結晶化・晶析操作の基礎と結晶粒子群の特性を精密制御するための作り込みノウハウ
【Live配信】2024/4/23(火)10:30~16:30,【アーカイブ配信】 2024年5月13日(月) まで受付(視聴期間:5/13~5/24)
お問い合わせ
03-6206-4966
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 洗 洵 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
○実践的な内容をメインに、味の素 洗氏が解説。
分配係数の算出と不純物予測のExcel演習もあります。
○粒径・晶癖・結晶多形など結晶に求められる品質項目と制御、スケールアップ時の条件設定、
生産性の検討や結晶の品質・性能を上げるための最新トピックスまで。
≪必須基礎/スケールアップ/シミュレーション(Excel演習)≫
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
◆はじめに
晶析は結晶、固体を製造する多くのメーカー、研究機関にとって必ず行う単位工程の1つですが、確固たる理論体系が確立されていないため、「職人」と呼べるようなベテラン技術者の勘と経験で条件設定をしていることが多いのが実情です。
本講習会では、基礎的な知識や理論もお話しますが、これまでの開発経験から晶析の検討時に考慮する必要がある結晶品質、スケールアップ時の条件設定の方法などの「職人技」のほんの一端を、実例を交えて分かり易くお伝えします。また、Excelを用いた結晶純度予測シミュレーションの手法についても分かり易く解説します。
◆受講後、習得できること
◆受講対象者
晶析理論より、製品に近い実践的な内容がメインとなります。
以下に当てはまる技術者、研究者の方々におススメです。
◆必要な予備知識など
特に必要ありません。
◆演習用PCご持参のお願い
本セミナーでは、Microsoft Excelを用いたハンズオン演習がございます。お手数ですが、以下を満たすPCをお持ち頂くようお願い致します。
「Microsoft Excel2007以降」がインストールされているPC
※拡張子.xlsxに対応していればOKです。
※Excelが動作すれば、特にPCスペックの指定はございません。
※開催日が近くなりましたら、事前準備等をご案内致します(それほど時間はかからない内容です)
※どうしてもご持参が難しい場合、備考欄に『PC貸出希望』とご記入ください。12,540円(税込)で貸出致します。
※PCの貸出は、開催1週間前までにお申し出ください。準備の都合上1週間前を切ると対応できない場合がございますので、予めご了承ください。
◆過去セミナーに参加された受講者の声(一部/過去は全てオンライン開催)
味の素株式会社
バイオ・ファイン研究所 バイオロジカルファインマテリアルグループ
洗 洵 先生
2012年 東京大学大学院 工学系研究科 博士前期課程修了
2012年 味の素株式会社 入社
医薬、食品添加物用アミノ酸の単離・精製プロセスに従事
2017年 岩手大学大学院 工学研究科 博士後期課程修了 博士(工学)取得
ご専門:結晶工学、分離工学
1.晶析の基礎
1.1. イントロダクション
1.2. 晶析の歴史
1.3. 晶析の役割
1.4. 晶析方法
2.結晶の品質制御
2.1. 結晶に求められる品質項目
2.1.1. 粒径
2.1.2. 晶癖(結晶外観)
2.1.3. 純度、不純物プロファイル
2.1.4. 結晶多形
2.1.5. 残留溶媒
2.2. 結晶品質に関するトラブル事例
3.ラボでの晶析検討
3.1. 晶析工程の目標値、基準の設定
3.2. 各目標値に到達するために変化させるパラメーター
3.3. 不純物と分配係数
3.4. 分離工程
4.演習~分配係数の算出と不純物予測~
5.生産性の検討
5.1. 目標値、基準の設定
5.2. ダウンスケール系の構築
5.3. スケールアップ実例① アミノ酸の連続晶析工程の設計
6.トピックス―結晶の品質、性能を上げるためのテクニック―
6.1. 共結晶を利用した溶解性改善
6.2. 複塩晶析を利用した精製
6.3. 添加剤を用いた晶癖改善
<質疑応答・個別相談・講師との名刺交換>
未定
未定
未定
●録音・撮影行為は固くお断り致します。
●講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。
*PC実習講座を除きます。
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