エクセルギーの基礎と実践的な計算・解析方法【提携セミナー】

エクセルギーの基礎と実践的な計算・解析方法【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2024/5/29(水) 10:30~16:30
担当講師

北 英紀 氏

開催場所

Live配信セミナー ※会社・自宅にいながら受講可能です※

定員 -
受講費 定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円

エクセルギーの基礎と実践的な計算・解析方法

 

《例題と演習問題を交え、概念から計算・活用まで分かりやすく解説》

 

【提携セミナー】

主催:サイエンス&テクノロジー株式会社

 


受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

 

エントロピー・エクセルギー・系といった概念から、熱・圧力・気体・化合物・溶液等の様々なエクセルギーの計算方法、ガスタービン等のシステムや材料製造における解析方法まで。エクセルギーの基礎の基礎から、実践的な計算・解析方法を分かりやすく解説します。
復習に便利なアーカイブ配信付きです。

 

セミナー趣旨

エクセルギーとは「着目するシステムが環境と熱的に平衡状態になるまでにできる最大仕事である」。保存則で規定されるエネルギーとは対照的に、エントロピーが生成される全ての実世界のプロセスにおいてエクセルギーは消費される。エクセルギーによりエネルギーの質の違いを含めた評価が可能である。エクセルギーを用いて評価すると個々の要素プロセスごとに損失を計算でき、その結果をもとに、廃熱や廃物の有効利用のあり方・製造効率や製造手法の改善についての指針を得ることができる。またエクセルギーは物質とエネルギーに共通した資源性を示しており、資源から廃棄に至る広い時間的空間的スケールの中で物質やエネルギーの資源性の消失を定量化することができる。二酸化炭素削減を含め省エネ・環境問題が重要な課題となっている現代において、エクセルギー解析はプロセスシステムの設計ツールとして有力な手段であると考えている。

 

本講義では、省エネシステムの開発に向けてエクセルギーの有効利用に役立てていただくことを狙いとして、エクセルギーの意味や活用、様々なエクセルギーの計算、システムへの応用など、例題・演習問題を交えわかりやすく説明する。

 

得られる知識

  • エクセルギーの意味や活用方法
  • 様々な物質やエネルギー、システムのエクセルギーの計算・解析方法

 

受講対象

プロセスシステムの設計、省エネシステムの開発従事者、LCA研究者など。
特段の予備知識は不要です。

 

担当講師

名古屋大学 大学院工学研究科 化学システム工学専攻 博士(工学) 教授

北 英紀 氏

 

セミナープログラム(予定)

1.エクセルギーの概念的理解
1.1 エネルギーとエクセルギー
・エネルギーは減るのか,減らないのか
・孤立系,閉鎖系,開放系
1.2 エントロピーが包括するエネルギー
・拡散とエネルギー
・混ざり合うとエントロピーは増大する(混合エントロピー)
・統計熱力学におけるエントロピーの扱い
1.3 熱エントロピー
・カルノーサイクルでわかること
・エントロピーの定義式
1.4 エントロピーからエクセルギーへ
・環境を基準とすることの意義
・エクセルギーでわかる事,わからない事
・エクセルギー観点での社会システムの捉え方
・エントロピー生成とエクセルギー消費

 

2.エクセルギーの実践的計算方法
2.1 熱エクセルギーの計算
・熱源の温度が一定/変化する場合の計算
・伝熱に伴うエクセルギー消費
・相変態(潜熱)のエクセルギー計算
2.2 物質のもつエクセルギー(化学エクセルギー)
2.3 参照種とは
2.4 STEP1:基本物質:酸素,二酸化炭素,窒素のエクセルギー
・混合現象,気体拡散のエクセルギー
・酸素,二酸化炭素,窒素のエクセルギー
2.5 STEP2:単体物質のエクセルギー
2.6 STEP3:化合物の化学エクセルギー
2.7 混合気体のエクセルギー
・混合燃料
・水蒸気(湿り空気)
2.8 その他プロセスとエクセルギー
・圧力のエクセルギー
・溶液のエクセルギー

 

3.システムの解析
3.1 計算のためのケース分類
・運動エネルギー,位置エネルギーが無視できる場合
・電力を使って製造がなされ,廃熱が生じる場合
・エクセルギー収支のみを考える場合
3.2 ケーススタディー1:材料製造の解析
・セラミックスの製造のエクセルギー解析
・鉄の製造のエクセルギー解析
3.3 ケーススタディー2:システムの解析
・ガスタービン 他

 

□質疑応答□

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024年5月29日(水)  10:30~16:30

 

開催場所

Live配信セミナー ※会社・自宅にいながら受講可能です※

 

受講料

一般受講:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円

 

E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額27,500円)

 

※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:41,800円/E-mail案内登録価格:39,820円 )

 

定価:本体38,000円+税3,800円
E-mail案内登録価格:本体36,200円+税3,620円

 

※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。

※※お申込みフォームのメッセージ欄に【テレワーク応援キャンペーン希望】とご記載ください。
※他の割引は併用できません。

 

【S&T会員登録】と【E-Mail案内登録】の詳細についてはこちらをご参照ください。

 

※E-Mail案内登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「E-Mail案内登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みからE-mail案内登録価格が適用されます。

 

配布資料

製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、
セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。

 

オンライン配信のご案内

※【Live配信(zoom使用)対応セミナー】についてはこちらをご参照ください

 

備考

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

 

おすすめのセミナー情報

製造業eラーニングTech e-L講座リスト

製造業向けeラーニングライブラリ

アイアール技術者教育研究所の講師紹介

製造業の新入社員教育サービス

技術者育成プログラム策定の無料相談受付中

スモールステップ・スパイラル型の技術者教育

技術の超キホン

機械設計マスターへの道

生産技術のツボ

早わかり電気回路・電子回路

早わかり電気回路・電子回路

品質保証塾

機械製図道場

スぺシャルコンテンツ
Special Contents

導入・活用事例

テキスト/教材の制作・販売