リチウム電池にかかわるインピーダンス測定・解析法と実践に向けたポイント【提携セミナー】
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もっと見る開催日時 | 2023年8月4日(金)10:00~17:00 |
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担当講師 | 立花 和宏 氏 |
開催場所 | Zoomによるオンライン受講 |
定員 | 30名 |
受講費 | 55,000円(税込) |
★電気化学の基礎知識から、測定、解析に向けたポイントを解説します
リチウム電池にかかわる
インピーダンス測定・解析法と実践に向けたポイント
【提携セミナー】
主催:株式会社技術情報協会
講座内容
本講座では、主にリチウム電池にかかわるインピーダンス測定・解析法を取り上げます。次世代電池への期待が高まる今だからこそ、道を踏み違えないよう、電池の本質を見直しておきたいです。また電池は総力戦です。狭い専門知識だけでなく、広く見渡す力が求められます。
電気化学測定法としてのインピーダンスに軸足をおき、化学や電気について初歩をおさらいしつつ、目標に向かって最初の一歩を踏み出せるようお手伝いします。
習得できる知識
- 電気化学の基礎知識から、電気化学インピーダンス測定、その解析法について理解が深まる
担当講師
山形大学 学術研究院 准教授 博士(工学) 立花 和宏 氏
セミナープログラム(予定)
1.電気化学の基礎中の基礎
1.1 身近なインピーダンス測定の応用 ―体脂肪計、塩分計―
1.2 直流と交流、電気抵抗と静電容量 ―電気回路の描き方―
1.3 回路計とオシロスコープ―電圧、電流、波形の読み取り―
1.4 電池の仕組みと電気の流れ― 電池式の書き方と電極の種類と呼び方 ―
1.5 電池の起電力と分解電圧 ―心電図にも使われる銀塩化銀電極―
1.6 ボルタ電堆からリチウムイオン二次リチウム電池へ-電池の進化と複雑化-
1.7 リチウムイオン二次リチウム電池―材料と構造―
1.8 電池内部における電場と電流密度、電気力線
2.電池のインピーダンスと材料物性
2.1 電池の電気抵抗と静電容量の非直線性-電圧、電流、電気量-
2.2 電池の性能とインピーダンス ―電池の起電力と内部抵抗―
2.3 電池の形状と電池の性能-電極面積、電極間距離、セル定数―
2.4 全電池と半電池 ―参照電極を使った測定―
2.5 バルクと界面 ―等価回路―
2.6 バルクの物性値― 溶液抵抗と導電率、静電容量と誘電率―
2.7 界面特性値 ―反応抵抗と反応過電圧、電気二重層容量―
2.8 固体間接触 ―接触抵抗、固体電解質―
3.インピーダンス測定から解析まで
3.1 評価セルの設計-材料評価、構造評価、システム評価-
3.2 周波数応答と過渡応答 -LCRメーター、FRA、フーリエ変換-
3.3 電池の直流成分の取り扱いとインピーダンス-セルの接続と測定条件-
3.4 デジタルノイズとインピーダンス-AD・DA変換とサンプリング精度-
3.5 サイクリックボルタンメトリーとインピーダンス-電位制御-
3.6 充放電試験とインピーダンス-電流制御-
3.7 ボードプロットとコールコールプロット
3.8 周波数特性と等価回路-ガルバニック過程の取り扱い-
【質疑応答】
公開セミナーの次回開催予定
開催日
2023年8月4日(金)10:00~17:00
開催場所
Zoomによるオンライン受講
受講料
1名につき55,000円(消費税込・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
備考
資料は事前に紙で郵送いたします。
お申し込み方法
★下のセミナー参加申込ボタンより、必要事項をご記入の上お申し込みください。
※お申込後はキャンセルできませんのでご注意ください。
※申し込み人数が開催人数に満たない場合など、状況により中止させていただくことがございます。