医用電気機器EMD規格《IEC 60601-1-2の規格要求と対応技術》【提携セミナー】

医用電気機器EMD規格《IEC 60601-1-2の規格要求と対応技術》【提携セミナー】

開催日時 2026/2/5 (木) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
担当講師

倉西 英明 氏

開催場所

【会場受講】[東京・大井町]きゅりあん 5階第3講習室
【オンライン受講】Zoomによるオンラインセミナー

定員 -
受講費 【オンラインまたは会場受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
【オンラインまたは会場受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)

 

医用電気機器EMD規格

 

《IEC 60601-1-2の規格要求と対応技術》

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

〇試験項目の増加や高度化に対応したノイズ対策・設計を行うために。
〇IEC 60601-1-2の4.1版を元に、規格の基礎理解から求められるリスクマネジメント、エミッション・イミュニティ試験のポイントや合否判定基準の考え方まで解説!

 

◆ はじめに

医用電気機器(医療機器)の電磁両立性規格はEMCでなくEMDと称されます。このDはdisturbanceのDで、医用電気機器(医療機器)が安全を維持するため、外からの電磁妨害耐性(イミュニティ)を重要視していることの現れです。

 

この規格は近年度々改訂され、試験項目の増加や対応技術の高度化が盛り込まれてきています。特に、イミュニティ試験は試験レベルの上昇により、設計段階から試験の内容をよく理解して対処しておかないと、開発後半に大きな設計変更や納期遅延が起こる元にもなります。

 

本セミナーでは、IEC 60601-1-2の4.1版を元に、各試験に対処する技術を中心として、規格についてのの基本的な理解、安全規格との関係、分かりにくいリスクマネジメントや合否判定基準の考え方についても解説いたします。

 

◆ 受講後、習得できること

  • 医療機器EMD規格 IEC 60601-1-2の内容
  • IEC 60601-1-2で求められるリスクマネジメントの内容
  • 厳しくなった試験レベルに対応するノイズ対策・設計技術
    など

 

◆ 受講対象者

  • 医療機器メーカーで、ノイズ対策をご担当されている設計者の方
  • 医療機器メーカーで、規格試験は外部で行うが、試験の内容を知りたい方
  • 医療機器メーカーからユニットや部品の発注を受け、規格試験の内容、対策技術を要求されている方

 

◆ 必要な予備知識

  • 電気回路の基礎知識(オームの法則等の基本法則)
  • 回路の基礎知識(抵抗やコンデンサ、コイル等の名称と基本的な働き)
    上記の何れか。電磁気学や規格の詳しい知識は必要ありません。

 

担当講師

倉西技術士事務所 所長 倉西 英明 氏

 

※会場受講者の方:希望者は講師との名刺交換が可能です。

■ご略歴:
1990年4月-2016年5月 富士フイルム株式会社にて
・印刷機器のアナログ回路設計
・医療画像診断機器のEMC設計・試験実施
・医療施設の装置不具合解析及び対策
2016年6月-現在 倉西技術士事務所 開業
2018年10月-現在 株式会社キョウデンにてノイズ設計・対策(協業)

■ご専門および得意な分野・研究:
・電子機器(特に医療機器)のノイズ設計及び対策、市場対応
・アナログ回路設計(特にA/D,D/A変換、基板実装技術)

■本テーマ関連学協会でのご活動:
・電子情報通信学会 通信ソサイエティEMCJ
・エレクトロニクス実装学会 低ノイズ実装研究会
・iNARTE EMC Engineer, iNARTE/KEC Senior EMC Design Engineer

 

セミナープログラム(予定)

1.医療機器のEMD規格
1.1 EMD規格の基礎
1.1.1 規格・規制の関係
1.1.2 規格の相互関係
1.1.3 安全規格とEMD規格
1.1.4 医療EMD規格の変遷
1.2 EMD規格 4.1版の概要
1.2.1 4.1版の変更概要
1.2.2 試験条件等の変更
1.2.3 追加試験項目(近接磁界)
1.2.4 リスクマネジメント
1.2.5 使用環境と電磁妨害
1.2.6 ドキュメント関連

 

2.EMD試験と対応技術
2.1 試験のポイント
2.1.1 合否判定基準の決め方
2.1.2 試験中の監視方法の決め方
2.1.3 非ME機器を含む構成
2.2 エミッション試験
2.2.1 雑音端子電圧試験
2.2.2 雑音電界強度試験
2.2.3 電源高調波試験
2.2.4 フリッカ試験
2.3 イミュニティ試験
2.3.1 静電気放電試験
2.3.2 放射イミュニティ試験
2.3.3 無線端末の近接電磁界試験
2.3.4 ファーストトランジェント/バースト試験
2.3.5 サージイミュニティ試験
2.3.6 伝導イミュニティ試験
2.3.7 電源周波数磁界試験
2.3.8 電源電圧ディップ・瞬停試験
2.3.9 イミュニティ試験まとめ

 

<質疑応答>
<会場受講の方:講師との名刺交換(ご希望の方のみ)>

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2026年2月5日(木) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

 

開催場所

【会場受講】[東京・大井町]きゅりあん 5階第3講習室
【オンライン受講】Zoomによるオンラインセミナー

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

★ 見逃し視聴

については、こちらをご参照ください

 

受講料

【オンラインまたは会場受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

 

【オンラインまたは会場受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

備考

●配布資料は、印刷物を郵送で1部送付いたします。

  • お申込みの際にお受け取り可能な住所を必ずご記入ください。
  • 郵送の都合上、お申込みは4営業日前までを推奨します。(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
  • それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。ご了承の上お申込みください。
  • 資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。

 

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【会場受講/見逃視聴なし】、【会場受講/見逃視聴あり】、【オンライン受講/見逃視聴なし】、【オンライン受講/見逃視聴あり】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

おすすめのセミナー情報

製造業eラーニングTech e-L講座リスト

製造業向けeラーニングライブラリ

アイアール技術者教育研究所の講師紹介

製造業の新入社員教育サービス

技術者育成プログラム策定の無料相談受付中

スモールステップ・スパイラル型の技術者教育

技術の超キホン

機械設計マスターへの道

生産技術のツボ

早わかり電気回路・電子回路

早わかり電気回路・電子回路

品質保証塾

機械製図道場

スぺシャルコンテンツ
Special Contents

導入・活用事例

テキスト/教材の制作・販売