医療機器における滅菌バリデーションの基礎および滅菌関連法規制の理解【提携セミナー】

滅菌バリデーション

医療機器における滅菌バリデーションの基礎および滅菌関連法規制の理解【提携セミナー】

このセミナーは終了しました。次回の開催は未定です。

おすすめのセミナー情報

開催日時 2024/8/27(火)10:30-16:30
担当講師

山口 透 氏

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

定員 -
受講費 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:47,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:52,800円

★医療機器関連バリデーションとして、エチレンオキサイド滅菌(EO滅菌)・放射線滅菌工程について、

ISO最新規格、基準、ガイダンスに準拠し、バリデーションを構築または実施、

運用する上で必要な要求事項、および問題点を解説。

 

医療機器における滅菌バリデーションの基礎および

滅菌関連法規制の理解

 

【提携セミナー】

主催:株式会社情報機構

 


 

医薬品医療機器等法(薬機法)が施行され、滅菌バリデーション基準が改訂、およびQMS省令が改正されるなど滅菌関連の規制が年々厳しくなっています。規制では、薬事規制を遵守し規格基準を正しく解釈してシステムを構築、運用することが求められています。さらに、規制要求である滅菌バリデーションが強化されています。また、米国EPAのエチレンオキサイド(EO)排出規制、環境省通知などEOの環境汚染について今後厳しくなることが予想されます。

 

本セミナーは、医療機器関連バリデーションとして、滅菌工程(EO、放射線)について、ISO最新規格、基準、ガイダンスに準拠し、バリデーションを構築または実施、運用する上で必要な要求事項、および問題点を説明します。また、実務に近い計画書、報告書実施例を紹介し解説します。さらに、国内外のQMS適合性調査に対応した計画書、報告書が作成できるよう解説します。

 

◆受講後、習得できること

  • 滅菌バリデーションの規格要求事項と問題点の把握
  • トラブルシューティング方法
  • ISO規格の動向

 

◆講演中のキーワード

医療機器、エチレンオキサイド滅菌、放射線滅菌、滅菌バリデーション

 

担当講師

四季サイエンスラボラトリー 代表 山口透 氏

 

■経歴
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社にて医薬品、医療機器、医薬部外品、化粧品の開発(微生物関連、試験開発及びEO滅菌バリデーション)、品質保証、薬事業務に従事。
2001年より住重アテックス株式会社にて、電子線による改質、滅菌技術の研究開発、及び医薬品・医療機器等の電子線滅菌導入に係る滅菌条件設定、微生物、理化学受託試験を担当。
2015年退職後、コンサルタント業(滅菌、微生物管理、放射線改質)開始、現在に至る。
元ISO TC198 WG8国内検討委員、元ISO TC85 WG3 国内検討委員、元各JIS化検討委員、日本防菌防黴学会、高分子学会会員。

■現在の主な研究内容
放射線利用関連研究、微生物測定と管理

■過去関連テーマでの講演など
日本防菌防黴学会、放射線シンポジウム、滅菌関連セミナー/社内勉強会多数

■著書
「新GMP微生物試験法」(株)じほう
「食・健康の高安全化」サイエンス&テクノロジー(株)
「微生物管理実務と最新試験法」(株)情報機構
「バリデーション全集」(株)情報機構
「医療機器の滅菌関連試験実務とトラブル解決」(株)情報機構
「滅菌バリデーションと関連試験」(株)情報機構

 

セミナープログラム(予定)

はじめに(滅菌関連の定義と考え方について)

 

1.滅菌関連法規制(滅菌バリデーション基準、ISO規格、JIS規格)

 

2.エチレンオキサイド滅菌バリデーションの基礎知識と事例紹介
・滅菌作用機序、滅菌パラメータ、滅菌対象と製品設計の考え方、排出規制(米国EPA、環境省通知)
・製品の定義と製品ファミリー、代表設定、処理カテゴリーの考え方
・工程の定義(EO滅菌工程の設計、工程開発、滅菌条件設定の根拠)
・日常管理とプロセスの有効性、変更管理とリクオリフィケーション頻度/検証
・製品のリリース、パラメトリックリリース、単一ロットリリース要件
・滅菌の委受託管理と問題点
・滅菌バリデーションにおける問題点
PCDの利用と管理方法、既存製品との同等性の考え方と製品SAL、リクオリフィケーション不適合時の無菌性保証の考え方、複数台のプレコン/滅菌器/エアレーションの同等性、低湿度の滅菌条件の問題点
・滅菌バリデーション計画書、報告書事例紹介と問題点

 

3.放射線滅菌バリデーションの基礎知識と実務事例紹介
・滅菌作用機序、滅菌パラメータ
・製品の定義と製品ファミリー、代表設定、処理カテゴリーの考え方
・工程の定義(工程開発、滅菌条件設定、滅菌対象と製品設計の考え方)
・日常管理とプロセスの有効性、変更管理と再検証
・滅菌の委受託管理と問題点
・放射線滅菌に係る承認申請資料作成
滅菌線量設定の選定、最大許容線量(材質劣化試験)と安定性/耐久性の関係、材質劣化の評価と加速試験
・滅菌バリデーションにおける問題点と対策
低バイオバーデンの過大/過小評価と管理(VDmax法)、検定線量照射試験失敗事例、包装汚染、再検証不適合時の無菌性保証の考え方
・滅菌バリデーション計画書、報告書事例紹介と問題点

 

4.滅菌バリデーションにおけるケーススタディ
(エチレンオキサイド滅菌)
・滅菌条件ワーストケースの考え方(製品温度の上限、下限、標準条件)
・滅菌工程の改善(滅菌時間削減、滅菌温度の均一化)
・真空ポンプの経年劣化と管理基準
・滅菌管理項目設定方法とサンプルサイズの根拠
・滅菌器設備メンテナンスと機器校正と予防保全
(放射線滅菌)
・線量測定の不確かさの考え方
・バイオバーデンの類似性と同等性(菌数、菌種)

 

<終了後、質疑応答>

 

公開セミナーの次回開催予定

開催日

2024年8月27日(火) 10:30-16:30

 

開催場所

Zoomによるオンラインセミナー

 

受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

 

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

 

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

 

オンライン配信のご案内

★ Zoomによるオンライン配信

については、こちらをご参照ください

 

備考

※配布資料等について

●配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。
・お申込の際にお受け取り可能な住所を必ずご記入ください。
・郵送の都合上、お申込みは4営業日前までを推奨します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
・それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございますことご了承ください。
・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。

 

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。

 

お申し込み方法

★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。

★【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】、【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】のいずれかから、ご希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

 

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