CVD・ALD装置の反応プロセス解析事例と展開【提携セミナー】

ALD用原料開発

CVD・ALD装置の反応プロセス解析事例と展開【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 【LIVE配信】2024/1/29(月)10:30~16:30 , 【アーカイブ配信】1/30~2/6(何度でも受講可能)
担当講師

羽深 等 氏

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

定員 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
受講費 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)

CVD装置内の現象を解析するため、化学反応速度と熱流体の基礎から

原子層堆積(ALD)装置の流れ解析について紹介!

成膜条件と得られた膜の関係から反応を推定した例、プラズマCVDの反応を観察し

解析した例なども紹介し、CVDとALDのプロセスを最適化するための要点を整理!

 

CVD・ALD装置の反応プロセス解析事例と展開

 

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

◆セミナー趣旨

化学気相堆積(CVD)法と原子層堆積(ALD)法は、様々な薄膜を形成する際に広く用いられています。これらには、流れ、熱、反応物質の輸送に気相・表面の化学反応が複雑に絡むため、難しく見える方法です。

 

そこでCVD装置内の現象を解析するために、化学反応速度と熱流体の基礎をはじめに紹介します。原子層堆積(ALD)装置の流れ解析についても紹介します。

 

次に、実験的に化学反応の様子を観察・測定した例、成膜条件と得られた膜の関係から反応を推定した例、表面反応速度の理論上限を超える工夫をした例、プラズマCVDの反応を観察し解析した例、副生成物から見える情報、などを紹介します。最後に、CVDとALDのプロセスを最適化するための要点を整理します。

 

◆習得できる知識

1.CVD法・ALD法による薄膜形成機構を理解できる。
2.CVD法・ALD法に関わる基本現象が分かる。
3.熱流体と反応場の捉え方を理解し、それを変えて行く手法が分かる。
4.気相化学種から反応を推定する方法が分かる。
5.膜質の情報から反応プロセスを推定する方法が分かる。
6.成膜速度とドープ濃度を上げるために化学反応を組み替える方法が分かる。
7.成膜結果と要因の関係を関数化する簡単な手法と応用例が分かる。
8.副生成物の挙動と影響が分かる。
9.プロセスを最適化するための考え方が分かる。

 

◆受講対象

  • CVDとALDに初めて取り組む技術者
  • 薄膜形成の反応プロセスと装置を理解し、改善したい技術者
  • 新たな薄膜形成手法とプロセスを開発したい技術者
  • CVDとALDの装置を設計・開発したい技術者
  • 化学反応を自由に捉えたい研究者・技術者

 

◆必要な前提知識

薄膜形成の基礎から説明しますので、予備知識は不要です。

 

◆キーワード

CVD,ALD,薄膜,化学反応,分析,ガス,セミナー,講演,研修

 

担当講師

反応装置工学ラボラトリ 代表 博士(工学)
羽深 等 氏

 

【ご専門】
化学工学(反応工学)、半導体結晶ウエハ生産プロセス技術

【ご経歴等】
横浜国立大学名誉教授、化学工学会シニア会員、化学工学会エレクトロニクス部会長、応用物理学会会員、日本結晶成長学会会員、米国化学会会員、米国電気化学会名誉会員、エレクトロニクス実装学会会員、空気清浄協会会員、よこはま高度実装技術コンソーシアム理事長

 

セミナープログラム(予定)

1. 序論
1-1. CVD法とALD法の概要と特徴
1-2. 薄膜形成理由
1-3. 成膜装置・成膜条件・要因

 

2. 化学反応の基礎
2-1. 反応速度、反応次数と速度定数
2-2. 反応速度式の作り方
2-3. 律速過程

 

3. 表面反応・気相反応
3-1. 主反応過程と膜質

 

4. その場観察方法
4-1. その場観察で得られる情報
4-2. ガス採取場所の注意
4-3. 四重極質量分析(QMS)法
4-4. 圧電性結晶振動子によるその場測定
4-5. 赤外吸収(FT-IR)法

 

5. 膜分析方法
5-1. 膜厚(成膜速度)測定
5-2. X線光電子分光(XPS)法
5-3. 二次イオン質量分析(SIMS)法
5-4. エネルギー分散型X線分光(SEM-EDX)法
5-5. 分析結果の解釈に困ったとき

 

6. 反応の場(装置:流れ、熱と反応)を考慮した解析
6-1. 流れを把握する必要性
6-2. CVD装置内のガス流れ観察と数値計算
6-3. 流れを知る方法
6-4. ガス密度(種・濃度)でも流れは変わる
6-5. ガス濃度、流れと温度分布(計算)
6-6. 圧電性結晶振動子によるその場測定:成膜最低温度
6-7. 流れで膜質は変わる
6-8. 水平流れと基板回転:流れ・濃度・成長速度・膜厚・回転による平均化
6-9. 縦流れと基板回転:流れ・温度・濃度・基板直径・成膜速度
6-10. 基板回転の効果と活用
6-11. CVD反応器の形状と操作が成膜速度分布・膜質に及ぼす影響
6-12. 原子層堆積(ALD)装置内の流れと熱(低圧時と反応圧力時)

 

7. 膜とガスの分析に基づく反応解析とモデル化例
7-1. 質量分析による反応解析と速度モデル構築
7-2. 数値解析による反応速度とドーピング反応速度モデル構築
7-3. 反応設計と解析、成膜速度上限を超える工夫(並列ラングミュア過程)
7-4. 三塩化ホウ素+クロロシラン
7-5. ホウ素、炭素とケイ素の相互作用
7-6. 多元系プラズマCVD機構の解析

 

8. 副生成物から推定される反応例
8-1. 排ガス管内堆積物:Si微粉
8-2. 副生成物から推定される反応
8-3. 排ガス管内堆積物:クロロシランによるSiとSiC成膜
8-4. 排ガス管内堆積物:クロロシランによる副生成物の分解除去
8-5. リアクター内の汚れなどからわかる情報
8-6. 不要堆積物に起因する障害
8-7. 副生成物から分かること

 

9. 最適化の考え方
9-1. 諸要因の効果と活用
9-2. 最適化

 

10. まとめ

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

【LIVE配信】2024/1/29(月)10:30~16:30
【アーカイブ配信】1/30~2/6

 

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

 

受講料

非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)

 

会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から

  • 1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
  • 2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
    55,000円(1名当たり 27,500円)(税込)です。

 

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LIVE配信のご案内

こちらをご参照ください

 

備考

  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
    無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【LIVE配信】、【アーカイブ配信】のどちらかご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

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