脂質をベースとしたナノDDS(リポソーム、脂質ナノ粒子)の設計と評価方法【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 中村孝司 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
★核酸医薬品などの開発に用いられるリポソームやLNPといった脂質ベースのナノDDSの基礎的知識、
設計時の考え方、調製方法、実験室レベルの評価方法、リフレクションペーパーやガイドラインに沿った評価方法を解説。
脂質をベースとしたナノDDS
(リポソーム、脂質ナノ粒子)の
設計と評価方法
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
核酸や遺伝子などの高分子医薬品開発において、ナノ粒子を利用したdrug delivery system(ナノDDS)は基盤技術となっている。特に、脂質ナノ粒子(lipid nanoparticle: LNP)は2018年に米国(日本では2019年)で承認された世界初のsiRNA医薬品オンパットロ?に使用されており、ナノDDS技術の臨床応用への道を切り拓いた。本講座では、リポソームやLNPといった脂質ベースのナノDDSの基礎的知識、設計時の考え方、調製方法を解説し、実験室レベルの評価方法やリフレクションペーパーやガイドラインに沿った評価方法を紹介する。我々の研究成果を実例として紹介しながら進める予定である。ナノDDS技術を身近なものに感じて頂き、ナノDDS技術を用いた新たなサイエンスの創出や医薬品開発に繋がれば幸いである。
◆ 受講後、習得できること
- リポソームやLNPの基礎的知識
- リポソームやLNPの設計理論
- リポソームやLNPの調製方法
- リポソームやLNPの評価方法
◆ 受講対象
- ナノDDS技術に触れたことのない、または学び始めた初心者
- LNP技術を使いたいアカデミア研究者や企業研究者
◆ 本テーマ関連法規・ガイドラインなど
- リポソーム製剤の開発に関するガイドライン(平成28年3月28日)
- 核酸(siRNA)搭載ナノ製剤に関するリフレクションペーパー(平成28年3月28日)
◆ キーワード
- ナノDDS、脂質ナノ粒子、LNP、核酸デリバリー、リポソーム、pH応答性脂質
担当講師
北海道大学 大学院薬学研究院 助教 博士(生命科学) 中村孝司 氏
セミナープログラム(予定)
1.脂質をベースにしたナノDDSの基礎
1-1 薬物送達学概論 DDSとは何か?
1-2 医薬品開発からみたナノDDS技術の重要性
1-3 リポソームと脂質ナノ粒子(LNP)の違い
1-4 リポソームの基礎
1-5 脂質ナノ粒子(LNP)の基礎
2.リポソームと脂質ナノ粒子(LNP)の設計理論
2-1 体内動態制御と細胞内動態制御の重要性
2-2 脂質分子の構造と脂質膜の流動性
2-3 pH応答性脂質
2-4 細胞内動態制御技術
2-5 体内動態制御技術
2-6 脂質組成の最適化
3.リポソームと脂質ナノ粒子(LNP)の調製方法
3-1 リポソームの調製方法と物質封入方法
3-2 LNPの調製方法:アルコール希釈法
3-3 核酸搭載LNPの調製方法
3-4 マイクロ流路を用いたLNPの大量調製
4.リポソームと脂質ナノ粒子(LNP)の評価方法
4-1 ガイドライン・リフレクションペーパーを踏まえて
4-2 粒子径・粒度分布・ゼータ電位測定
4-3 薬剤の封入率測定
4-4 脂質量測定
4-5 安定性評価
4-6 細胞内動態評価
4-7 体内動態評価
5.実例紹介
5-1 核酸アジュバント搭載LNPを用いたがん免疫療法
5-2 siRNA搭載LNPを用いた免疫細胞の遺伝子発現制御
<終了後、質疑応答>
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
未定
オンライン配信のご案内
★ Zoomによるオンライン配信
★ 見逃し視聴
については、こちらをご参照ください
受講料
未定
配布資料
●配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
備考
●当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
お申し込み方法
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