医薬品製造におけるバリデーション対応とQ&A【提携セミナー】

医薬品製造におけるバリデーション対応とQ&A【提携セミナー】

開催日時 【LIVE配信】2026/1/23(金) 10:30~16:30 , 【アーカイブ配信】1/26~2/3(何度でも受講可能)
担当講師

宮嶋 勝春 氏

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

定員 30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
受講費 非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
☆最新の情報を踏まえて解説する人気セミナーです!

 

医薬品製造におけるバリデーション対応とQ&A

 

《製剤開発・GMP・バリデーションを通した品質保証への取り組み》

 

【提携セミナー】

主催:株式会社R&D支援センター

 


 

◆セミナー趣旨

今日医薬品の品質は、GMPとバリデーションの上に構築されている。
しかし、なぜそれで品質を保証できるのか、それは単にGMPやバリデーションの解説書を読むだけでは、なかなか理解することはできない。

 

そもそもバリデーションは製剤開発の結果として実施されるものであり、そうした医薬品開発に係る一連の流れを理解してはじめて、その実施上のポイントや課題を理解することができる。

 

本セミナーでは、品質保証の歴史な経緯から、なぜバリデーションが必要になったのか、そして2011年FDAが新たなバリデーションガイダンスを出すことが必要になったのか、また、バリデーションと製剤開発の係わり、3Lots製造がバリデーションの必須要件かなど、日頃担当者が疑問に思うことに焦点を当て解説を行うとともに、今後より品質保証を確かなものとするため、どのような取り組みが求めれているのか、特にライフサイクルを通したバリデーションの考え方について紹介する。

 

◆習得できる知識

  •  GMPとバリデーションの歴史
  •  製剤開発とバリデーションの係わり
  •  Quality Culture/医薬品品質システムと品質保証の係わり
  •  規制文書が求めているバリデーションのポイント
  •  バリデーション/再バリデーションを実施する上でのポイント
  •  ライフサイクルを通したバリデーションの取り組み
  •  バリデーションと暗黙知の係わり

 

◆キーワード

バリデーション、ベリフィケーション、製品品質の照査、Quality ,セミナー,研修,講習

 

担当講師

(株)パームエックスセラピューティクス 薬学博士 宮嶋 勝春 氏

 

《専門》
製剤開発 (内服固形製剤、DDS製剤など)
製剤の技術移管
医薬品製造工場におけるGMP及び査察対応

《略歴》
1979年4月〜2000年2月 ゼリア新薬工業(株) 製剤研究所/中央研究所
(医療用医薬品、OTC製品の製剤開発)
1983年2月〜1985年10月 米国Utah大学薬学部留学 (経皮吸収製剤の研究)
2000年3月〜2006年3月 テルモ(株) 研究開発センター (リポソーム製剤の開発と技術移管)
2006年4月〜2008年7月 奥羽大学 薬学部 (製剤学、物理薬剤学担当)
2008年8月〜2016年5月 武州製薬(株) 製造技術部/EHS部 部長
(技術移管、ProcessValidation、査察対応)
2016年6月〜2017年5月 一般社団法人 製剤機械技術学会 (JSPME) 事務局長
2017年6月〜2021年6月 ナノキャリア(株) 研究部 部長
2021年7月〜2023年6月 ナノキャリア(株) 取締役 (監査等委員)
2023年7月〜2024年 NANO MRNA(株) (旧 ナノキャリア (株) ) 顧問
2024年〜 PURMX Therapeutics, Inc. シニアダイレクター
2024年5月~2024年12月PURMX Therapeutics, Inc. シニアダイレクター
2025年1月~ (株)リボミック 品質保証責任者

《活動等》
1999年〜2000年 日本薬学会 評議員
2002年〜2004年 ISPE日本支部 理事
2011年〜2016年 製剤機械技術学会 理事
2016年〜2020年 日本薬剤学会 評議員
2017年〜2020年 レギュラトリーサイエンス エキスパート

 

セミナープログラム(予定)

1. 医薬品品質保証の歴史-GMP・バリデーション‐
1) 歴史にみるGMPとバリデーション
・ GMPとバリデーションは、何が違うのか‐バリデーションの本質‐
・ どうすればバリデーションの目的を達成できるのか‐バリデーション上の課題‐
2) プロセスバリデーションと再バリデーション
・ 再バリデーションはなぜ必要だったのか‐1987年のガイドラインから読み取る‐
・ 再バリデーションはもう必要ない?‐なぜか?‐
3) Quality by Designにもとづく製剤開発とバリデーション
・ 背景に何があったのか‐バリデーションは機能していなかった?‐
・ 今日求められている製剤開発と品質保証のあるべき姿‐数値からStoryへ‐
4) 1987年のプロセスバリデーションガイドラインから2011年のガイダンスへ
・ 改定のポイントとライフサイクルを通したバリデーションへ

