(NMR法の基礎から学ぶ)構造生物学の発展と創薬研究の最新動向【提携セミナー】
開催日時 | 未定 |
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担当講師 | 宮ノ入 洋平 氏 |
開催場所 | 未定 |
定員 | - |
受講費 | 未定 |
★NMR法による蛋白質構造解析・構造生物学は今どこまで進んでいるのか?
★NMR法・構造生物学の基礎から最新の創薬研究動向まで、
初心者にも分かりやすく、そして幅広く解説!
(NMR法の基礎から学ぶ)
構造生物学の発展と創薬研究の最新動向
【提携セミナー】
主催:株式会社情報機構
蛋白質をはじめとする生体高分子は、常に一定の形を保持するわけではなく、生体内で時々刻々と、その姿を変えている。生体高分子のダイナミックな性質は、複雑な生命活動を高次に制御していると考えられている。近年の構造生物学では、蛋白質の立体構造を決定するだけでなく、それらが有する動態を捉えることを重要視している。これら情報より、生命機能の解明や、革新的な医薬品の開発へと展開されている。このような背景から、核磁気共鳴(NMR)法が、今後の構造生物学の発展において重要な役割を担っている。本講座では、NMR法を利用した構造生物学研究および創薬研究について、初心者を対象に解説する。
◆受講後、習得できること
- 最新の構造生物学研究法の概要理解
- NMR法の基礎
- NMRスペクトルの解析法
- NMR法を用いた創薬研究の概要理解
◆講演中のキーワード
構造生物学, NMR, 相互作用解析, 創薬研究, 細胞内測定
担当講師
国立大学法人 大阪大学 蛋白質研究所 准教授 宮ノ入洋平 氏
■経歴
2005年 横浜国立大学 大学院 環境情報学府 修了, 博士 (工学)
2004-2006年 日本学術振興会 特別研究員 (DC2、PD)
2006-2008年 香港科技大学 生化学科 博士研究員
2008-2011年 名古屋大学 理学研究科 附属構造生物学研究センター 博士研究員
2011-2017年 名古屋大学 理学研究科 附属構造生物学研究センター 特任助教
2017年- 現在 大阪大学 蛋白質研究所 准教授
名古屋大学 創薬科学研究科 招へい准教授
■専門および得意な分野・研究
構造生物学、核磁気共鳴分光法、蛋白質科学、生物物理学
■本テーマ関連学協会での活動
日本核磁気共鳴学会 評議員(2020-2023年度), 理事(2024年度)
日本生物物理学会 分野別専門委員 (2021, 2023年度)
セミナープログラム(予定)
1.統合型構造生物学研究
1-1 生体高分子の立体構造解析法
1-2 立体構造データベース(PDB, BMRB)
1-3 NMR法の基礎(利点と欠点)
1-4 NMR法による立体構造解析(自動構造解析の例)
1-5 クイズと解説、ディスカッション
2.NMR法を用いた創薬研究
2-1 試料調製法(蛋白質発現、安定同位体標識)
2-2 相互作用解析(化学シフト摂動法, STD, 19Fスクリーニング,他)
2-3 ダイナミクス解析(緩和解析、化学交換、リアルタイム測定、圧力可変, 他)
2-4 解析ツールの紹介
2-5 クイズと解説、ディスカッション
3.次世代の創薬研究に向けて
3-1 超高磁場NMR(>1GHz NMRの世界)
3-2 NMRスペクトルの高感度化(超偏極、DNP法)
3-3 高分子量試料のNMR測定(高度な安定同位体標識)
3-4 細胞内NMR測定法の高度化(細胞代謝測定、細胞内創薬)
3-5 受託NMR測定、人材育成等のプロジェクト
[全体を通した質疑応答]
公開セミナーの次回開催予定
開催日
未定
開催場所
Zoomによるオンラインセミナー
受講料
未定
●録音・録画行為は固くお断り致します。
備考
※配布資料等について
●配布資料はPDF等のデータで配布致します。ダウンロード方法等はメールでご案内致します。
- 配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡致します。
- 準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止致します。
お申し込み方法
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