医薬品製剤入門［製剤の前提知識編］（eラーニング）

医薬品は、人の病気の治療や予防に用いられますが、用いられる薬物をそのまま医薬品として投与されることはあまりありません。薬の有効成分を使いやすい形に加工しなければなりません。そのための技術が製剤です。

つまり製剤とは、有効成分を必要に応じて服用できる使いやすい医薬品にする過程のことです。添加物等を用いて加工(製剤化)し、服用しやすい形態(剤形)にします。そして、得られたものを製剤といいます。

そして、製剤の過程においては、薬が本来持つ有効性・安全性を損なわないことはもちろん、服用しやすくするための工夫（味や使用感の加工など）が必要です。

本講座では、製薬関係企業にお勤めの医薬品製剤の初心者の方々を対象として、医薬品製剤に必要な基礎知識を解説しています。更に、それぞれの製剤に必要な試験法を解説しています。

本講座の狙い

• 医薬品製剤に必要な基礎知識、更に、必要な試験法についての基礎知識を提供する。

想定受講者

• 製薬関係企業にお勤めの医薬品製剤の初心者、製造部のオペレーター

医薬品製剤

• 医薬品製剤とは
• 医薬品製剤化のメリット
• 医薬品製剤の分類

製剤基礎知識

• 製剤基礎知識
• 溶液製剤の基礎知識
• 界面活性剤
• 乳剤(エマルション、エマルジョン)
• 懸濁液(サスペンション、サスペンジョン)
• 粉体製剤の基礎知識
• 流動性
• 充填性
• 混合性
• ぬれ
• 吸湿性
• 粒子径
• 半固体製剤の基礎知識
• レオロジー
• チキソトロピー
• レオロジー特性の測定

製剤試験法

• 製剤試験法
• 安定性試験
• 固形製剤に関する試験法
• 貼付剤・テープ剤に関する試験法
• 注射剤に関する試験法
• 容器の試験法

Tech e-L「医薬品製剤入門」シリーズの講座はこちら

• 製剤の前提知識編
• 製剤化・安定化技術編
• 経口製剤編
• 非経口製剤編
• 添加剤編