化学・材料分野における「LCA」,GHG排出量計算,「Scope3」への対応,(自動車などユーザー企業への)情報開示,その活用【提携セミナー】

化学・材料分野LCA,GHG排出量計算

化学・材料分野における「LCA」,GHG排出量計算,「Scope3」への対応,(自動車などユーザー企業への)情報開示,その活用【提携セミナー】

開催日時 2024/5/16(木)10:30~16:30
担当講師

内田 裕之 氏
松井 大輔 氏
林 真弓 氏
山根 健 氏

開催場所

Zoomによるオンライン受講

定員 30名
受講費 66,000円(税込)

★カーボンフットプリント,各材料の工程ごとの二酸化炭素ガス排出量の「見える化」の方法
★「Scope3」データの有無による部材採用への影響,業界動向,その可能性

 


化学・材料分野における「LCA」,GHG排出量計算,

「Scope3」への対応,

(自動車などユーザー企業への)情報開示,その活用

 

 

【提携セミナー】

主催:株式会社技術情報協会

 


 

講座内容

GHG排出量削減の取り組みは自社範囲内にとどまらず,サプライチェーン 全体へ広がっており,企業はその全体の削減を目指している。 サプライチェーンの川上に位置する化学・素材産業のGHG排出量把握・削減の取り組みは,全て の産業界に脱炭素化に影響を及ぼすことから,企業間の商取引の面において重要な要素となりつつある。 このような状況下,化学産業で今般のセミナーでは,企業経営にも影響する以上の動向および今後のGHG排出量の把握 (カーボンフットプリント,Scope3)への効率的な取り組みについて解説する。業界固有のカーボンフットプリントガイドラインが発行され, 経済産業省では製品間の比較も想定としたガイドラインが発行されている。

 

 

習得できる知識

・化学・材料分野における「LCA」および「Scope3」への対応について
・化学・材料分野におけるCO2排出量の見える化と情報開示 ~LCA,Scope3の動向と算定実務~
・化学メーカーにおけるLCA関連の取組み
・自動車を取り巻く環境課題への対応,「LCA」の活用

 

 

担当講師

みずほリサーチ&テクノロジーズ(株) サステナビリティコンサルティング第1部 プリンシパル 内田 裕之 氏
(株)ゼロック 代表取締役 松井 大輔 氏
住友化学(株) レスポンシブルケア部/カーボンニュートラル戦略クロスファンクショナルチーム 博士(工学) 林 真弓 氏
山根健オフィス 代表 山根 健 氏 【元・BMW】

 

 

セミナープログラム(予定)

【10:30~11:30】
第1部 化学・材料分野における「LCA」および「Scope3」への対応について

●講師 みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サステナビリティコンサルティング第1部 プリンシパル 内田 裕之 氏

【講座の趣旨】
近年,社会の脱炭素化への動きが進む中,企業におけるGHG排出量削減の取り組みも 急加速している。GHG排出量削減の取り組みは自社範囲内にとどまらず,サプライチェーン 全体へ広がっており,企業はその全体の削減を目指している。 サプライチェーンの川上に位置する化学・素材産業のGHG排出量把握・削減の取り組みは,全て の産業界に脱炭素化に影響を及ぼすことから,企業間の商取引の面において重要な要素となりつつある。 化学・素材産業における脱炭素化には長期的な装置の変換なども必要であり,2050年の社会の カーボンニュートラル実現に向けてはその取り組みが喫緊の課題とも言える。 このような状況下,化学産業で業界固有のカーボンフットプリントガイドラインが発行され, 経済産業省では製品間の比較も想定としたガイドラインが発行されている。 今般のセミナーでは,企業経営にも影響する以上の動向および今後のGHG排出量の把握 (カーボンフットプリント,Scope3)への効率的な取り組みについて解説する。

 

【セミナープログラム】
1.国内外のカーボンニュートラルに向けた取り組み

 

2.川上産業におけるGHG排出量(カーボンフットプリント,Scope3)算定方法概略

 

