セルロースナノファイバー(CNF)/樹脂複合材料の特性と開発動向、応用技術【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 青木 憲治 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
CNFを樹脂中に均一分散させるには!?フィラー界面と樹脂を如何に馴染ませるか?
課題解決へのアプローチについて解説します!
セルロースナノファイバー(CNF)/
樹脂複合材料の特性と開発動向、応用技術
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
セルロースをナノレベルに解繊したセルロースナノファイバー(CNF)をPP中に均一分散させることは容易ではなく、現時点で大きな技術課題となっています。当研究室では、複合材料設計において必須添加剤である無水マレイン酸変性PP(MAPP)に着目し、CNFの分散性向上に適したMAPPの設計およびCNF/MAPP複合化プロセスの開発を行ってきました。CNFを樹脂中に均一分散させることで3次元網目状構造を形成させ、CNFの特長をPP系複合材料で発現させることを目指しております。また、ガラス繊維代替を目的とし、ミクロフィブリル化セルロース(MFC)を用いた高強度材料の開発も始めており、本講演では、研究内容や機能の事例について御紹介します。
◆受講後、習得できること
CNFのみならずPP系複合材料開発全般に通ずる内容であり、フィラー界面と樹脂とを如何に馴染ませるかについて説明させていただきます。
担当講師
静岡大学 農学部 ふじのくにCNF寄附講座 特任教授 博士(工学) 青木 憲治 先生
* 希望者は講師との名刺交換が可能です
1999年:東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻博士課程修了
2001年:日本化薬株式会社入社
2012年:東京理科大学大学院イノベーション研究科技術経営専攻(MOT)修了
2017年:10月から現職
セミナープログラム(予定)
1. セルロース系複合材料が必要とされる背景
1.1 バイオエコノミー
1.2 海洋プラスチック問題
1.3 カーボンニュートラル
2. 新素材セルロースナノファイバー(CNF)とは
2.1 CNFの特長
2.2 産業への活用事例
3. CNF/樹脂複合材料の社会実装向けた課題と課題解決へのアプローチ
3.1 「技術的課題」と「ビジネス的課題」
3.2 無水マレイン酸変性ポリプロピレン(MAPP)の機能と役割
3.2 「樹脂添加剤」としての活用
3.3 「静岡レシピ」と「Cellmapp」
3.4 CNF分散観察例
3.5 3次元網目構造を活用した事例
4. ミクロフィブリル化セルロース(MFC)を用いたガラス繊維代替材料の開発
4.1 セルロース系複合材料の問題点
4.2 開発進捗の紹介
<質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
受講料
未定
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場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
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