方法
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