3.GHG排出量削減に向けた課題と対応

 

4.今後のGHG排出量算定の方向性

 

【質疑応答】

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【11:10~13:10】
第2部 化学・材料分野におけるCO2排出量の見える化と情報開示 ~LCA,Scope3の動向と算定実務~

●講師 (株)ゼロック 代表取締役 松井 大輔 氏

 

【セミナープログラム】
1.CO2排出量に関する世界の動向
・IPCC第六次報告書
・カーボンニュートラルとは何か
・業界団体や企業の動向

 

2.CO2排出量算定の目的と評価方法
・ライフサイクル思考とその重要性
・LCAを用いたCO2排出量評価方法
・データベースとソフトウェア

 

3.LCA・SCOPE3算定の具体例と注意点
・GHGプロトコルとSCOPE3
・製品単位のLCA
・Excelでの算定ケーススタディ
・バイオ由来製品の扱い方

 

4.算定した数値の情報開示
・情報開示の重要性
・SBT,CDP,削減貢献量等への対応
・グリーンウォッシュリスクに備える

 

【質疑応答】

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【14:10~15:10】
第3部 化学メーカーにおけるLCA関連の取組み

●講師 住友化学(株) レスポンシブルケア部/カーボンニュートラル戦略クロスファンクショナルチーム 博士(工学) 林 真弓 氏

【講座の趣旨】
カーボンニュートラルに向けて「サプライチェーン」「ライフサイクル」視点が益々重要になってきた。 Scope3, CFP, 削減貢献量など,様々なLCA関連の取組みを紹介する。

 

【セミナープログラム】
1.Scope3の取組み

 

2.CFP算定システム「CFP-TOMO」の開発と展開

 

3.GHG削減貢献量

 

4.サプライチェーンでのGHG排出量削減への貢献に向けて

 

【質疑応答】

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【15:20~16:30】
第4部 自動車を取り巻く環境課題への対応,「LCA」の活用

●講師 山根健オフィス 代表 山根 健 氏 【元・BMW】

【講座の趣旨】
自動車には有害排出物や温暖化物資排出の規制が世界各国で導入され, しかも年々規制値が厳しいものになっている。特にカーボンニュートラ ルが世界全体での重要課題として提起され,これらに対応するため の有望な手段として動力系の電動化が注目され,開発及び導入が進ん でいる。また,走行エネルギーの低減には軽量化が求められ,材料お よび技術革新が進められている。更には,自動車本体および燃料に 関してもLCA評価が求められ,更には素材ごとのCO2排出量データの 有無が採用に影響する事も。現在これらの動きの中心は欧州 にあり,その動向を中心に解説する。

 

【セミナープログラム】
1.自動車を取り巻くCO2問題
1.1 各国のCO2規制
1.2 カーボンニュートラルを目指すエネルギー転換
(運搬できるエネルギー,その生成,エネルギー密度)
1.3 自動車動力の電動化動向
1.4 次世代型パワートレインとその評価 (W2WとLCA)

 

2.車体軽量化のための材料転換
2.1 異種材料接合技術(マルチマテリアル)
2.2 車両への樹脂材料採用動向
2.3 自動車分野への植物由来材料,バイオ材料の採用

 

3.自動車のリサイクルの動き
3.1 欧州ELV指令と自動車リサイクル動向
3.2 EUの樹脂に関わる循環型経済,ECOBULK
3.3 樹脂以外のリサイクルの動き

 

4.自動車部材とLCA
4.1 部材採用時におけるLCAデータ(Scope3)活用の可能性
4.2 業界団体の動き,標準化に向けた動き,今後の展望

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024/5/16(木)10:30~16:30

 

開催場所

Zoomによるオンライン受講

 

受講料

1名につき66,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき60,500円〕

 

 

技術情報協会主催セミナー 受講にあたってのご案内

 

備考

資料は事前に紙で郵送いたします。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。

※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。

 

 

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