 

2. バリデーションとリスクマネジメント
1) バリデーションは、リスクマネジメントに基づいて実施される!
・ 品質リスクマネジメントの具体的なプロセス
・ リスクマネジメント実践におけるQ&A
2) リスクマネジメントにおける主観性の最小化とバリデーション
・ ICH Q9 (R1)ガイドラインのポイント‐知識管理とは‐
・ 医薬品品質システムと知識管理の係わり
3) 知識管理の課題‐暗黙知を形式知へ‐
・ 暗黙知とは何か
・ 暗黙知から形式知への取り組み‐80/20ルールとSECIモデル‐
4) 品質リスクマネジメントと医薬品開発

 

3. 製剤開発とバリデーション
1) 製剤設計がバリデーションの基礎となる!
・ QbDに基づいた製剤設計とは?‐経験からリスクに基づいた製剤設計へ‐
・ どうやって工程を理解するか‐実験計画法・応答局面法他‐
・ 管理戦略とバリデーションの係わり
・ 製造承認申請とバリデーションの係わり
2) ライフサイクルを通したバリデーションの考え方
・ ライフサイクルを通したバリデーションの考え方のポイント
・ Continued Process Verification(CPV)と製品品質の照査との関係‐
・ プロセスバリデーション Stage 3に対する取り組み事例‐製剤・分析法‐

 

4. バリデーションに関わる規制文書と実施に必要な文書
1) 規制文書が求めているバリデーションの要件
・ 各国規制文書に見るバリデーション
・ バリデーション基準からバリデーション指針へ
・ バリデーションの種類とそのポイント
2) バリデーション実施に必要な文書
・ バリデーションMaster Planとは何か
・ バリデーション計画書と報告書作成のポイント
・ 製造指図記録書原本(Master Batch Record)作成上のポイント
・ Logbookの重要性

 

5. 技術移転とバリデーション‐Scale-upとバリデーション‐
1) 製剤設計から生産部門への技術移転‐技術から知識の移転へ‐
・ 知識移転のポイント
・ 移転時の同等性をどう検証する‐プロセスと試験法‐
2) 臨床試験結果からみるバリデーションとの係わり
・ 治験薬製造時のバリデーション
3) 製造装置とバリデーション
・ 製造装置はなぜバリデーションの対象となるのか
・ 製造装置のバリデーション‐Stage 1~Stage 3における取り組み‐

 

6. GMPとバリデーションでは保証できない医薬品品質
1) 品質システムとQuality Culture
2) 製剤開発とQuality Cultureの係わり
3) 良きQuality Culture醸成への取り組み
・ Quality Cultureは製造コストに大きく貢献する

 

7. バリデーションに関するQ&A
1) 3Lotsとバリデーション
2) 再バリデーションとCPVの違いは何か
3) 効率的なバリデーションの方法‐Worst Case Approachの活用‐
4) 暗黙知とバリデーションの係わり
5) 開発段階におけるバリデーションへの対応‐特に、分析試験法-
6) CTDにおけるバリデーションデータの記載
7) Design SpaceとControl Spaceの違い
8) その他

 

8. 査察とバリデーション
1) バリデーションに関する査察のプロセス
2) どんな準備が必要か
3) 査察における指摘事項にみるバリデーションのポイント
4) 指摘を受けたらどう対応するか
5) 無通告査察の現状

 

9. まとめ

 

【質疑応答】

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

【LIVE配信】2026/1/23(金)10:30~16:30
【アーカイブ配信】1/26~2/3(何度でも受講可能)

 

開催場所

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。

 

受講料

非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)

 

会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。

 

※セミナー主催者の会員登録をご希望の方は、申込みフォームのメッセージ本文欄に「R&D支援センター会員登録希望」と記載してください。ご登録いただくと、今回のお申込みから会員受講料が適用されます。

 

※R&D支援センターの会員登録とは?
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。

 

LIVE配信のご案内

こちらをご参照ください

 

備考

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

 

  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【LIVE配信】、【アーカイブ配信】のどちらかご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

おすすめのセミナー情報

製造業eラーニングTech e-L講座リスト

製造業向けeラーニングライブラリ

アイアール技術者教育研究所の講師紹介

製造業の新入社員教育サービス

技術者育成プログラム策定の無料相談受付中

スモールステップ・スパイラル型の技術者教育

技術の超キホン

機械設計マスターへの道

生産技術のツボ

早わかり電気回路・電子回路

早わかり電気回路・電子回路

品質保証塾

機械製図道場

スぺシャルコンテンツ
Special Contents

導入・活用事例

テキスト/教材の制作・販売